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2016年9月 8日 (木)

『ぼく 字すきやもん』 篠田志づ子

『ぼく 字すきやもん』 

篠田志づ子 著

白鳳社 2006年1月20日 第1刷発行

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  著者の篠田志づ子さんは、日展入選・東京書作展審査員・毎日二十一世紀賞受賞などの経歴をお持ちになる書家です。岐阜市で書道教室を通じて、たくさんの教え子を育てられました。

 この本は、その書道教室で開花した教え子の一人、佑太(ゆうた)くんの成長と、篠田志づ子先生さんの愛情と工夫に満ちた書の指導、そして佑太くんのお母さん、書道教室の仲間との歩みを事実に基づいて、篠田志づ子先生が執筆され、娘さんである篠田治美さんが力を合わせられて完成したそうです。

 本の帯で紹介されていますように、話すことや算数がみんなよりちょっとおくれていても「ぼく、泣かへんぞ」と、字を書くことに熱心に取り組み続けた佑太くん ・・・ その言葉通り小学1年生のときから一度も泣いたことのなかった佑太くんがはげしく泣きじゃくったのは中学2年生で全国学生書道展に応募した作品が自由課題部門第一席 桜花賞 を受賞したと告げられたときでした。

 ここにいたるまでの歩みは決して平坦な道ではありませんでしたから、この場面には、私も心から感動いたしました。

  感動は、力を湧き上がらせてくれます。及ばずながら、前向きに歩んでまいりたいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

※ 2016年4月28日に、 『ふたりごころ』 ー生と死の同行二人- 篠田治美 さん  という題でこのブログに書かせていただいた記事の、時間系列から申しますと、今日の記事のほうが前編ということになります。瀞花 篠田志づ子様、篠田治美様、そして今は四十代になっている佑太くん、そしてお友だち、ありがとうございます。心から、お礼申し上げます。

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