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2016年11月30日 (水)

「安全確認のために遅れても」 映画「レインマン」こぼれ話

 先日ご紹介した映画「レインマン」に、飛行機に乗せようとした弟に、特定のことには記憶力抜群の兄が、過去の飛行機事故が起きた年月日となくなった人の数を列挙する場面があります。 業を煮やした弟(トム・クルーズ)が「長い航空機の歴史に、どの会社だって事故は起こしているさ」というと、兄(ダスティン・ホフマン)は即座に返しました。「いや、カンザス航空は一度も飛行機事故を起こしていない」

 そのとき、私は特定の航空会社の名がこういう場面で出てきたので、「?」と思いました。この映画を作るスポンサーがこの航空機会社だったのかな? と。

 この疑問が解けたのは、しばらく後に偶然聞いたラジオによってでした。

 「カンザス航空は出発前の点検整備、安全確認が会社全体に徹底していて、こんな合い言葉が浸透している。」 「安全確認のために少しくらい遅れてもいい。永遠に到着できないことに比べたら」

 ちょっと刺激の強い合い言葉だと思うのですが、うーむ、とうなってしまいました。

 一番大切なことを、そのほかの都合にかまけて見失わないで貫く ・・・ 頭で思っているだけでなく、それを会社全体でチームとして徹底する・・・ 「レインマン」の一場面も、そうした会社への信頼と称賛の心が生み出していたのだと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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