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2016年8月31日 (水)

『小澤征爾 指揮者を語る』

『小澤征爾 指揮者を語る』

小澤征爾 語り 有働由美子 インタビュー
100年インタビュー 制作班 編
PHP研究所 2012年3月29日 第1版第1刷発行
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 私は、高校生の時に、友人が貸してくれた『ボクの音楽武者修行』という本で小澤征爾さんのことを知りました。覚えているのは、単身日本からメーカーにスクーターを借り受けて、日の丸を付けてヨーロッパを走り、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した人、ということです。
 その後、世界の小澤と呼ばれる存在となり、世界のトップモデル入江美紀さんと結婚されるなど、とても有名なかたになられました。
 今回、この本を読んで、ブザンソンは、あの『レ・ミゼラブル』の作者、ヴィクトル・ユーゴーが生まれたところだと知りました。
  ブザンソンのコンクールで優勝した後、仕事の話がどこからもなく、日本に帰ろうかと考えていた頃、ローマでオリンピックがあり、その関係でヨーロッパにやってきた井上靖さんにパリでお会いしたそうです。
 井上靖さんは、ご自分の文学作品は翻訳されなければ外国では読んでもらえない、音楽は、なまで国境を越えて感動を呼び起こすことが出来る。だから、世界を舞台として活躍すべきだと励ましてくださったそうです。
  ◇     □     ○      ☆     ※
 こうした出会いがあって、その後の世界の小澤と呼ばれる道が開けていったのですね。
人と人との出会いは自分で仕組むことはあまりできない要素がありますが、それだけに大切にしたいと思いました。1959年、23歳で海外に出かけるエネルギー、ほぼ7年間にわたる桐朋学園での斎藤先生秀雄先生殻の学びなど、素地は長年培われていたのですけれど、すてきですね。
 病と闘いながら、少年少女、青年、後輩たちと音楽を学び合い、一緒に創り上げている小澤さんの姿に感銘を受けております。
  ◇     □     ○      ☆     ※
 長くなってすみません。 いつか、書いたかと思いますが、小澤さんの素晴らしさを物語る一つのエピソードを。
 ある卓越したヴァイオリン奏者が書いていたことです。
  小澤征爾さんの指揮のもと、難しい曲を演奏していたとき、次に自分が出るところのタイミングが分からなくなってしまって焦った時があったそうです。まさにそのとき、順調にいっているときの練習ではそんなことをしなかった小澤さんが絶妙のタイミングでサインを送ってくれたとのこと。大編成のオーケストラで楽団員の数も、楽器の種類もたくさんで難曲を演奏しているときに、この一人のヴァイオリニストが助けを必要としていることを瞬時に把握し、文字通り、手をさしのべることができる小澤征爾さんなのですね。  すごいと思いました。勇気を持ってそのことを告白しているヴァイオリニストにも頭が下がります。
 計り知れないほどの音楽の力のこともありますが、小澤征爾さんのそのたゆみない歩み、挑戦し続ける若さ・向上心に力をいただいています。
 今日も、よい日となりますように。8月31日 ・・・語呂合わせでヤサイの日の日だそうです。 (^J^)

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2016年8月30日 (火)

『それでも「老人力」』

『それでも「老人力」』  轡田隆史(くつわだ・たかふみ9 著

三笠書房 

0004 今日の本の書名を見て、「ああ、自分にはまだ関係ない」とお思いになったかた、そのかたは、しっかりとお若いかたなのだと思います。 でも、いつかは行く道かなと広い心で、走り読みでもしていただければ幸いです。

老人力」という言葉は、赤瀬川源平さんに端を発しています。

 記憶力が衰えた と落ち込まずに、忘却力が勢いを増して細かいことにくよくよしなくなった とプラス方向で明るくとらえる というのが「老人力」と私は受けとめました。 ← もっともっと奥が深いようですけれど。

 この本に 一本の樹木と「対話できる」老人力の輝き という章があります。

 宮中歌会始に召人となった加藤克巳さんの歌が二首紹介されていました。

 希ひこめ心に植ゑし一本の苗すくすくと伸びつづけゆく

 日はのぼり日はまた沈むいつのときもわれに凜たり心の一樹

 公園のベンチにたたずんでいるお年寄り 眺めているのは一本の木 ・・・孤独に見えるかもしれないけれど、対話しているのです。いつでも凛として天を指さしている一樹をこころに育てながら。

 詩人、長田弘さんの詩集『深呼吸の必要』(晶文社の一節も紹介されていました。

 おおきな木をみると、立ちどまりたくなる

 おおきな木の下に、何があるだろう。

 何もないのだ。

 何もないけれど、木のおおきさとおなじだけの沈黙がある

 うーむ  何だか 深いのです。

  全部を分からないけれど、何かそこにある そういう感覚を大切にして前向きに成長していきたいと思いました。

 著者の轡田さんは、朝日新聞に勤務し、論説委員も務めた方。サッカーに打ち込んだ年数も長いかただそうです。  「シュート無ければゴール無し!」 とコラムで書かれた熱きかたです。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年8月29日 (月)

『品のある人、ない人』

『品のある人、ない人』  中谷彰宏 著 

ぱる出版 2014年10月24日 初版発行

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 書名にひかれて図書館で、どんな本かなと手に取ってみました。人は自分にないものに憧れるということかもしれません (^_^;

 プロローグに「品があるとは、品がない自分に気づけることだ」とありました。

 「あなたは今品がないことをしていますよ」と他人は言ってくれません。品がある人は、自分で「今、ちょっと品がないことをしちゃったかな」と気づけます。

 注意されないのは、大人の社会の中で、大人として扱われずに子どもとして甘やかされている状態です。

 ここまで読んで考えてしまいました。

 うーむ、本当に子どもだったら、あまりよくない言動を周囲からたしなめられますから、品がない大人は子どもより始末が悪い存在ということになってしまいますね。

  こんな感じの言葉が62、書かれています。たとえば、43番目に「食卓でスマホを出さない」とあります。理由は、料理を作ってくれた人に対する感謝・目の前にいる人をないがしろにしない、の二つです。この章のまとめとして、品のある人は、「今、ここ、あなた」を大切にしますと書かれています。

 日常の中で、つい軽んじてしまうマナー それがいつのまにか品のない人へと自分を向かわせていないかを振り返らせてくれる本だと思います。

 33番目の「品とは、自己肯定を高めることだ」という章にも教えられました。

 「自信」と「自己肯定」とは違います。

 自信は、今自分ができるかできないかの問題です。

 自己肯定は、今できない自分を認めながら、「自分の伸びシロはこれだけあるから、きっと将来できるようになる」と思えることです。

       ◇   □   ○   ※   ☆
 

  さらなる成長のために、自分をチェックする ・・・ 手鏡のような役割を果たしてくれる本かもしれません。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年8月28日 (日)

ハイビスカスの花

 ハイビスカスの花をご近所のご近所の友人からいただきました。

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 一日花と言われる貴重な花を鉢植えでいただいたので、くださった方のご厚意にあまえてしまって、これから開花するという「エエトコドリ」ということになります。

 申し訳ないのですが、その分、しっかりと眺めさせていただくことにいたしました。

 ハイビスカスは、ハワイの州花 沖縄にもたくさん咲きますが、沖縄の県花はデエゴの花だそうです。

 ハイビスカスの花言葉

「勇敢」「新しい恋」「常に新しい美」「上品な美しさ」「繊細な美」「華やか」など

色別では

赤色 「勇敢」
ピンク色「華やか」
白色「繊細な美」

とのこと。 うーむ、どれも私からは、遙か遠いところにある言葉のような・・・

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。あなたを愛しておられる神様が喜んでくださいます。

【聖書】

 わたし(神様)の目にはあなたは高価で貴い。わたしはあなたを愛している
 

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2016年8月27日 (土)

ゴーヤのポタージュスープ

 それほど家庭菜園主任が励んでいるわけではありませんが、ゴーヤの生長・実りが好調です。 今年は白いゴーヤ(アップルゴーヤと呼ばれることもあるようです)も植えてみましたが、少しマイルドな味で、料理のヴァリエーションが豊かになりました。←こちらは、クッキング主任のムーミン・ママの担当です (^_^;

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 アップルゴーヤのポタージュスープ ・・・ 旅先の草津でキャベツのポタージュスープに出会い、感激したムーミンママがアップルゴーヤでトライしてみました。 結果は上々。旅でのよき出会いは、先入観を取り払ってくれるのですね。改めて感謝いたします。

 緑のゴーヤも張り切ってくれて← ゴーヤとムーミンママがです ・・・次のような一皿となりました。

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 ゴーヤを豚肉で包んで焼いた料理です。

  うーむ、夏痩せして秋を迎えたいムーミンパパですが、あと夏はどれくらい残っているのでしょう (^J^)

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2016年8月26日 (金)

草津温泉 

 ♪草津 よいとこ いちどは おいで~

 すてきなお湯でした。お湯の源泉と申しますか、「湯畑」と呼ばれているところは広大で、たくさんの人が訪れていました。このあたり、海抜は1156メートルとの表示がありました。 

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 湯畑を囲んでいる石柱・・・ 多くの有名人の名が記されていました。

0028  とにかく、規模の大きな「湯畑」

  ぜいたくにお金を使うことの比喩に

「お金を湯水のように使う」という表現がありますが、そんなことも忘れるほどに圧倒されて見ていました。

※ ただ、この表現はきれいな水に恵まれている日本で通用する比喩で、中国では、とても大切に使うという意味になると聞いたことがあります。

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   それにしても、湧かさなくてもお湯が大量にあふれ出ているというのは、なんという恵みでしょうか。

  ただし、湯畑のお湯の温度は90数度でしょうか 湧き出る熱湯を安全に、そして確実にそれぞれの旅館に導き、適温にして供給するのは、なかなかに大変なことだと思います。

 さて、四回にわたって、今も、夢見心地になる旅の思い出を何回かにわたって掲載させていただきました。

 私たちを連れて行ってくださった若きクリスチャンご夫妻、そして軽井沢で温かく迎えてくださった友人ご夫妻、ホテルなどでお世話になった方々・・・そして、このブログを訪れてくださる方々 本当にありがとうございます。

 上記のご夫妻たちは、岐阜の教会で、ご夫婦がそろって洗礼をお受けになったという共通点をおもちです。20数年という歳月がその間にあり、教会の建物は新しくなっていますけれど。その教会でご夫婦そろって同じ日に受洗されたのは、今までのところ、この二組のご夫妻たちだけです。 こうした巡り会わせって、うーむ・・・すてきですね。

 残暑厳しいなかですが、どうぞ、お健やかでお歩みくださいますように。今朝は、夏休みのラジオ体操のフィナーレ・・・久しぶりにたくさんの子どもたちの明るい声が聞かれました。 既に二学期が始まっているところも、これから二学期が始まる学校も、どうか、子どもたち 一人一人が明るい表情で、力を合わせて元気に遊び、意欲的に学ぶことが出来ますように。  ひとつひとつのご家庭を、神様が豊かに祝福してくださいますように、とお祈りいたします。

 今日も、涼やかな秋に向けて歩む、よい日となりますように。

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2016年8月25日 (木)

恵みシャレー軽井沢

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  上の写真は、軽井沢の雲場池・・・この池の近くに「恵みシャレー軽井沢」はあります。広い敷地と建物・・・ちょうど聖歌隊の合宿をしている学校が来ていて、練習の成果を夕食後に聴かせてくれました。すてきな歌声でしたよ。

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 出会って三十年ほどになるクリスチャンご夫妻が軽井沢におられて、久しぶりにお目にかかることが出来たことはとても大きな喜びでした。

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 私が、この夏も夏痩せしていないためか、軽井沢の最初の一文字、「」が特に心地よく響くきました。

 軽井沢は、標高が千メートル、涼しく、高原野菜などなど、美味しくいただきました。

 どなたですか、「軽井沢で重たくなるのはだーれだ」などとおっしゃっているのは (^_^;

 渡り廊下でつながっているカフェのピアノで、しばらく連弾を楽しませていただきました。

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    今日も、よい日となりますように。

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2016年8月24日 (水)

大王わさび農場

  旅で、最初に訪れたのが、「大王わさび農場」でした。わさびの生育には、きれいな水が必要とのこと・・・それを目の当たりにいたしました。

0011 清流がわさび田に水を供給し、上には日よけが工夫されています。

 このわさび農場には百年の歴史があるのだそうです。

  スケールの大きさに驚きました。

  わさびをすりおろして食べるメニューも整っている食堂がありました。

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わさびの写真が続くわけ・・・そうです。 せめて写真で「わさび漬け」になっていただこうと思いました。(^J^)

 今日も、(適度に辛みの効いた)よい日となりますように。

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2016年8月23日 (火)

夏の旅 安曇野ちひろ美術館 トットちゃん広場

 おお、ラベンダー畑 ・・・ と思ったのですが、青いサルビアでした。長野県北安曇野郡松川村のちひろ美術館に2016年7月23日にオープンした「トットちゃん広場の一角の眺望です。
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 トットちゃん、こと黒柳徹子さんが、胸躍らせて学んだ電車の中の教室が再現され、ちひろ美術館では、それとつないだ企画が展開されていました。

A マニアの方には、すぐお分かりになるのでしょうか。

 「モハ」という1927年製の電車

「デハニ」は1926年製

 松川村が長野電鉄からゆずり受けたとても貴重な車輌とのことです。




B 「モハ」の中は図書館、「デハニ」の中がトモエ学園の教室の再現になっています。

 夏休みということもあって、たくさんの子ども、大人が訪れていました。

 そうそう、申し遅れましたが、私、ムーミンパパと、その家内、ムーミンママは、同じキリスト教会に通うすてきな若いご夫婦のお世話になって、二泊三日の旅行を楽しませていただきました。

 今、思い出しても、まるで夢のように楽しく、美味しく、涼しく ・・・ たいへんすてきな旅でした。

 本当に、ありがとうございました。

 読んでくださっているあなたにも、すてきな夏の思い出の時間がありますように。(そうでないと申しわけありませんから)

 今日も、よい日となりますように。

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2016年8月22日 (月)

『吉沢久子 97歳のおいしい台所史』

『吉沢久子 97歳のおいしい台所史』  吉沢久子 著

集英社 2015年7月8日 第1刷発行

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 このかたが古谷綱武さんと結婚された1950年(昭和25年)32歳のときに東京日日新聞に暮らしの原稿を連載することになったとき「主婦」と書くかどうか考えていたときに、友人が「家事評論家」としたらどう、と提案してくれたのだそうです。そのころ、ほかにそういうことで執筆している方がなかったそうで、「家事評論家第一号」となったとのこと。

 66歳で夫の古谷綱武さんと死別され、とても寂しかったそうです。一緒に笑ったり、本を読んだり、意見を言い合ったり、共通の経験をしたり、共通の思い出を語り合う人がいなくなったということが。

 寂しい日が続いて心がささくれだったような、ざらついてきたようなとき、外で、好物の柿の白和えを食べたら本当においしくて、ああ、もっと食べたいと思い、自分で作ろうと台所に入ってからは、何だか身体が軽くなったようで、気持ちも自由になって、そうだ、この一人暮らし、一人の時間は、家族が、私にくれた贈り物なのだ、と思ったそうです。

明日は分からない、でも何とかなるだろう という章に次のように書いておられます。

    ◇    □    ○    ☆   ※  

 私は、一生活者なんです。でも、今日できたことが、明日どうなるかは、分からない。不安が全くないと言えば、そうでもありません。一人ですから、突然胸が苦しくなったらどうしよう、泥棒が入ってきたらどうしようか、地震で家が壊れてしまったら・・・など、不安をあげたらきりがありませんよね。

 もう、百年近くを生きてきて、それを数えて日々暮らしていくより、私は、明日はどうなるか分からないと思っているのですね。だから、今日を精一杯生きよう、と。朝起きて、さあ、何を食べようかな、あの本を読んでみようかな、菜園の葉っぱはどうなっているかな、あの方に手紙を書こうかな、今夜は動物の番組があるし、夕食はカンパリでも飲んで・・・。

 私の性格なのかもしれませんが、心配したり、悩んだり、クヨクヨしたりということが、幸い、私にはあまりないのです。

 ストレスもなく、すごく幸せなのですね。

       ◇    □    ○    ☆   ※

 前向きにいろいろなことに取り組まれた例として、早い時期にタイピングを覚え、速記の技術を身につけ、エスペラントの学習会に加わって学ばれました。セキスイプレハブ住宅が売り出されてそれを買ったときには、セキスイの方が黒川紀章さんを連れてインタビューにみえたそうです。吉沢さんが『婦人公論』などで、モノを買うときは「使用頻度」を考慮したほうがよい、と言ったら、それ以来「使用頻度」という言葉が社会に定着したことも書かれています。

 『前向き』という本を2011年に出され、著書も増えてベストセラー作家になっておられるそうですから、私が書くまでもなく、多くの方に知られ、愛されている方なのだと思います。

 今日も、よい日となりますように。 

 

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2016年8月21日 (日)

本田美奈子さん 素晴らしい歌をありがとう

 白血病で2005年11月6日に召された歌手、本田美奈子さん・・・彼女が2002年から2003年にかけて吹き込んだCD「AVE  MALIA」を聴きました。

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 カッチーニの「アヴェ・マリア」・プッチーニの「私のお父さん」・ホルストの「ジュピター」・フォーレの「シシリエンヌ」・マスネの「タイスの瞑想曲」・ニュートンの「アメイジング・グレイス」など14曲 ・・・ いずれも素晴らしい名唱だと思います。

  歌詞を付けて歌われるのを聴くのは初めて、という曲もありました。

  38歳という生涯でしたけれど、精一杯、美しく歌い上げたすばらしい歌手だったと思います。 ありがとうございました。私たちも神様からの一度きりの招待といわれるこの世での人生の一日一日を大切に歩み抜くことが出来るようにと願います。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2016年8月20日 (土)

健全な肉体に健全な精神は宿る

  健全な肉体に健全な精神は宿る ・・・ ちまたでは、このように伝わっているこのことばは、実は、「健全な肉体に健全な精神が宿って欲しい」 という願いのことばだったそうです。

 もし、「健全な肉体に健全な精神は宿る」が実現しているならば、ドーピングの問題も起こらないと思うのですが、なかなかこの言葉の実現は難しいですよね。

  けれど、「健全な肉体に健全な精神は宿る」を実現している話題もあります。

☆ オリンピック柔道73キログラム級の金メダルに輝いた大野将平選手は、選手村でたくさんのペットボトルをごく自然に拾って、安全・美化に努めているそうです。

☆卓球男子シングルスの銅メダリスト水谷隼選手は、卓球のラケットでのルール違反根絶に声明を発表し、そう表明することによって自分が捨て石の存在になることもいとわないと堅い決意、卓球への愛情を貫いています。

 心地よい涼風を感じますね。

 もう一つ、大切なこと ・・・ 現在、病気のかた、療養しておられる方、お身体に不自由なところがあるかた のことです。パラリンピックにはオリンピックに匹敵する感動、オリンピックを超える感動が展開します。

 そして、パラリンピックに出場する、しないに関わらず、健全な精神で多くの人を力づけているかたがたくさん、たくさんおいでになります。

 そのことを改めて心に刻みたいと思います。

 今日もよい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

(オリンピックの試合日程と日曜日が重なったときのイギリスのランナーを描いた「炎のランナー」という映画を思い出しますね。)

 

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2016年8月19日 (金)

? 8月19日は 何の日でしょう 

 わあ、今日もクイズか と思われたかた、すみません。

 でも、今日のクイズは、分かりやすいのではないでしょうか。語呂合わせもピタリと決まっていますから。

 そう、ご名答です。 8月19日・・・俳句の日ですね。

 そこで、一句。

  金メダル あっても なくても 熱き夏

   「暑」の字ではなく「熱」を用いたところがみそです。

 あっ、なーんだ その程度か と思ったかた ・・・ その意気で、どうかご自分で 一句詠んで、自信を強めてくださいますように。

  今日も、よい日となりますように。

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2016年8月18日 (木)

? 「Sports Music Assemble People」

のっけから、すみません。 クイズです。

 「Sports Music Assemble People」 ・・・何のことでしょうか。

  手掛かりは、カテゴリーが「音楽」になっていること ・・・(メンバーは幅広い分野で活躍しているので、音楽だけに収まらないのですが)

 わあ、いらっしゃいますね、もうおわかりのかたが・・

 頭文字を並べると・・・そうです。

 1991年1月1日に最初のコンサートを日本武道館で開いてデビューしたSMAPのことです。

 このグループの♪「世界に一つだけの花」の歌は、本当にすてきだと思います。2016年度大晦日に解散とのことで、それは残念に思いますけれど、発展的解散と申しましょうか、メンバー一人一人のよさ・個性が育ってきて、一つの器では収まりきれなくなってきたということで、お祝いすればよいのではないでしょうか。

 あっ、なぜ、8月18日にこの話題なのかとお尋ねですか? うーむ、あなたはSMAP通ですね。リーダーの中居くんの誕生日が今日だと知っていて、質問してくださったのではありませんか。 その通りです。ありがとうございました。

 今日も、よい日となりますように。

 お急ぎでなかったら「続きを見る」をクリックしてください。記念に、♪「世界に一つだけの花」の歌詞を掲載させていただきました。

続きを読む "? 「Sports Music Assemble People」"

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2016年8月17日 (水)

詩 「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」 石垣りん

  この詩は、中学校の国語の教科書に掲載されていたことがあります。その関係で、作者の石垣りんさんが岐阜市に来てくださって、自作の詩を朗読していただいたことを懐かしく思い出します。心地よい、澄んだお声でした。

  現在は、調理器具や設備も進歩し、炊事・クッキングに携わるのは、必ずしも女性だけではなくなりましたが、この詩の心は引き継がれていることと思います。

石垣りん

「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」


それは長い間 私たち女のまえに
いつも置かれてあったもの、
自分の力にかなう
ほどよい大きさの鍋や
お米がぷつぷつとふくらんで
光り出すに都合のいい釜や
却初からうけつがれた火のほてりの前には
母や、祖母や、またその母たちがいつも居た。
その人たちは どれほどの愛や誠実の分量を
これらの器物にそそぎ入れたことだろう、
ある時はそれが赤いにんじんだったり
くろい昆布だったり たたきつぶされた魚だったり
台所では いつも正確に朝昼晩への用意がなされ
用意のまえにはいつも幾たりかの
あたたかい膝や手が並んでいた。
ああその並ぶべきいくたりかの人がなくて
どうして女がいそいそと炊事など 繰り返せたろう?
それはたゆみないいつくしみ
無意識なまでに日常化した奉仕の姿。
炊事が奇しくも分けられた
女の役目であったのは
不幸なこととは思われない、
そのために知識や、世間での地位が
たちおくれたとしても おそくはない
私たちの前にあるものは
鍋とお釜と、燃える火と
それらなつかしい器物の前で
お芋や、肉を料理するように
深い思いをこめて
政治や経済や文学も勉強しよう、
それはおごりや栄達のためでなく、 全部が
人間のために供せられるように
全部が愛情の対象あって励むように。

  ◇     □     ○   ※   ☆

 NHKの朝のドラマ「とと姉ちゃん」のテーマにもつながるような、いろいろなことへの広がりが感じられますね。

 今日も、よい日となりますように。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年8月16日 (火)

『漱石のことば』 姜尚中 

『漱石のことば』  姜尚中(カン サンジュン)著

集英社新書 2016年3月22日 第1刷発行

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 姜尚中(カン サンジュン)さんは、1950年生まれ。専門は政治学・政治思想史とのことですが、NHKの日曜美術舘などにも登場して、博識と深いお考えを感じさせる方です。

  夏目漱石を50年来、愛読され、深く傾倒しておられることが伝わってきます。本書は、漱石の作品から148のフレーズを選んで、解説・コメントしておられます。序章「残念な人生へのやさしい讃歌」から下記のように抜き書きしてみました。

           ◇   □   ○    ※   ☆

  漱石は、『硝子戸の中』で、病気の進行を尋ねられて「継続中です」と答えてきます。 ・・・略・・・ 生きるということは、わからないことが「継続中」であることを示しています。言い換えれば、それは、私たちが「途上」にあることを示しているのです。

 答えがない。行けども行けども、ゴールはない。どこまで歩いても途上である。

 さしあたり、60代半ばの私は、「途上」を生きること自体が、青春だと思うようになりました。・・・今でも青春は「継続中」だと思っています。未完成であることが、ただひたすらにうれしいのです。

       ◇   □   ○    ※   ☆

  私たちの人生も完成に向けて「継続中」であり、「途上」にあるのですね。

 ゆっくりと読み味わってみたい本です。

 今日も、よい日となりますように。

 

 

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2016年8月15日 (月)

中村文子さんの短歌

 こんな短歌に出会いました。2013年8月5日、朝日新聞「天声人語」で紹介されたこともあるそうです。

それほどに戦さ(いくさ)がしたい男らよ 子を生んでみよ 死ねと言えるか

                          中村文子

 中村文子さんは、2013年6月に99歳で亡くなった沖縄の女性で、平和な世界を願って熱心に活動されたかただそうです。

 我が子を戦場に送りたくないのは、女性だけでなく、男性もそうです。意地とか立場上のことを優先しないで、本音を大切にすれば、戦争反対が、どの親も叫べるはずです。

  内村鑑三は、日露戦争に反対を表明しました。負けた場合のことを考えただけでなく、勝った場合も国が武力を頼みにした方向に進んでしまい、どちらの場合も必ず将来に暗雲をもたらすことをはっきりと予見していたそうです。

 日本のある文学者は、「戦争を始めることを決めた政治家・軍人は、自分とその家族を戦場の最前線に向かわせること」を法律に明示すれば、戦争は避けられるという意味のことを書きました。

 狭い視野で自らの利益を図る考えを抱き、力で人を従わせようとする行いから人類全体が卒業できますように。

マタイによる福音書】

 平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2016年8月14日 (日)

卓球女子 伊藤美誠選手

 オリンピックの日程も進んで、卓球の団体戦が始まっています。日本とポーランドの試合をテレビ観戦しました。15歳の伊藤美誠選手がポーランドのエースの選手と対戦 ・・・相手の年齢は30歳だそうです。伊藤選手は身長150センチだそうですが、スピードと打球の強さで相手を圧倒したプレーを展開・・・解説者がホームランバッターのように身体が強いと感心していました。

 身体の強さも、さることながら、初めてのオリンピック出場を楽しんでわくわくしているという精神力のたくましさも、頼もしいですね。中国選手との対戦も楽しみだと語っています。

 福原選手、石川選手の成熟に加えて、若手の台頭、成長は本当に嬉しいですね。

 スポーツ界だけでなく、人間社会の全体について、若手の成長に希望を抱きながら、安心してこれからを展望できる世界でありたいと願います。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2016年8月13日 (土)

郡上踊り 13日から16日までは徹夜踊りです

  郡上市で開催されている郡上踊り ・・・ これは、観光客も参加できる開かれた踊りです。

特に、今日、13日から16日まで4日間は、徹夜踊りです。
 詳しい場所・時間は、下記のURLをご覧ください。
http://www.gujohachiman.com/kanko/odori_schedule.html
 本当に、午前4時あるいは5時頃まで、踊りが続くのです。ただし、同じ所で4日間開催すると、その通りに住んでいるかたたちは、そうです、不眠になってしまいますよね。
 ですから、メインになる通りは、動いていきます。
 判定員の方が踊りの輪を巡回して審査する時間帯があり、おめがねにかなうと免状が発行されます。(免状の実費が少し必要です。)
 もし、関心があり、行ってみようという方は、どうぞ。浴衣を借りられるお店があり、講習も受けられる場所があるようです。 でも、大半の方は、しばらく踊りの列の横で見よう見まねで練習し、やがて、列に加わっていきます。
  若者たちが三味線・太鼓・歌を務める時間帯も設けられていて、伝統文化の継承の配慮がしっかりとなされています。
  こうした配慮は、郡上踊りだけでなく、全国のいろいろなところでなされていることと思います。
 郡上を治めていた殿様の縁で、東京の青山通りで、定期的に郡上踊りが行われているのがニュースで報じられたりしていますね。
 今日も、よい日となりますように。
 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2016年8月12日 (金)

卓球 男子 銅メダル !! 水谷 隼 選手

 ついにオリンピック 卓球男子に史上初のメダル ・・・ 水谷 隼選手(27歳) ほんとうに ほんとうにおめでとうございます (^J^)

 三位決定戦の相手、ベラルーシのサムソノフ選手(40歳)も、スポーツで鍛え上げたすばらしい風格のある表情で、見応えのある熱戦でした。

【附】 私が感動しているわけ ← 個人的な事情ですが。

その1.私の甥が「水谷隼人」なのです。卓球をしていたわけではありませんが特に音楽面で卓越した可能性を秘めています。

その2.運動神経に特に見るべきところのない私が唯一打ち込んだスポーツが、卓球なのでした。左利きのシェイクハンドというのが特長と言えば特長で、中学、高校と卓球部。大学でも卓球部に入部しましたが、管弦楽団との両立は難しいと判断して短期間で退部。

 卓球は、それぞれの年齢に応じた楽しみ方ができる種目だと思います。

 私も、ウオーキングに加えて、近くの体育施設で再開したいと、今日の水谷選手の快挙で本気に思うようになりました。 おめでとう。そしてありがとう、水谷選手!!

 今日も、よい日となりますように。

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林家木久扇さん・・・癌を叱る

 人気テレビ番組「笑点」・・・8月7日は2525回目を迎えました。語呂合わせを考えるまでもなく「ニコニコ」ですね。

 黄色い着物を着て、とぼけた持ち味でたくさんの笑いを誘っている林家木久扇さんは78歳とのこと。漫画・絵画をたくさん描き、ラーメン販売業も展開。とよ田三茶という俳号をもち、俳句歴27年だそうです。

 いつも明るい木久扇さんですが、8月8日の岐阜新聞に木久扇さんの談話が掲載されていました。それによりますと、2000年に胃がんで胃の2/3を切除し、2014年7月には喉頭がんと診断。声がかすれ、死よりも「廃業」の2文字が頭をよぎるのが怖かったそうです。

 お弟子さん10人とご家族7人を養えなくなる・・・ それをなんとかしようと、がんを「おい、出てってくれ」と叱りつけていたそうです。お医者さんにそのことを伝えると「とてもいいことだ」と言われたことも書かれていました。

Photo1 放射線治療を週5日、7週間受けて、幸い、9月初めにがんは消えたそうですが、声は出ず、気が気でなかったそうです。9月21日におかみさんに「おはよう」と言われ何の気なしに「おはよう」と声を出せたときにはおかみさんが涙ぐんだとのこと。

 そういう辛い闘病生活を送って、あの明るい笑顔があるのだということ、すごいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2016年8月11日 (木)

お母さんの出てくる短歌 角川『短歌』2016年7月号から

 蝉の声が夜明け前から聞こえてくる季節になりました。ひょっとすると深夜にも聞こえることがあります。← 蝉も寝言を言うことがあるのでしょうか (^J^)

 それは別としても、以前になかったほど現代には音声や文字情報がたくさんあります。音声で申しますと、テレビ・ラジオ・電話・携帯電話・地域のスピーカー・・・昨日は、そのスピーカーから食中毒警報が出たことが告げられました。48時間後に自動解除とのこと。

 そして、文字では、新聞・チラシ看板、そして本 ・・・ これは好きで図書館で借りてくるのですけれども。

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  そういう中で、心に響いてくるのは、やはり心のこもった言葉です。月刊誌、角川『短歌』2016年7月号に、読者から投稿された歌から選ばれた第471回角川歌壇に入選した歌を読んでいましたら、お母さんが登場する歌が印象に残りました。

秋葉四郎選

 特選 介護するわれら娘は病みがちに百四歳の母元気なり

                             宮城県 坂本捷子

 秀逸 いつだって励ましくるる母のいてようやく見ゆるあの青い鳥

                             青森県 猫田 馨

  選者のコメント 母への率直な感謝が出ていて、一読快い。具体的には言っていない「幸せ」も暗示されている。

 佳作

  娘の再婚相手と楽しげに語る園芸の趣味合う夫は

                             千葉県  小出道子

  時代が複雑になってくると、お母さんの直面する事態も複雑になってくるのですね。それにしっかりと向き合って明るく歩んでおられるお母さん、ご家族を思い、頭が下がります。

   この『短歌』という月刊誌を離れますが、時代は、しばらく前のこと、こんな短歌が詠まれていました。

十億の人に十億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや

                     暁烏 敏 (あけがらす はや)

というかたの歌です。

 ちなみに、この短歌が詠まれた当時、世界の人口は10億と言われていたそうです。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2016年8月10日 (水)

詩集 『若葉のうた』 金子光晴

 今日は、孫娘のことを書いた詩をご紹介します。

「ムッシュKの日々の便り」というブログから引用させていただきました。ありがとうございます。

http://monsieurk.exblog.jp/22498139/

 金子光晴の孫娘、すなわち森乾の長女若葉は、1964年(昭和39)6月に生まれた。このとき金子は70歳だった。

 森の若葉d0238372_7163940.jpg

なつめにしまっておきたいほど
いたいけな孫むすめがうまれた

新緑のころにうまれてきたので
「わかば」という 名をつけた

へたにさわったらこわれそうだ
神も 悪魔も手がつけようない

小さなあくびと 小さなくさめ
それに小さなしゃっくりもする

君が 年ごろといわれる頃には
も少しいい日本だったらいいが

なにしろいまの日本といったら
あんぽんたんとくるまばかりだ

しょうしちりきで泣きわめいて
それから 小さなおならもする

森の若葉よ 小さなまごむすめ
生れたからはのびずばなるまい

  ◇   □   ○   ☆   ※

 若葉さんの妹さん、夏芽さんが生まれ、詩人 金子光晴さんは  孫娘への愛を、若い人には無縁のもの とことわりながら 遠慮なく詩に書き綴っておられます。 うーん、いいいものですね。

  今日も、よい日となりますように。

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2016年8月 9日 (火)

イチロー選手 「僕が何かすることで・・・」 ー8月9日 2 ー

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 イチロー選手にとっては、まだまだゴールではないのでしょう。1日1日が現役の大切な一歩一歩 ・・・ 健康で進んで行かれることを願っています。

 画像・タイトルなど、岐阜新聞朝刊8月9日から引用させていただきました。 ありがとうございます。

 オリンピックでは、体操男子が見事金メダル そのほかの種目でも胸が熱くなる活躍が展開されていますね。 

 熱く、そして太陽も暑い日々 ・・・

  どうぞ、お健やかでお歩みくださいますように。
 
  

 

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詩 ミミコの独立   山之口貘

 昨日に続いて、詩人と幼い娘さんの詩を紹介させていただきます。

ミミコの独立   山之口貘

とうちゃんの下駄なんか
はくんじゃないぞ
ぼくはその場を見て言ったが
とうちゃんのなんか
はかないよ
とうちゃんのかんこをかりてって
ミミコのかんこ
はくんだ と言うのだ
こんな理屈をこねてみせながら
ミミコは小さなそのあんよで
まな板みたいな下駄をひきずって行った
土間では片隅の
かますの上に
赤い鼻緒の
赤いかんこが
かぼちゃと並んで待っていた

   ◇    □    ○   ☆   ※

 16行の詩で、幼な子の自我の目覚め、独立の過程が表現されていますね。

  オリンピックが始まり、甲子園では夏の高校野球の熱戦が展開 ・・・ それはそれとして、私たち一人一人が、この夏を熱中症にならずに過ごすことも、金メダルと同じくらい価値ある偉業だと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年8月 8日 (月)

オリンピック 福原愛選手 成長が表情に・・・

 卓球の福原愛選手がルーマニアの強豪に4セット連取してストレート勝ちする試合をテレビで観ました。

 驚きました。あの「愛ちゃん」の表情が厳しい大人のそれになっていたのです。

 内面の充実・成長は表情を変えるのですね。

 危なげのない勝ちっぷりでした。インタビューに応じている表情もきびきびとしていました。

 目標を見定めて充実した練習を重ね続けると、大人の表情へと人は育つのですね。

 どれだけ苦しい練習を重ねているのだろうと考えて、感動しました。

 初めて見たのですが、女子テニスの日比野選手・・・素晴らしいプレー、素晴らしい表情でした。日本の女子テニスで6人全員が初戦を突破したのは新しい歴史と呼ばれる快挙とのこと。

 オリンピックをこれから目指すわけではありませんが、姿勢を見習いたいです。

 

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詩 「夕方の三十分」 黒田三郎

 昨日、卵の話を書きました。内容につながりはありませんけれど、今日は、卵の登場する詩を・・・。

※ この記事が未完のまま、5日11時ころから6日に気付くまでブログに顔を出してしまっていました。すみませんでした。完成して改めての登場です。

 夕方の三十分 <黒田三郎>               

コンロから御飯をおろす
卵を割ってかきまぜる
合間にウィスキーをひと口飲む
折り紙で赤い鶴を折る
ネギを切る
一畳に足りない台所につっ立ったままで
夕方の三十分

僕は腕のいいコックで
酒飲みで
オトーチャマ
小さなユリの御機嫌とりまで
いっぺんにやらなきゃならん
半日他人の家で暮らしたので
小さなユリはいっぺんにいろんなことを言う

「ホンヨンデェ オトーチャマ」
「コノヒモホドイテェ オトーチャマ」
「ココハサミデキッテェ オトーチャマ」
卵焼きをかえそうと
一心不乱のところへ
あわててユリが駆けこんでくる
「オシッコデルノー オトーチャマ」
だんだん僕は不機嫌になってくる

化学調味料をひとさじ
フライパンをひとゆすり
ウィスキーをがぶりとひと口
だんだん小さなユリも不機嫌になってくる
「ハヤクココキッテヨー オトー」
「ハヤクー」

かんしゃくもちのおやじが怒鳴る
「自分でしなさい 自分でェ」
かんしゃくもちの娘がやりかえす
「ヨッパライ グズ ジジイ」
おやじが怒って娘のお尻をたたく
小さなユリが泣く
大きな大きな声で泣く

それから
やがて
しずかで美しい時間が
やってくる
おやじは素直にやさしくなる
小さなユリも素直にやさしくなる
食卓に向かい合ってふたりすわる
  ◇   □    ○   ※   ☆
 ダスティン・ホフマン 主演の映画 「クレイマー クレイマー」を思い出されたかたもおありかもしれませんね。映画では、フレンチトーストを作っていたような・・・。
 詩人って偉大だなぁと改めて思います。 これだけの文字数で、夕方の三十分間が活写されているのですから。
 今日も、心に残る時間の生まれる よい日となりますように。
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  8月7日の朝、キリスト教会の礼拝堂を彩ってくれていた花たちです。ありがとうございます。
 

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2016年8月 7日 (日)

卵を割らなければ オムレツは作れない

 テレビ番組「徹子の部屋」に岸惠子さんが出演していて、女優を続けるか、結婚するかで考えていたとき、彼女にプロポーズした相手がこう言ったのだそうです。

 「卵を割らなければ オムレツは 作れない」

 卵を割るのは惜しいけれど、割らなければ卵は卵のままで、オムレツはあきらめるしかない ・・・ 人生のとても大きな選択の場面で、こういう例を持ち出すとは、さすがフランス流の洒落れたセンスでしょうか。

 あれも、これも と思っていると、虻蜂取らずになってしまいます。何かを選ぶということは、ほかのものを捨てること ・・・選んだ後は、その選択をしてよかったという心でひたすらにベストを尽くす ・・・ そういういさぎよさが人生を豊かにするのだと思います。

 サラリーマン川柳にこういうのがありました。

 プロポーズ あの日にかえって ことわりたい

 うーん、この川柳が上位入賞したこと、分からないでもありませんね。

 でも、できるならば、歩み出した今の道を最上の道と思い定めて歩みましょう。 意地や痩せ我慢でなく、それは素晴らしい生き方です。 ・・・ まずは、思い切って卵を割りましょう。 おいしいオムレツを焼くために !!

 今日もよい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2016年8月 6日 (土)

『つばき』 山本一力

『つばき』  山本一力 著 光文社 2014年7月20日 初版 第1刷発行

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 山本一力さんは1948年、高知県生まれ。先日登場していただいた宇江佐真理さんは1949年、函館市生まれ。

 ともに江戸時代を舞台に市井の人の生活と人情をあたたかい目で描くこのお二人には、ある期間、お歳暮交換があったそうです。山本さんからはスキヤキの肉を1キロ、宇江佐さんからは新巻鮭・・・すぐ食べられるように切り身に仕上げられていて塩加減も見事だったそうです。

 宇江佐さんが逝去されて新しい作品が読めなくなった私は、今回、山本さんの小説を読んでみました。うーん、つばきというこの女性、気っぷがよくて、機転が利き、堂々としていて、いいではありませんか。安くておいしい一膳飯屋さんを経営して見事に江戸の町で生きているのです。

 本書の舞台である深川に移ってくる前は浅草で一膳飯屋『だいこん』を商っていたそうですので、読む順番は逆になりましたが、今度は、その物語『だいこん』を借りてきます。 → 読んでみました。腕のよい大工である父親が賭博で借金をし、長年家族が苦労するというところは好きではありませんが、そういう境遇の中で培われた主人公つばきの生き方が光っています。

 さて、図書館には、久しぶりに自転車で行きましょうか。それとも車で行きましょうか。 ちょっと迷っています。

 こんなことで迷っていると、主人公の「つばき」に叱られそうですね。

 何しろ、深川の新参の店に二百文の弁当百食の注文を受け、張り切って届けに行ったところ、そんな注文はしていないと言われ、落ち込みそうなものですが堂々と事情を述べて、大口の注文を受けるきっかけを作って帰ってくるというしっかりした女性なのです。

 ともあれ、今日もよい日となりますように。

 明日は、日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2016年8月 5日 (金)

『名著講義』 藤原正彦

『名著講義』  藤原正彦 著  文藝春秋 2009年12月10日 第1刷発行

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 著者は、『国家の品格』がベストセラーになった藤原正彦さん ・・・お父さんは新田次郎さんです。 選ばれた名著12冊の内容をめぐって数学者である藤原さんの学識の豊かさがお茶の水女子大学の学生との率直なやりとりによって縦横に展開されているところがこの本の魅力です。

 20人ほどの学生とのゼミナールのオープンな雰囲気が伝わってきます。選ばれた本の内容、それぞれの著者、世界における日本の在り方などについて、示唆に満ちています。

 『武士道』新渡戸稲造・『余は如何にして基督信徒となりし乎』内村鑑三・『学問のすゝめ』・福沢諭吉などなど12冊にわたる12回の講義が収められています。これらの本の原文を読むことはなかなかできませんが、この本を読むとそれぞれのエッセンスを理解することが出来るように書かれています。

 前書きに、「文藝春秋」誌の女性編集者がジーンズをはくなど十歳ほど若づくりしてゼミに立ち会って録音し、(学生さんとの)「お肌の張りの差に愕然」としたとあります。あっ、これは引用しなくてもよかったかもしれませんが、ゼミに参加した学生さんの発言内容の勢いある若さの一端にふれたつもりです。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年8月 4日 (木)

キッチン ダニエル 

 美味しくて 真心と ボリューム たっぷりの キッチン ダニエル

 岐阜市と各務原市を結ぶ道に、そのお店、「キッチン ダニエル」はあります。

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 メニューの一つ、とんかつ定食です。とんかつが2枚あるのにお気づきでしょうか。ここにお味噌汁が加わります。 私のように、食べ盛りを過ぎた方、もともと普通か、やや小食の方は、あらかじめボリュームを少なめにと注文されるほうがよいかもしれませんね。 そうそう、これに食後のコーヒーが付きます。

 営業は、午前11時半から午後2時半 ・・・ラストオーダーは、午後2時までとなっています。定休日は、日曜日・祝日・水曜日です。

 心くばりとボリュームたっぷりのすてきなキッチン ダニエル 機会がありましたら、ぜひ、訪れてくださいますように。

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 今日も、よい日となりますように。









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2016年8月 3日 (水)

『私が日本人になった理由』  ー日本語に魅せられてー 

『私が日本人になった理由』  ー日本語に魅せられてー 

ドナルド・キーン  著  PHP研究所 2013年5月2日 第1版第1刷発行

 NHKアナウンス室 「100年インタビュー」制作版 インタビュー 渡邊あゆみアナウンサー 0004
 覚えておられる方が多いでしょうね。2011年3月の東日本大震災以後、原子力発電所の放射能事故の影響が心配されました。日本に在住しておられた外国の方が本国に避難、帰国し、来日を予定していた芸術家のかたも、それを取りやめたケースが多くありました。無理からぬことだと思います。

 そうした中で、こういうときだからこそ、日本へ行きますとコンサートを敢行し、♪「ふるさと」を日本語で歌って力づけてくださったオペラ歌手がおられました。

 そして、日本文学を世界に紹介し、川端康成さんのノーベル文学賞受賞も、この方の働きなくしては実現し得なかったといわれるロナルド・キーンさんは、震災の翌年、帰化して日本人となられました。

            ◇    □    ○    ☆   ※

 「国破れて山河あり」とありますが、私はむしろ逆ではないかとさえ思います。時の流れの中で、時に山は崩れ、川も流れが変わることもあるでしょう。

 しかし、人の言葉は残ります。古代エジプトやギリシャの言葉は残っている。それは山よりも海よりも強いとさえ思える。芭蕉は奥の細道を旅してそれを実感し、感動したと私は思っています。・・・・私は今回の東日本大震災を記憶し、将来に伝えんとする文学がいつか生まれるのではないか、生まれて欲しいと願っています。まだ、現在は復興に追われ、文学にまで行き着いておらずとも、やがて生まれる文学の中には、山や川よりも長く残る作品がある筈だと期待しています。

      ◇    □    ○    ☆   ※

この本の巻末のことばです。

 100年先の皆様へ

 現在の日本とはずいぶんちがった国になっていることでしょう。

 今も未来も守るべきものはあります。それは日本語です。

 100年先には日本語以外の言葉が国際語になっているかもしれません。

 しかし、日本語こそが日本人の宝物と信じて疑いません。

 ぜひ守ってください。これこそは私の一番の願いです

 お願いします。 ドナルド・キーン (鬼 怒鳴門)

       ◇    □    ○    ☆   ※

  それほど厚くなく、読みやすい本ですが、読んでいて、何度も、何度も胸が熱くなりました。

  今日も、よい日となりますように。 暑さに負けぬ 熱き心で

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2016年8月 2日 (火)

ほどよい雨 そして・・・

 7月31日と8月1日に、岐阜市では夕立が降り、一気に涼しくなる恵みにあずかりました。8月1日には、虹も空にかかり、しばし見とれておりました。0002
 肉眼では、もっと鮮やかだったのですが ・・・ でも、きっと肉眼で眺めることができた方もおられることでしょう。

  何か、虹が空にかかるとすてきな恩恵にあずかった思いがいたします。聖書には、ノアの洪水の後に神様の約束の印として虹のことが書かれています。

    七色 ・・・ 赤 橙 黄 緑 青 藍 紫 (せき とう おう りょく せい らん し)をくっきりと見ることはむずかしいですし、 副虹は、その逆に色が並ぶと書かれていますが、今回は、そこまで確かめることが出来ませんでした。二つ虹が出ていることに喜んでしまい、見比べるところまでしっかりと見なかったのですね。

 でも、近所に住む家内のお友だちが「今、虹が出ていますよ」と、虹を見る喜びを共有しようと電話で教えてくださったことを、家内はとても喜んでおりました。ありがとうございます。

  今日も、よい日となりますように。

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2016年8月 1日 (月)

『玄冶店(げんやだな)の女』 宇江佐真理

『玄冶店(げんやだな)の女』  宇江佐真理 著
幻冬舎 2003年5月25日 第1刷発行
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 宇江佐真理さんは、昨年11月に66歳でお亡くなりになりました。江戸時代の市井の人々の生活と人情を、生まれ育った北海道に住みつつ書き上げてきた方でした。闘病しながら、ある月刊誌の10月号まで、「髪結い伊三次」シリーズを書き続けておられたとのことです。
 図書館で宇江佐さんの著書を見かけると借りていましたから、この『玄冶店(げんやだな)の女』も一度は読んだことがあると思ったのですが、ぱらぱらと見ても思い出せなかったので、借りてきて読んでみました。 最後まで新鮮に読めました。 ← 喜んでいいのでしょうね、多分。
 日本橋から旅に出る人を見送る場面があり、♪「お江戸日本橋」の歌詞の意味がよく分かりました。
 江戸時代、旅は七つ立ち(午前4時頃)が相場だったそうです。そして、東海道53次は日本橋から今日の鴨川の三条大橋までの126里(約495キロ)だったとのこと。
 こうした知識的なこと二加えて胸のすくような啖呵が聞けますし、いろいろ胸の痛む出来事もありますが、主人公の生き方が真っ直ぐなので、後味のよい時代小説に仕上がっているのが、宇江佐さんの素晴らしいところだと思います。
 作家仲間にも、宇江佐さんを、姐御とかおふくろさんとか慕っておられたかたが少なくないようです。
 よろしければ、機会がありましたらお読みください。
 今日も、よい日となりますように。

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