お医者さんとの会話
毎月1回、血圧などの薬を処方していただきに通っている診療所でのこと。血圧の測定や、聴診器での検査などをしていただいて、体重と身長の話題になり、お尋ねしてみました。
「体重は増減しやすいのに、身長が2センチほど縮みました。どうしてですか?」
すぐに明解なお答えがありました。
「脊椎は24個、その間に軟組織、椎間板があって、ちょうどふっくらした座布団のように衝撃を和らげる働きをしています。その20数カ所の椎間板が加齢によって、たとえば1ミリずつ薄くなったとするとそれで、2センチほど、身長が減ることになります。」
「なるほど・・・。うーん、笑点では面白いことをいうと座布団が増えますが、背骨の場合は残念ながら、座布団は取られるだけというか、椎間板は薄くなる一方なのですね」
◇ □ ○ ※ ☆
こういう会話をして帰ってくることができるのも、ほぼ健康だからと、ありがたく思っています。
このお医者さんは、昨年、身体の具合が不調になって、私の意識としては青い顔をして行ったのに
「顔が黄色っぽくなっていますね、黄疸を起こしている可能性があります。紹介状を書きますから大きい病院で診てもらってください」と手配してくださいました。おかげで、胆嚢関係の不具合があることが分かり、早めに必要な処置をしていただけました。
104歳の現役医師、日野原重明先生は、病院にもよりますが、長時間待って、3分の診療という傾向があることを憂えて、「その3分間に自分の状態、症状が伝わるように有効なプレゼンテーションを」と書いておられます。
なかなか難しいことだと思いますが、取り組む価値のある課題だと思います。 患者さんを別の人と間違えたり、手術するところの左右を間違えたり、血糖値の高い患者さんには用いてはいけない薬を、他の症状に気を取られて失念して使ってしまったり・・・ということなどが起きないために。
ちなみに、173センチあった私の身長は、170と171の間くらいになりました。実生活に差し支えはありませんが、ちょっと残念です。ようし(容姿)、いえ、よーし、体重も 減らしますね。今度お会いするときにムーミンパパがスナフキンに変身していても驚かないでくださいまし。
さて、今日も,よい日となりますように。
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