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2016年10月31日 (月)

絵本 『 Life ライフ 』

絵本 『 Life  ライフ 』

くすのき しげのり  作   松本春野 絵
瑞雲社 2015年3月1日 初版発行  2016年8月2日 3刷発行
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 ほのぼのとする絵とストーリーです。
 表紙の見返しに記されている文を引用・紹介させていただきます。
 ◇    □    ○    ※   ☆
  町の外れに「Life (ライフ)」という小さなお店があります。
 でもお店といっても、だれかが働いているわけでも、なにかを売っているわけでもありません。
 ある冷たい風が吹いた日、一人のおばあさんが「ライフ」にやってきました・・・。
冬の間も「ライフ」には、たくさんの人が訪れ、そしてすてきな春がやってきました。
 ◇    □    ○    ※   ☆
  うーん、もう少し、本文から書き添えますね。 (作者さん、ごめんなさい)
  お客は、『ライフ』をのぞいて、必要なものや、気に入ったものがあれば持って帰ります。
 そのかわり、自分が使わなくなったものや、だれかに使ってもらいたいものをおいていくのです。
 こんなふうに ・・・。
 というわけです。
 すてきな一文をもう一箇所だけ  (作者さん 本屋さん ごめんなさい。)
  来るときには、うつむいていたので気がつきませんでした。でも、顔をあげれば、幸せは見つかるものです。
  よろしければ、どうぞ。
  この絵本は、昨日のブログに登場した、山に登り降りりする妹がプレゼントしてくれました。この妹は、保育園に長年勤め、小さいながら絵本の図書室を家に設けています。 すてきな絵本をありがとう。
 10月のフィナーレ ・・・今日も、よい日となりますように。

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2016年10月30日 (日)

天高く ・・・

  私の妹のひとりは、元気で山に登って、そして元気に降りてきます。
  下の写真の日付は、10月14日となっていますから、妹が、その健脚・体力を維持していることは確かです。
  ちょっとした斜面でも息が切れる自分のことはさておいて、妹のその健康が嬉しく、そして美しい写真の光景をお裾分けしたくて、今日のブログとなりました。皆様も、どうぞ、お健やかで。

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  ここからは、付け足しです。
  私は、牧師の家庭に生まれました。 兄は飛騨高山教会の牧師をしています。そして二男の私は教育の道を歩んで来ました。 そして、妹が二人 ・・・ うーむ、讃美歌を四部合唱するのにこの構成は理想的ではありませんか (^J^)
 あのサウンド・オブ・ミュージックのトラップ一家のように 家族で合唱を ・・・ というふうにはなりませんでしたが、父の指導のもと、「山べに むかいて われ  目を あぐ」 という讃美歌301番を練習する場面が我が家にあったことを覚えています。
※ お尋ねくださるかたがありましたので、讃美歌301番の歌詞などを画像で添えさせていただきます。
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 なぜか、そのときの一回だけで、定期的に練習するにいたらなかったのは、
1.父がいそがしかったからか、2.四人兄妹のハーモニーが育つには時間がかかると父が判断したのか、3.初めての練習でこれだけ歌えるならば、改めて指導するまでもない と考えたのか、今となっては知るよしもありません。 3.が一番ありそうではなく、2.である可能性が一番高そうです。
 駄弁を弄しました。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
 今日も、よい日となりますように。 
 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。
 

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2016年10月29日 (土)

すてきな朗読会 「読人の会」発表会

 岐阜市立中央図書館で朗読グループ「読人の会」の発表会がありました。5回目だそうです。

 このグループの指導講師である前田幸子さんは、開会のあいさつに、次の俳句を織り込まれました。

 渋かろか 知らねど柿の 初ちぎり  加賀千代女

 味わいのあるご挨拶でしたよ。

 プログラムは、次の二作品でした。

 『鉄道員(ぽっぽや)』 浅田次郎 作  を三人の方で。
 『藤十郎の恋』     菊池 寛  作  を二人の方で。
 
 ※ おことわりしていませんので、ステージの写真だけ 掲載させていただきますね。
 
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  『鉄道員(ぽっぽや)』は、高倉健さん・広末涼子さんなどが演じて映画化されたことがありますね。
 磨かれた朗読を通して場面が彷彿としてきて、感動いたしました。
 『藤十郎の恋』は、舞台中継を以前、観たことがあるように思います。多分ですが、そのときは、長谷川一夫さんが藤十郎を演じていたように思います。 昨日の朗読では、役作りに苦悩している藤十郎が、手がかりを得ようと懸命になる場面ではステージが赤系統の照明となり、緊張感が高まりました。
  長年、一語一語を大切に取り組んでこられた方々の真摯な歩みが伝わってきて、心が震えました。 素晴らしい時間をありがとうございました。
 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月28日 (金)

『ハンニバル戦争』 佐藤賢一 著

『ハンニバル戦争』 

佐藤賢一 著

中央公論社 2016年1月25日 初版発行

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  あの強大なローマ帝国と戦ったカルタゴの名将 ハンニバルとローマの貴族 スキピオとの長年の戦いが展開する小説です。

  私が高校生のころ、カルタゴとローマの戦いの映画を見たことがあって、そのとき、ハンニバルを演じた俳優がビクター・マチュアでした。精悍な顔つきのこの人は、西部劇では、保安官ワイアット・アープとともに存在感を感じさせるドク・ホリディの役を見事に演じていました。

 そうそう、「サムソンとデリラ」という映画では、もちろん、サムソンをビクター・マチュアが主役として活躍していました。

 そういえば、高校で世界史を教えてくださった先生が、カルタゴを攻め落としたローマの将軍、スキピオの言葉を紹介してくださったのを思い出しました。と申しましても、うろ覚えですので、ご存じのかたは、お教えくださいますように。

 「バビロン、マケドニアは既になし。カルタゴは今、炎上している。ローマも、またいつの日か」

 勝利者であるローマの将軍がこう言っているのが、印象的ですね。

 スキピオは、以前にも活躍した親族がいて、そちらは、大スキピオと呼ばれ、ハンニバルに勝利したスキピオは小スキピオ、勝利をたたえて、「スキピオ・アフリカヌス」と呼ばれるようになったそうです。

 歴史は、栄枯盛衰を感じさせますね。

  ドイツの大統領が「過去に目を閉ざす者は、結局のところ、現在にも盲目となる」と語っています。 心に響く言葉ですね。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2016年10月27日 (木)

顰み(ひそみ)にならう

 顰み(ひそみ)にならう ・・・ 先日の『湖底の城』 宮城谷昌光 著の第七巻にこのことばが登場していました。

 越王、勾践に仕えた女性に、西施(せいし)という絶世の美人がいて、あまりの美しさに憧れた女性たちが、西施が体調をくずして、そのため、眉をしかめたらしいのですが、その表情がまた格別に美しかったということになったのだそうです。

 それを伝え聞いた当時の越の国の国の女性たちがこぞって、眉をしかめるしぐさを始め、そのことが顰み(ひそみ)にならう ということばとなって今に伝わっているのだそうです。

 さすがに、普段、登場することは、ほとんどなくなっているかもしれませんね。

 映画女優、オードリー・ヘップバーンが名作「ローマの休日」で、髪の毛を短くする場面があり、その髪型が世界中に広まった ・・・ というようなことも、知る人が少なくなっていますし ・・・  今、ヒットしているアニメではなく、ラジオ放送で人気を博した「君の名は」で、岸惠子さんの「真知子巻き」が大流行したことも、忘却の彼方へと ・・・ ラジオでは、「真知子巻き」は見られません(^J^) ラジオ放送の後、映画化されたのですね。

詳しくは、下記のURLをどうぞ。

http://cinema.ne.jp/recommend/kiminonaha2016091017/

 そういうことを知っている人に希少価値が出てくるのが、時代の流れというものでしょうか。

 今日の話題、ことばの散歩道ということで、特に私にこだわりがある内容ということではありません。

 「あっしには関わりがないことでござんす」と申し上げても、時代劇で有名になったこの台詞自体、ご存じない方が多いでしょうか。 

 それはともかく、今日も、よい日となりますように。

 

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2016年10月26日 (水)

「紫蘇もなか」

 世界遺産に登録されている白川郷 ・・・ どぶろくまつりに足を運んだ友人から、お土産をいただきました。

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 デザインに、やはり、合掌造りが起用されています。
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  おお、もなか も、このように合掌造り ・・・  紫蘇が生かされた餡 郷愁を呼び覚ますすてきなお味でした。ごちそうさまでした。ありがとうございます。
  伝統を守って醸造されたどぶろくが振る舞われ、天候にも恵まれて、訪れたたくさんの観光客も、白川郷のよさを満喫されていたとのことです。
  どぶろくと濁り酒は、同じというかたと、違うものだというかたがいらっしゃるようです。
 こんな話を読んだことがあります。濁り酒が一般的だった昔、造り酒屋、鴻池家の反映をねたんで、お酒を蓄えている樽に、かまどの灰を投げ込んだ人がいたそうです。
 そういう状態になっているのが発見されて、大騒ぎになったのですが、灰を投げ込まれた濁り酒の上の方がきれいに澄んでいることに気がついて、それを勇気を出して試飲してみると、何とも素晴らしい味のお酒 ・・・ 清酒が出来ていたとのこと。
 災い転じて福を為すとは、こういうことをいうのでしょうか、思わぬことで、清酒の製造技術が開発され、ますます鴻池家は反映したそうです。
 そういううまいことは、滅多に起こらないかも知れませんが、時には起こりうるのですね。
 今日も、よい日となりますように。
 

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2016年10月25日 (火)

ふじばかま

  先日、「秋の七草」のところで写真を掲載した「ふじばかま」・・・ 秋日和が続いて、ふと気づくと、このような姿になっていました。 

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 手前が完成形かと思っていましたら、ちゃんと花が開くのですね。もう少し早く気がつけばよかったのですが、でも、この後も、蕾を咲かせて見せてくれることと思います。
 「菊の肥やしは主(ぬし)の足音」という言葉を聞いたことを思い出しました。 美しい「菊」を咲かせるには、育て主が足しげく様子を見に行って適切な世話をするのがなによりだということのようです。
 「菊」という漢字に米の字が入っているのは、お米を育てるのと同じように、八十八か、それ以上の手間をかけるということなのでしょうね。
  野の花は、そうした手間を必要としないのでしょうけれど、せっかく育てているからには、やはり様子を見にいく自分へと育ちたいと思いました。
 目玉焼きを焼くときなどは、面倒見がよくなるのですけれど (^J^)
 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月24日 (月)

『湖底の城 呉越春秋 7 』 宮城谷昌光

『湖底の城 呉越春秋 7 』

宮城谷昌光 著
講談社 2016年9月27日 第1刷発行
※ 『小説現代』 2015年9月号 ~ 2016年8月号 に連載され、それが、単行本になったのが、この第7巻です。 この物語とは、そういうわけで七年越しのつきあいということになります。 図書館に、その年の第☆巻が姿を現しているのを見つけるのは、とても嬉しい時間の始まりとなります。
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  さて、第6巻までは、伍子胥(ごししょ)という人物に軸足を置いて、孫武という軍事の天才を生かした呉が楚に大勝し、呉が隆盛となる展開でした。
  この7巻では、今でも「呉越同舟」という言葉が残っているほど、呉とは仲の悪かった越との戦い・・・越王勾践(こうせん)と彼に仕える范蠡(はんれい)が呉を破り、父王を倒されて呉の王となった夫差はその復讐の思いを強くつのらせて、間もなく越に攻めてこようとしているところまでが書かれています。
 印象に残ったところを紹介させていただきます。
 父の喪に服して喪屋に起居している勾践に、計然という優れた師の講義を聴いて学んだことの報告に范蠡が訪れる場面で、范蠡が痛感したことです。
 人の胸を打つことばとは、いちど腑(ふ)に落としてからだしたものなのである。
  □     ◇      ○    ☆     ※
 付和雷同 ということばを、范蠡(はんれい)の上司が分かりやすく説くところもあります。
 君主はおのれに同ずる者を求めがちであるが、そういう者が増えると国家は危うくなる。臣下は君主に和するのがよい。なんじは、和するとはどういうことか、わかる面(つら)をしている。
     □     ◇      ○    ☆     ※

句友人

 ある有力者が、自分の娘、白斐(はくひ)の結婚相手として范蠡の品定めに行き、すっかり范蠡に魅了されて、帰宅して娘に告げる場面があります。 いいなぁ、と思いました。
 帰宅した宝楽は、すぐに白斐をみつけた。おそらく白斐は父の帰りを息を凝らして待っていたのであろう。もともと皓(しろ)い顔がさらに白かった。宝楽はその前に坐ると、大きく呼吸してから、「そなたの夫になる人は、海内一(かいだいいち)だ」と大仰にいった。
さっと白斐の顔に赤みがさした。多くの人を観てきた父の目が、みそこなうはずがない。そう信じている白斐は安心のため息をついて、父にむかって頭をさげた。
         □     ◇      ○    ☆     ※
  と、喜んでしまって、引用が長くなりました。 フアンの引き倒しになっているかも知れませんが、どうぞ、お許しください。
  そして、よろしかったら、1巻から7巻まで、どうぞ、ご自分でお読みくださいますように。 私の借りている第7巻も、出来るだけ早く図書館に返却いたしますから。


 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月23日 (日)

若き音楽療法士さんの活躍

 岐阜市の中央図書館で、オレンジ・カフェという月一回の会がもうすぐ始まるというところに行き合わせました。認知症の方とそのご家族、そしてサポーターの方たちの交流会ということのようです。

 見学ということで、参加させていただきました。プログラムの最初に、音楽療法士のお二人による歌の時間がありました。

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 ご覧の通り、ホワイトボードが紅葉、そしてドングリで彩られ、毛筆で大きく書かれた歌詞が提示されました。一曲目は「紅葉」、二曲目は「どんぐりころころ」かなと思ったら、♩「リンゴの唄」でした。

 若き音楽療法士のお二人は、黄色と赤の衣装で、秋の雰囲気を演出。

「リンゴの唄」が、昭和20年の10月10日に発表されたこと、この歌を聴いてくれた人には並木路子さんから、リンゴのプレゼントがあったことを初めて知りました。(当時、リンゴはとても高価だったとのこと)

 こうしたエピソードを手短かに伝えたあと、会場の皆さんで歌いました。「時間の関係もあるだろうけれど、ある歌を好きな方は、前奏なども、よくご存じの方がほとんどなので、できるだけ、丸ごと味わっていただけるようにしなさい」と教えられたことを思い出しました。 ・・・ 前奏から後奏まで、見事な、そして歌いやすい伴奏でした。

  若き音楽療法士が活躍しているのを、とても嬉しく思いました。

 70歳の男性音楽療法士である私・・・それだけで希少価値がある、などと考えていないで、励みますね。

  そうそう、この会、お茶の時間があって、何とスターバックスのコーヒー「オータムン・ブレンド」(そういう名だったと思います)を味わわせていただきました。

 作業療法士のかたに筋トレの指導もしていただき、よい学びをすることもできました。 ありがとうございました。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2016年10月22日 (土)

金木犀の香り

  この秋は、金木犀の香りが少ないなぁ、と少し寂しく思っていました。そうしましたら、ここ三日間ほど、あの懐かしいような芳香に何回か出会うことができるようになりました。

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 9月は、秋雨や台風などの影響で、日照時間が例年の25%ほどだったのが、ここ数日、秋晴れが訪れた → 気温が上がり → 金木犀の花が開く →芳香が解き放たれる  こういうことのようですね。

 大自然の仕組み、営みは密接につながりあっているのだなあと改めて思いました。

 あなたの周囲では、どんな秋が展開していますか。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2016年10月21日 (金)

『羊と鋼の森』

『羊と鋼の森』

宮下奈都 著

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  本をよく読まれる友人からこの本のことを聞いて、本屋さんで手に取ってみました。

  うーむ、ピアノの調律に惹かれた若者の成長物語といってよいでしょうか。

  実は、椅子やベンチも備えてくださっている本屋さんで、しばらく座り読みをして、まだ読了していないのです。

  岐阜市の図書館にあることが分かり、予約申し込みをしたら、何と180人待ちとのこと ・・・予約は取り消しました。どう考えても、順番が回ってくるまで1年以上かかりますから。

 上の写真にもありますが「本屋大賞」という賞にノミネートされると、こういう現象が起きるとのこと。

 少し期間が経って、本屋さんに行ってみますと、お店のよく目につくところに10冊ほどこの本が置かれて、コーナーができていました。売れ行きがよいのでしょうね。

 現在までのところ、この本屋さんを二回訪問して、座り読みで70ページまで読み進みました。

 書名の「羊」は、ピアノの弦を叩くフェルト、そして「鋼(はがね)は、そうです、ピアノの弦を現しているとのこと。

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  直木賞にもノミネートされ、この本についての審査員の評価は「イチオシ」という人と、「もっと奥深く、幅広く」という、この作家のさらなる成長への期待を強調した人と分かれたようです。 

  先日ご紹介したNHKの全国音楽コンクールの来年の課題曲の作詞を、この本の著者、宮下奈都さんは担当されることになったと、テレビで見たように思います。

 この本を読了するのにしばらくかかりそうですが、たとえば、宮城谷昌光さんの『湖底の城』は、一年に一回のペースで刊行され、今年は第7巻を図書館で借りることが出来る日を待っています。1から6巻までの展開を覚えているかどうか、心もとなくなっているので、改めて通読することにもなりますが、こういう楽しみ方もなかなかいいものだと思います (^J^)

 読書の秋。  今日も、よい日となりますように。

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2016年10月20日 (木)

金華山と岐阜城

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    金華山と、その頂上に立つ岐阜城 ・・・ 織田信長公が着眼しただけあって、山頂からの眺望がよく、ふもとを流れる長良川との組合せは、本当にすてきだと思います。

 ふもとといえば、この写真は、ふもとの老舗旅館、「十八楼」(じゅうはちろう)の近くから撮ったものです。「十八楼」の名前は、鵜飼いを見に訪れた芭蕉が、この地の景観を愛(め)でて書いた文章に基づくものだそうです。

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  以前はなかったように思いますが、その由来の説明と、芭蕉象が「十八楼」の駐車場に設置されていましたので,写真に撮りました。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月19日 (水)

夏に戻ったような気温

  昨日(10月18日)、私の住む岐阜市では気温が上昇・・・あの多治見市よりも0.1度高い29.4度Cに到達したのです。  あの,と申しましたのは、多治見市は全国で一番暑いところ、というのが定説になっているからです。 異論はあるかもしれませんね。時には、他のところに栄誉(?!)を譲るときがありますので。

 そんなわけで、少し涼感を求めて午後、岐阜市のお隣の関市にある百年記念公園に行ってまいりました。  0005
 いかがですか。涼しい山かげで夏のような雲を眺めながら、明日・・・このブログを見ていただくときには今日ですが・・ 明日の音楽タイムの予行練習をいたしました。 

0009_2 時間は前後しますが、友人のお店で、アイスコーヒーを (^J^)

 美味でありました。 夏日も、よいものですね。

  あっ、これは、午前中、ある会に出席した私だけがランチに寄ったお店でのコーヒーですので、ムーミンママには内緒です。

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 うーん、どうも、簡単にばれそうな気がします。

 それは、ともかく、今日も、よい日となりますように。

 今日は、孫の一人の誕生日 ・・・ おっ、18歳になるのですね。ということは、選挙権を行使できる年齢になったということ ・・・うーむ、おめでとうございます。

 

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2016年10月18日 (火)

お茶と花

 先週の金曜日のふるさと高山での音楽タイム ・・・ すてきな花を立て、そして抹茶を点ててくださった方々が居てくださって、よきひとときとなりました。

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0001_2 心が和み、幸せ感が内側から満ちてきました。

  この抹茶の茶碗は、高山市の国分寺にちなんでの作品だと、お聞きしました。

 この国分寺には、言い伝えも残っている大きな銀杏の樹があり、鮮やかに秋を彩ります。

0002 その銀杏がデザインされていました。

  私には、お茶の心得はありません。けれど、この抹茶茶碗で一服いただいて、何だか、自分の人間としての質を、上質にしていただいた思いがいたしました。

  おかげさまで、身も心も、文化・芸術の秋を味わわせていただきました。

  この音楽タイムでは「金色夜叉」の紙芝居を上演しました。ボランティアのかたが、貫一、そしてお宮の役を快く受け持ってくださり、おかげさまで、会場が大いに盛り上がり、拍手が起こりました。

  お世話くださった皆様、会場にお出かけいただいた皆様、本当にありがとうございました。秋も深まってまいります。一日の中でも気温差の大きいこのごろですが、どうぞ、お健やかでご活躍くださいますように。

 今日も、よい日となりますように。

  、

 






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2016年10月17日 (月)

乗鞍岳

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  画質を落としたので、淡い写真になりましたが、高山市から見えた10月14日の乗鞍岳です。山頂は標高3026メートルあります。

※ あまりに淡い画像ですので、2010年11月に撮った乗鞍・穂高・笠ヶ岳の写真を追加させていただきます。 

0018  登山する観光客を運ぶバスが活躍していた時代に、かなり上の方までバスが行きましたので、そこから歩いて、山頂まで登ったこと(そして降りてきたこと)が何回か、あります。

  二歳年下の妹は、高山から眺望できる北アルプスの峰々は全て登り、そして降りてきています。 優しい妹は「ご希望でしたら、一緒に登りましょう」と誘ってくれますが、どうも、私の重力、いえ体力では、無事に降りてくるのが一名になってしまう気がして、0017_2
丁重にお断りしています。 いつの日か、軽やかにスキップしながら登り、そして降りてくることができるでしょうか。 ふるさとの 山に向かひて 言ふことなし  ふるさとの 山の ありがたき0022かな

 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月16日 (日)

教会がテレビドラマに登場

  私のかよっているキリスト教会で、テレビドラマのロケがありました。

 まもなく公開開始される名古屋テレビ、メーテレの「三人兄弟」の続編、その何回目になるのかははっきりしていませんが、ある場面がこの教会で収録されたのです。

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 教会でのロケの時に、俳優の六角精児さんにお会いしました。短時間でしたが、おだやかな印象でした。お顔や体型は六角形ではありませんでしたよ。 ← 六角形だと鉛筆のようになってしまいますよね。すみません。

 以前放送された「三人兄弟」をご覧になっていた方、今回のニューバージョンと申しましょうかに関心のあるかた、興味を覚えた方はご覧ください。深夜の放送ですので、録画になるでしょうか。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2016年10月15日 (土)

いかめしくはないけれど 「イカメシ」

 長いタイトルになりましたけれど(たまたま思いついた洒落に未練が断ちきれず)、要するに「イカメシ」・・・北海道産のをいただきました。おいしくいただきました。ありがとうございます。

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 味覚の秋に目が行きがちな私ですが、通っているキリスト教会のザクロが実りの秋を告げてくれていますので、その写真も掲載させていただきます。

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 美しいですね。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は、日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2016年10月14日 (金)

NHK全国音楽コンクール (Nコン)

 第83回NHK全国音楽コンクールの全国大会の様子が放送されましたので、録画して、「小学校の部」・「中学校の部」・「高等学校の部」を抜粋して聴きました。

 放送のフィナーレには、全国大会出場校全員での合唱があり、美しい声の響きがとてもよかったです。 ちょうど、ラグビーの試合終了の笛が「ノーサイド」(敵味方なし)を告げるように、さわやかでよかったです。中学校の部では、課題曲「結」(ゆい)を作詞作曲したMIWAさんが参加者と一緒に歌い、その後にサプライズでMIWAさんに内緒で練習してきた「360度」の合唱プレゼントがあり、MIWAさんが大感激するシーンもありました。

 特に心に残ったのは、「高校の部」に参加した北海道の学校が自由曲で「HOW OLD AM I」だったでしょうか、認知症のお母さんの発する言葉を娘さんが書き記して、それを歌詞として作られた歌を熱唱したことです。

 こうした歌が作られ、全国大会で若者が熱唱し、拍手を浴びる ・・・ 世界にもなかなか類を見ないことではないかと思います。

 このコンクールの課題曲の制作に今年の場合はMIWAさん、朝井リョウさんなどが起用されていることも意味のあることだと感じました。

 金賞 銀賞 銅賞 優良賞 と、順位を付けることについては、お考えが分かれるところだと思います。 一所懸命、練習を積み重ねてきて歌う姿にはその声とともにかけがえのない美しい表情がありました。

 今日も、よき秋の日となりますように。

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2016年10月13日 (木)

『村上春樹 雑文集』

『村上春樹 雑文集』

村上春樹 著

新潮社 2011年1月30日 発行

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 ここ何年か、ノーベル文学賞の候補に村上春樹さんはノミネートされているそうです。もし、受賞されると、川端康成さん・大江健三郎さんに続く三人目の日本人作家ということになるのですが、どうなるかは、今のところお楽しみというところです。

 この本には、未収録・未発表になっていた原稿から選ばれた69篇が収められています。

 短い文の集まりですので、タイトルを見て、拾い読みをしています。『IQ84』が発行されたときには書店にたくさんの人が並んで購入したことがニュースになりました。この本のどこかに42カ国で村上春樹さんの本は訳されて人気を博しているとありました。今は、もっと多くなっているでしょうか。そういう意味でも世界的な作家なんですね。

 この『雑文集』には、若いころのこと、作家になる前に、20代で東京でジャズ喫茶を開いていたこと、どんなメーカーのスピーカーを選んだかということ、ジャズ喫茶を開いたのは、一日中、ジャズを聴いていられるからというのが動機だったこと、時にはピアノに向かって、バッハの「二声のためのインヴェンション」を弾き、肩はこらないけれどこの曲は心身のマッサージの効用があるというようなこと・・・ ジャズのいろいろな歌手・奏者、曲、映画、など幅広くいろいろなことが登場します。 外国の作家の本を原語で読んで、これは、と惹かれた作家、作品があると翻訳することが副業というか、趣味のようになっていることも書かれています。丁寧にアイロンをかけることもおできになるようです。すごい!

 この作家に興味・関心があるかたは、どうぞ ・・・ などと私が言う前に、多くの方々がとっくに読んでおられるのでしょうね。失礼いたしました。

 私は、この方の長編はあまり読んでいないのです。小澤征爾さんや河合隼雄さんとの対談集などは読んだのですけれど。

 大きな山に登るには体力が要るように、この方の長編小説を読むにもエネルギーが要るのでは、と私は勝手に思い込んでいるのかもしれません。

 村上さん自身は、この本で、小説を書くことについて、心地のよい部屋を用意して読者にゆっくりと楽しみ、くつろぐところを提供でき、読み手と自分とが何かを共有し、理解し合えたら・・・そして力を互いに与え合うことが出来たら、というのが自分にとって小説を書くことの意味だと書いておられますので、せっかくの読書の秋、この方の長編を読んでみようかなという気になりかかっています。 どうなりますことやら。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月12日 (水)

『太らないのは、どっち!?』

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安中千絵(あんなか ちえ)

青春出版社2015年2月10日 第1刷

 この表紙にもありますが、 

とんかつ VS 唐揚げ

ショートケーキ VS チーズケーキ

 というふうに、二つのメニューのどちらが 太り方が少ないか、二択形式のクイズで、管理栄養士である著者が丁寧に示しています。

 感心するのは、問題がとても多いことです。

 ハンバーグ VS ステーキ

 ポテトコロッケ VS とんかつ

 カルボナーラ VS ペペロンチーノ

 など、80組。

 枝豆 VS そら豆

 きつねそば VS たぬきうどん

 天ぷら定食 VS 天丼

 そうめん VS ざるそば

 たい焼き VS たこ焼き

 あんまん VS 肉まん

 バター VS マーガリン

 続きを読むをクリックしていただくと、正解が見ていただけます

 食欲の秋です。 食べることは、よいことです。 でも、太りにくいほうを、ある程度判断できることで、長い間には、違いが出てくることでしょうね。

 今日も、よい秋の日となりますように。

 

続きを読む "『太らないのは、どっち!?』"

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2016年10月11日 (火)

日曜始まりのスケジュール手帳

 大きな書店に行くと、多様なスケジュール手帳が並んでいます。いろいろなキャラクターをあしらったものも豊富です。

 「月曜始まり」のものが多く、「日曜始まり」のものは、それより少ないようです。クリスチャンの私としては、長年、「日曜始まり」の予定帳を使用しています。

 家内は、「日曜始まり」の予定帳を上手に見つけて購入してきました。そのお店に一冊だけあったそうです。

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 そして、9月の誕生日に孫娘からもらった手紙の大きさとデザインがちょうどぴったりだと、上のように、表紙を整えました。

( 孫たちには私たちは「マリアおばあちゃん」「ムーミンおじいちゃん」と呼ばれています。)

 この手帳は、今年の10月から来年の12月までかと思っていましたら、何とその次の年の3月までをカバーしています。すてきな予定をたくさん書き込むことができるといいなと思います。

 今日も、よい日となりますように。


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2016年10月10日 (月)

秋の七草 

  幼いとき、母が秋の七草の名前を教えてくれました。

  「す き な お ふ く は 秋の七草」  ・・・ 頭文字を七つ、覚えやすいように工夫して並べたのですね。

す すすき

き ききょう

な なでしこ

お おみなえし

ふ ふじばかま

く くず

は はぎ

 秋の野に出て行って、いろいろな植物の中から、間違えずにこの七つを選ぶことができたら と思いますが、なかなか難しいですね。

 この秋は、知人から「ふじばかま」をいただいて、庭に植えたのが元気に育ったので、名前と実物を一致させることができました。最近、「ふじばかま)は絶滅危惧種になっているそうで、大切にしていきたいと思います。

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  ご存じの方も多いのだと思いますが、左が藤袴(ふじばかま)です。

  なかなか長身なのですね。

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  最近、五と七で、このように並べると覚えやすいと書かれているのを見ました。

 萩  桔梗   葛  藤袴     女郎花   尾花    撫子
ハギ キキョウ クズ フジバカマ  オミナエシ  オバナ  ナデシコ 

秋の七草

 リズムもよく、覚えやすそうですね。確かに。

  私には、「好きなお服は 秋の七草」 が、覚え方の指定席に、しっかりと座っています。 きっと、これからも、ずっと ずっと。

 秋も深まってまいりました。 今日も、よい日となりますように。

 

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2016年10月 9日 (日)

『人間、最後はひとり』 吉沢久子

『人間、最後はひとり』 

吉沢久子 著

さくら舎2014年8月12日 第1刷発行

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 書名は深刻そうですが、このお写真の通り、とくに悲壮感を漂わせながら書いておられるわけではなく、淡々と心境・お考えを綴っておられます。

 お若い方は、まだまだ読まなくていい本だとお思いかもしれませんし、それでよいかもしれません。でも、年齢を加えて初めて実感されてくること、たとえば、箸が重くなるとか、体力の過信はケガのもととか、ものと別れるタイミングのことなど、予習することも、お年寄りにどのように寄り添うとよいかが分かって、よいかもしれません。

 引用してみます。

   ◇    □    ○  ※   ☆

 老人心理学、臨床発達心理学を研究されている、河合智恵子さんの本に記されている言葉で、とても印象に残っているものがあります。

「男も女も、結婚していればいつかはどちらかひとりが残されるのは、歴然たる事実だから、このことをライフサイクルに組み入れるべきだ」

 80代で配偶者がいる人は、男性70%に対して、女性は15%と聞いたことがあります。つまり、女性がひとり残される可能性はきわめて高いのです。配偶者に先立たれるのは、もちろん、さみしいことです。でも「ひとりで寂しい」と嘆いているだけで一日が終わるなんて、もったいない。

 ひとしきり哀しみをかみしめたら、「どちらにしても、老後はみんなひとり。寂しさは同じじゃないか」と発想の転換をし、これからの新たな人生を見据えて、プラスになることを考えて生きたほうがたのしいにきまっています。

         ◇    □    ○  ※   ☆

  伴侶を送られたのが66歳だったと思います。それから30数年を生きてこられての言葉ですから、さらっと書いておられますが、中身のある言葉として、響いてきます。

  下を向いて生きるのも、何か、張り合いを見つけて歩むのも、どちらも人生・・・ こんな言葉があります。

 人生は、この世への神さまからの一度きりの招待

 一度きりですから、できたら、前向きに歩みたいですね。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

【聖書のことば】

「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」  

 マタイによる福音書28章20節

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2016年10月 8日 (土)

『サーカスナイト』 よしもとばなな

『サーカスナイト』 

よしもとばなな 著

幻冬舎 2015年1月20日 第1刷発行

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  吉本ばななさんの小説は、どこか不思議なところがあります。

 粗筋などは、省かせていただきますが、結び近くに、一郎という青年がバリ島でイダさんという人にマッサージをしてもらった後、こんなことを言っています。

 なんであの人といると、この世に自分がいることがほんとうにゆるされているという気持ちになるんだろう

 吉本ばななさんが小説で読者に提供したいのは、まさにこういう優しい心の居場所なんだと思います。

 もう一つ、一郎という青年の言葉を

 いちばんだいじなものって、恋とか愛とかではない。その場にいちばん求められていることをすることなんだ。

 この二つだけでは、伝わらないですよね。 よろしければ、お読みくださいまし。 なお、作者のあとがきによりますと、バリ島のマッサージ師、イダ・バグースさんは実在の人物だそうです。

 読書の秋 ・・・ 子どもではないのに、「もう寝なさい」と言われながら、夜の更けるまで読書しているこのごろです。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 

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2016年10月 7日 (金)

朗読会

 もし、よろしかったら、ためしに、次の文を声に出して読んでみてください。ゆっくりで結構です。

「ひまごがめ」  ・・・ 少し、言いにくいでしょうか。 「ひまごがめ」 ・・・ よろしければ、三回どうぞ。 若い中学生も、三回目には 「ひまごがめ」 が 「ひまごまげ」 になったり、「ひまごまめ」 と変化する場合がありました。 ですから、年齢ではなく、少し、練習するか,練習しないか ということで、はっきり言えるかどうかが違ってくるのですね。

 さて、今日の本題です。10月5日、こんな朗読の会がありました。

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 画像をクリックしていただくと、少し大きくなるかと思います。(環境にもよるようですけれど)
0012 15回目ということで、こつこつとした朗読への熱心な積み重ねが、それぞれの作品の世界へと、聴き手を引き込んでくれました。 「蜜柑」を朗読する方が、さりげなく蜜柑色の衣装を工夫しておられるなど、そうした面でもすてきでした。

 もし、ご都合がつく方は、28日に、こんな会が予定されていますので、どうぞ。

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 こんな文は、いかがでしょうか。

 ・「お綾や おあやまちを 母親に お謝りなさい」

 表情を動かす筋肉は36ほどあるそうです。言葉を声に出すことは、その筋肉たちを動かすので、健康にとてもよいそうですよ。 あごの線など、フェイスラインも、すっきりしてきます。 ← 私の顔でそういうことを申し上げても説得力が弱いのですけれども。

 今日も、よい日となりますように。 

 

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2016年10月 6日 (木)

『名コンサートマスター キュッヒルの音楽手帳』

『名コンサートマスター キュッヒルの音楽手帳』

ライナー・キュッヒル

取材・文 野村三郎

音楽之友社 2016年7月5日 第1刷発行

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 この本の表紙の写真を見たとき、あっ、この人、どこかで見たことがあると思いました。

 お正月にテレビで放送されるウイーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートで一番前でヴァイオリンを弾いている人でした。キュッヒルさんは名門であるこのオーケストラのコンサートマスターに1971年に21歳で、いきなり就任し、2016年8月まで、45年その大役を果たし続けたのです。

 自分の結婚式の日も、式が終わると、すぐにヴァイオリンを練習し始めたので、新妻はその熱心さに感動したそうですが、キュッヒルさんの父親は、「今日だけは、練習はやめておけ」とたしなめたそうです。

 スメタナの「モルダウ」を11歳の時に生演奏で聴き、すっかり魅せられて、お父さんにヴァイオリンをねだって、以来、ヴァイオリン一筋の人生とのこと。

 名高い先生(サモヒルさん・・・この方もウイーンフィルのコンマスを務めた時代があったそうです)について最初にその先生の前でヴァイオリンを弾き終わった途端に意識を失って倒れたというエピソードがあるそうです。

 あの「ウエストサイド物語」を作曲した指揮者、バーンスタインは、キュッヒルさんを評して「世界で最も初見(初めて見た楽譜を、その場で演奏すること)のできる音楽家だ」とほめたそうです。

 卓越したヴァイオリニストで、誇り高い音楽家なのですね。彼のこんな言葉がこの本に書かれています。

   ◇    □    ○   ※   ☆

・指揮者はオーケストラの邪魔さえしてくれなければいい

・確かに指揮者は団員を曲に近づけ、オーケストラをまとめるやくめはあります。しかし、この民主主義の世の中でどうして指揮者だけが独裁者のように振る舞っていいのでしょうか。指揮者はオーケストラなしでは演奏できません。しかし、オーケストラは指揮者なしでも演奏できます。

            ◇    □    ○   ※   ☆

 すごい自負心・誇りですね。 よほどの実力が伴っていなければ、45年間、世界最高峰と言われるウイーン・フィルのコンサート・マスターをつとめることはできなかったことと思います。  ただ、キュッヒルさん自身は、自分自身やウイーン・フィルオーケストラを特別な存在として考えて欲しくないそうです。

 この本を書いた野村三郎さんはこう書いています。

 彼はどこどこのオーケストラが世界で一番だ、などというのを嫌う。「我々はこんくーるをしているわけでもないし、競争をしているわけでもないのだ」これが彼の信条である。

 うーん、すてきな人なのだなぁ、と思いました。

0001  ちなみに1975年、2回目の日本訪問の時、着物姿でエレベーターに乗っていた女性に一目惚れし、結婚なさったそうです。

【キュッヒルさんと真智子夫人】

 そうした出会いのきっかけとなった着物を貸して、と当時、友人から言われたこともあったとか。

 深まる芸術の秋。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月 5日 (水)

歌は世につれ 世は歌につれ

 テレビで、懐かしい歌を4時間でしょうか、長時間にわたって放送していました。 その全部を聞いたわけではありませんが、懐かしい歌を懐かしい歌手が歌っていると、それを聴いて一緒に歌っていた頃に心がすっと戻るのを感じました。

 雨がそぼ降る庭に咲いていた花ショウガをその香にも惹かれて写したところでしたので、井上ひろしさんが歌っていた「雨に咲く花」の歌詞とともに掲載させていただきます。

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♪「雨に咲く花」

「雨に咲く花」

高橋掬太郎作詞・池田不二男作曲

およばぬことと 諦(あきら)めました
だけど恋しい あの人よ
(まま)になるなら いま一度
一目だけでも 逢いたいの

別れた人を 思えばかなし
呼んでみたとて 遠い空
雨に打たれて 咲いている
花がわたしの 恋かしら

はかない夢に すぎないけれど
忘れられない あの人よ
窓に涙の セレナーデ
ひとり泣くのよ 咽
(むせ)ぶのよ 

 同じ題名で、別の歌もあるようですけれど、私にとっては、この歌は中学生の時にヒットしていて、親しんでいた曲です。

 坂本九・舟木一夫・弘田三枝子・西田佐知子・ダークダックス・マヒナ・スターズ・スリーグレイセス 外国では、「愛さずにいられない」のレイ・チャールズ、「砂に書いたラブレター」などのパット・ブーンなどなど 忘れがたいです。

 あなたの心に残っているのはどんな歌、どんな歌手でしょうか。

 そうした歌があり、歌手がいるのは、幸せの一つだと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月 4日 (火)

孫からのプレゼント

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  おいしそうなお団子 ・・・三色団子と、餡のかかったヨモギ団子!!

孫娘から、家内への バースディプレゼントです。

 でも・・・食卓に直接おかれてますね。 それにぱっと気がつかれるあなたの観察眼、頭が下がります。なにしろ、私は「鰻のひまつぶし」と看板を読んで、あれっと見直して、やっと「鰻のひつまぶし」を読み間違えたことに気がつくくらいですから。

 本題に戻ります。このお団子 ・・・ 下の写真がその用途です。

 家内へのプレゼントですが、ちゃんと私のことも考えて、二つ送ってくれました。日々の食卓がさらに楽しくなりました。(体重が増量しないように気をつけますね)

0011
 どの年齢にも、その年齢に達して初めて見えてくることがある・・・誕生日を迎えて、家内は、そんなことを思いながら歩んでいるようです。

※ もう一人の孫娘は、折り紙を折ってくれました。ちゃんと指示が書いてあって、それにしたがって折り紙を開くとバースディ・メッセージが現れました。写真は載せませんけれど、公平を期して記させていただきます。

 二人とも、本当にありがとう (^J^)

 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月 3日 (月)

『ヒロシマに来た大統領』 「核の現実」とオバマの理想

『ヒロシマに来た大統領』 「核の現実」とオバマの理想

朝日新聞取材班

筑摩書房 2016年8月6日 初版第1刷発行

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 表紙の見返しのことばを引用させていただきます。

 ◇    □    ○    ※  ☆

 2016年5月27日、被爆地・広島を訪れたオバマ大統領は、原爆で命を失った人々へ哀悼の意を捧げた。

 現職の米国大統領による広島訪問は初めてのことだった。歴史的なこの訪問は、いかにして実現したのか。そのとき被爆者は何を思い、何を感じたのか。オバマ大統領の「核なき世界」への願い、浮かび上がる「核の現実」。朝日新聞取材班が総力を結集して描き出す第一級のドキュメント!

           ◇    □    ○     ※    ☆

  この本の中で、いろいろなかたが意見を述べておられます。

□哀悼の言葉から踏み込んで、はっきりと謝罪すべきだった

◇アメリカを代表する立場なので、明確な謝罪を述べることができないなかで、オバマさんは最善を尽くした

※大統領に就任して3か月ほどたった2009年4月5日、力強くプラハで、「核なき世界」を目指す力強く決意を語ったオバマ氏は、広島でこそ、それをトーンダウンさせることなく、もっと強く語って欲しかった

 プラハでこの演説が行われたとき、米ソは互いに2000発以上の戦略核兵器を配備し、核弾頭の保有数もそれぞれ1万5000発を越えていたそうです。

 北朝鮮は、この演説が始まる6時間前に挑発的に、核弾頭を運ぶ手段になり得る長距離弾道ミサイル「テポドン2」の改良型とみられる機体を発射しました。 それ以後も、度々、こうしたルール違反の行為を行っています。

  オバマ氏の後任の大統領を決める手はずが進行中です。私は、大統領の職を離れた後、オバマさんが、もっと時間を自由に使えるようになって、「核なき世界」の実現のために活躍していただけたら、いいなあと思っています。

 日本人である私がまだ成功したことのない折り鶴を、5月27日にオバマ大統領は「少し手伝ってもらったけれど、私が作りました」と持ってこられました。

Photo
  そのことに込められたオバマさんの心を私はまっすぐに受けとめたいと思います。鶴は、四羽。幅約10センチ、高さ約7センチ、くちばしも羽も尾もピンと美しく、丁寧に折られているそうです。 上の写真は、インターネットからダウンロードした四羽の内の二羽です。

 今日も、よい日となりますように。

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2016年10月 2日 (日)

すてきなチャリティコンサート Cecilia (セシリア)

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 10月始めの岐阜市では信長まつりが開催されています。幼い子たちの見事な鼓笛隊、小学生のトランペット鼓隊のパレード・フリーマーケット ・・・ そして、Cecilia (セシリア) という女性ボーカルグループの 熊本地震復興支援チャリティコンサートも開かれました。

 とてもすばらしい上質の音楽会で、心が天に向かって清らかな花のように開くような心地がいたしました。

 「落葉松」 「荒城の月」 「恋とはどんなものかしら」 「ソルヴェイグの歌」「わが母の教え給いし歌」「四季の歌メドレー」「いのち」 などなど ・・・

 心がけて、すてきな芸術に心を浸す機会を豊かにもちたいと思いました。

 そうでない時間を過ごすこともできますが、心を上質なものに浸すと、そうすることでしか得られない生きる希望、生きていてよかったという充実感、より高みに心身をおきたいという憧れなどを抱くことができるように思いました。

 ステージには、すばらしい声楽家・音楽家たちが登場し、なんとよい音楽時間を提供してくれたことでしょう。 その中のリーダーとして活躍していたのはある中学校での教え子でした。教え子と申しましても、字の下手な国語教師を助けてくれた書道何段という心優しい生徒だった人です (^J^)

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 10月2日の午後、陽光がさし、岐阜市の柳ヶ瀬近くでは、信長まつりのメイン行事、騎馬行列が開催され、テレビ中継されました。

 信長公、森蘭丸・濃姫、斎藤道三・お市の方・紫田勝家・木下藤吉郎・竹中半兵衛 などなど、なかなか見事でしたよ。

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2016年10月 1日 (土)

『ところで、きょう指揮したのは?』 秋山和慶回想録

『ところで、きょう指揮したのは?』  秋山和慶回想録

 秋山和慶・冨沢佐一  著

アルテスパブリッシング 2015年2月25日 初版第1刷発行

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 桐朋学園で斉藤秀雄という先生が確立してお教えになった指揮法・・・それが、世界に通ずるすばらしいメソッドであることは、斉藤先生の育てた小澤征爾さん、岩城宏之さん、そして、この秋山和慶さんなどによって立証されています。

 この本を通して、秋山和慶さんの卓越した実力と、次世代の音楽家たちを愛しながら厳しく育てる姿に何度も感動を覚えました。

 この本の題名は、秋山さんが理想としてきた指揮者像から、付けられたそうです。

 それは、指揮者がめだたず、オーケストラがすばらしい演奏をすること 「ああ、いい演奏だった。ところで今日の指揮者はだれだったっけ」と言われるぐらいがよいと思っています」 とういうことなのです。

 カナダのヴァンクーヴァー交響楽団を秋山さんが指揮したとき、ある音楽評論家が、彼の指揮がまずかったと論評し、オーケストラの全員がそうではないと抗議文を新聞社に送ったので、その音楽評論家が新聞社から契約を打ち切られたほど、愛され、支持されたこと。滋賀県栗東市のさきらジュニアオーケストラ・アカデミーがベートーヴェンの交響曲第三番を初めての演奏会で熱演したときには,涙をこぼして子どもたちの成長を喜んだこと。教えることは自分にとって最高の勉強、と考え、広島交響楽団、九州交響楽団など、たくさんのオーケストラを育ててきたこと  など、すばらしいかただと、読めば読むほど思いました。

  実は私は40年ほど前でしょうか、秋山和慶さんに岐阜交響楽団(現在、岐阜交響楽団)の一員だったときにお目にかかったことがあるようなのです。そのときは、あまりよく存じ上げなかったのですが、多分、記憶違いではないと思います。瞳が、子どもが何かに夢中になっているときの目とそっくりだったことが、この本の写真を見ていて、よみがえってきたのです。

 外国のオーケストラ団員も、秋山さんは指揮棒ですべてを表現するので、言葉を通さなくても、どういう音楽を一緒に創り上げようとしているのかが理解できるのだと語っています。

 ロシアでラフマニノフを演奏したとき、その劇場の食堂で40年働いている婦人が、こんなに感動したのは初めてだと、貴重な5ルーブル銀貨をプレゼントしてくれたのが最高の思い出とか ・・・こういうエピソードに満ちていて、魅了されました。

 9月は、例年の25パーセントほどしか日射量がなかったとか・・・野菜の値段もその影響からか高嶺ですね。

 でも、今日から10月 ・・・爽やかな天候が続くようになって、芸術の秋・文化の秋・学問の秋が深まるよい月、よい日となりますように。

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