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2016年10月21日 (金)

『羊と鋼の森』

『羊と鋼の森』

宮下奈都 著

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  本をよく読まれる友人からこの本のことを聞いて、本屋さんで手に取ってみました。

  うーむ、ピアノの調律に惹かれた若者の成長物語といってよいでしょうか。

  実は、椅子やベンチも備えてくださっている本屋さんで、しばらく座り読みをして、まだ読了していないのです。

  岐阜市の図書館にあることが分かり、予約申し込みをしたら、何と180人待ちとのこと ・・・予約は取り消しました。どう考えても、順番が回ってくるまで1年以上かかりますから。

 上の写真にもありますが「本屋大賞」という賞にノミネートされると、こういう現象が起きるとのこと。

 少し期間が経って、本屋さんに行ってみますと、お店のよく目につくところに10冊ほどこの本が置かれて、コーナーができていました。売れ行きがよいのでしょうね。

 現在までのところ、この本屋さんを二回訪問して、座り読みで70ページまで読み進みました。

 書名の「羊」は、ピアノの弦を叩くフェルト、そして「鋼(はがね)は、そうです、ピアノの弦を現しているとのこと。

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  直木賞にもノミネートされ、この本についての審査員の評価は「イチオシ」という人と、「もっと奥深く、幅広く」という、この作家のさらなる成長への期待を強調した人と分かれたようです。 

  先日ご紹介したNHKの全国音楽コンクールの来年の課題曲の作詞を、この本の著者、宮下奈都さんは担当されることになったと、テレビで見たように思います。

 この本を読了するのにしばらくかかりそうですが、たとえば、宮城谷昌光さんの『湖底の城』は、一年に一回のペースで刊行され、今年は第7巻を図書館で借りることが出来る日を待っています。1から6巻までの展開を覚えているかどうか、心もとなくなっているので、改めて通読することにもなりますが、こういう楽しみ方もなかなかいいものだと思います (^J^)

 読書の秋。  今日も、よい日となりますように。

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コメント

素晴らしい本ですね。夢中で読み終えましてまだ感動に浸っています。そして引用されている原民喜の文章の一節
>「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」
を主人公は目指す調律の世界で捉えていますが、私は俳句という言葉に置き換えて受け止めさせて頂きました。誠にありがとうございました。
※ ムーミンパパより
 ご多用の日々とお察しいたします。そうした中で、お読みいただいて、すてきな文章をお寄せいただき、感激しております。調律の世界、俳句の世界・・・通ずるところがあるとおとらえになるところに、俳句に真摯に打ち込んでおられるひかるさまの感性を思いました。 これからも、よろしくお願いいたします。 今日もよい日となりますように。

投稿: ひかる | 2017年2月25日 (土) 21時45分

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