« 詩集 『若葉のうた』 金子光晴 | トップページ | 林家木久扇さん・・・癌を叱る »

2016年8月11日 (木)

お母さんの出てくる短歌 角川『短歌』2016年7月号から

 蝉の声が夜明け前から聞こえてくる季節になりました。ひょっとすると深夜にも聞こえることがあります。← 蝉も寝言を言うことがあるのでしょうか (^J^)

 それは別としても、以前になかったほど現代には音声や文字情報がたくさんあります。音声で申しますと、テレビ・ラジオ・電話・携帯電話・地域のスピーカー・・・昨日は、そのスピーカーから食中毒警報が出たことが告げられました。48時間後に自動解除とのこと。

 そして、文字では、新聞・チラシ看板、そして本 ・・・ これは好きで図書館で借りてくるのですけれども。

11
  そういう中で、心に響いてくるのは、やはり心のこもった言葉です。月刊誌、角川『短歌』2016年7月号に、読者から投稿された歌から選ばれた第471回角川歌壇に入選した歌を読んでいましたら、お母さんが登場する歌が印象に残りました。

秋葉四郎選

 特選 介護するわれら娘は病みがちに百四歳の母元気なり

                             宮城県 坂本捷子

 秀逸 いつだって励ましくるる母のいてようやく見ゆるあの青い鳥

                             青森県 猫田 馨

  選者のコメント 母への率直な感謝が出ていて、一読快い。具体的には言っていない「幸せ」も暗示されている。

 佳作

  娘の再婚相手と楽しげに語る園芸の趣味合う夫は

                             千葉県  小出道子

  時代が複雑になってくると、お母さんの直面する事態も複雑になってくるのですね。それにしっかりと向き合って明るく歩んでおられるお母さん、ご家族を思い、頭が下がります。

   この『短歌』という月刊誌を離れますが、時代は、しばらく前のこと、こんな短歌が詠まれていました。

十億の人に十億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや

                     暁烏 敏 (あけがらす はや)

というかたの歌です。

 ちなみに、この短歌が詠まれた当時、世界の人口は10億と言われていたそうです。

 今日も、よい日となりますように。

 

|

« 詩集 『若葉のうた』 金子光晴 | トップページ | 林家木久扇さん・・・癌を叱る »

コメント

いつも感謝、暁烏さまのうた私も大好きでした。越女お母様、お元気でお過ごしでしょうか.
私は今日パパが用意してくださった{金色夜叉}を演じてまいります、お祈りを!!
また玄冶店の女とても面白く夜更かしし、読みました、名著講義は少しむずかしい、私が日本人になった理由はまだ手元に、短歌は明日にでも借りてきて久美さま(私の亡母と同じ名)とともに読みましょう、猛暑の毎日皆様のご健康を祈ります。
※ ムーミンパパより
  「金色夜叉」の上演、お祈りしています。夢希さんの豊かな魅力が名作を得て充分に発揮されることを確信しています。
 ブログで紹介させていただいた本を感度よくとらえていただき、ありがとうございます。
 スポーツ好きの高山の母は、オリンピック、そして甲子園の高校野球をテレビ観戦し、元気をもらっている毎日・毎夜のようです。
 いつも、お心にかけていただき、ありがとうございます。
 今日のお働き、豊かに祝福され、多くの方に喜んでいただけるよい日となりますように。

投稿: 夢希 | 2016年8月11日 (木) 07時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お母さんの出てくる短歌 角川『短歌』2016年7月号から:

« 詩集 『若葉のうた』 金子光晴 | トップページ | 林家木久扇さん・・・癌を叱る »