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2016年8月10日 (水)

詩集 『若葉のうた』 金子光晴

 今日は、孫娘のことを書いた詩をご紹介します。

「ムッシュKの日々の便り」というブログから引用させていただきました。ありがとうございます。

http://monsieurk.exblog.jp/22498139/

 金子光晴の孫娘、すなわち森乾の長女若葉は、1964年(昭和39)6月に生まれた。このとき金子は70歳だった。

 森の若葉d0238372_7163940.jpg

なつめにしまっておきたいほど
いたいけな孫むすめがうまれた

新緑のころにうまれてきたので
「わかば」という 名をつけた

へたにさわったらこわれそうだ
神も 悪魔も手がつけようない

小さなあくびと 小さなくさめ
それに小さなしゃっくりもする

君が 年ごろといわれる頃には
も少しいい日本だったらいいが

なにしろいまの日本といったら
あんぽんたんとくるまばかりだ

しょうしちりきで泣きわめいて
それから 小さなおならもする

森の若葉よ 小さなまごむすめ
生れたからはのびずばなるまい

  ◇   □   ○   ☆   ※

 若葉さんの妹さん、夏芽さんが生まれ、詩人 金子光晴さんは  孫娘への愛を、若い人には無縁のもの とことわりながら 遠慮なく詩に書き綴っておられます。 うーん、いいいものですね。

  今日も、よい日となりますように。

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