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2016年9月26日 (月)

『人間の旬』 大村 智 著

『人間の旬』 (人間の しゅん) 

大村 智 著

毎日新聞出版 2016年8月10日 発行

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  特にアフリカで数億人を救ったイベルメクチンという特効薬を作った功績で、2015年、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智博士の本です。




 巻頭に、「あなたはきっとノーベル賞をもらう人です」と大村博士を励まし、支え続け、病のため、2000年9月に亡くなられた奥様への献辞があり、本文でも奥様のことを深い感謝のこころを込めて綴っておられます。

 ノーベル賞の授賞式のおりには、娘さんが付き添ってくれたそうです。

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  恩師、研究仲間、親交のある世界の学者さんたちとの交流や、モネ、ロダンの芸術などを語るときには、見る目の鋭さ、広い視野、発想の展開などなど、同じ人類とは思えないほど、圧倒的な高さ、異次元のことのようですが、それでも読み進んでしまいます。

  故郷に美術館、温泉っを作られさらに、ご自身が病院での待ち時間などをもてあまされた経験から、大勢の人が集まる病院に文化があってもいいのではないかと考え、1990年には埼玉県北本市に北里大学メディカルセンターという病院を建てられました。今では、「絵のある病院」、「美術館病院」とも呼ばれ、市民コンサートも開かれて親しまれているそうです。

 こうした見事な生き方には、敬服するしかありませんが、知性と人間味に溢れた随筆です。よろしければ、お読みください。

今日も、よい日となりますように。

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