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2016年10月28日 (金)

『ハンニバル戦争』 佐藤賢一 著

『ハンニバル戦争』 

佐藤賢一 著

中央公論社 2016年1月25日 初版発行

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  あの強大なローマ帝国と戦ったカルタゴの名将 ハンニバルとローマの貴族 スキピオとの長年の戦いが展開する小説です。

  私が高校生のころ、カルタゴとローマの戦いの映画を見たことがあって、そのとき、ハンニバルを演じた俳優がビクター・マチュアでした。精悍な顔つきのこの人は、西部劇では、保安官ワイアット・アープとともに存在感を感じさせるドク・ホリディの役を見事に演じていました。

 そうそう、「サムソンとデリラ」という映画では、もちろん、サムソンをビクター・マチュアが主役として活躍していました。

 そういえば、高校で世界史を教えてくださった先生が、カルタゴを攻め落としたローマの将軍、スキピオの言葉を紹介してくださったのを思い出しました。と申しましても、うろ覚えですので、ご存じのかたは、お教えくださいますように。

 「バビロン、マケドニアは既になし。カルタゴは今、炎上している。ローマも、またいつの日か」

 勝利者であるローマの将軍がこう言っているのが、印象的ですね。

 スキピオは、以前にも活躍した親族がいて、そちらは、大スキピオと呼ばれ、ハンニバルに勝利したスキピオは小スキピオ、勝利をたたえて、「スキピオ・アフリカヌス」と呼ばれるようになったそうです。

 歴史は、栄枯盛衰を感じさせますね。

  ドイツの大統領が「過去に目を閉ざす者は、結局のところ、現在にも盲目となる」と語っています。 心に響く言葉ですね。

 今日も、よい日となりますように。

 

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