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2016年10月 8日 (土)

『サーカスナイト』 よしもとばなな

『サーカスナイト』 

よしもとばなな 著

幻冬舎 2015年1月20日 第1刷発行

0008

  吉本ばななさんの小説は、どこか不思議なところがあります。

 粗筋などは、省かせていただきますが、結び近くに、一郎という青年がバリ島でイダさんという人にマッサージをしてもらった後、こんなことを言っています。

 なんであの人といると、この世に自分がいることがほんとうにゆるされているという気持ちになるんだろう

 吉本ばななさんが小説で読者に提供したいのは、まさにこういう優しい心の居場所なんだと思います。

 もう一つ、一郎という青年の言葉を

 いちばんだいじなものって、恋とか愛とかではない。その場にいちばん求められていることをすることなんだ。

 この二つだけでは、伝わらないですよね。 よろしければ、お読みくださいまし。 なお、作者のあとがきによりますと、バリ島のマッサージ師、イダ・バグースさんは実在の人物だそうです。

 読書の秋 ・・・ 子どもではないのに、「もう寝なさい」と言われながら、夜の更けるまで読書しているこのごろです。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 

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