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2016年8月 9日 (火)

詩 ミミコの独立   山之口貘

 昨日に続いて、詩人と幼い娘さんの詩を紹介させていただきます。

ミミコの独立   山之口貘

とうちゃんの下駄なんか
はくんじゃないぞ
ぼくはその場を見て言ったが
とうちゃんのなんか
はかないよ
とうちゃんのかんこをかりてって
ミミコのかんこ
はくんだ と言うのだ
こんな理屈をこねてみせながら
ミミコは小さなそのあんよで
まな板みたいな下駄をひきずって行った
土間では片隅の
かますの上に
赤い鼻緒の
赤いかんこが
かぼちゃと並んで待っていた

   ◇    □    ○   ☆   ※

 16行の詩で、幼な子の自我の目覚め、独立の過程が表現されていますね。

  オリンピックが始まり、甲子園では夏の高校野球の熱戦が展開 ・・・ それはそれとして、私たち一人一人が、この夏を熱中症にならずに過ごすことも、金メダルと同じくらい価値ある偉業だと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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