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2016年11月29日 (火)

人生の最高傑作

 先日、特別養護老人ホームでの音楽タイムのおり、音楽の合間に『最後の一葉』の紙芝居を上演いたしました。オー・ヘンリーの名作ですね。

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0006 名作の力は大きく、何人もの方が感動してくださいました。 この紙芝居は、キリスト教会の牧師だった父が、幼児教育にも力を注いで保育園をしていました時代のもので、時を超えて活躍してくれていることを喜んでおります。

 名作、傑作という言葉でふと思い出したのは、オペラの作曲者、ヴェルディのことです。歌劇『アイーダ』の凱旋の場面で演奏される行進曲は有名ですが、その曲のために「アイーダ・ト0008
ランペット」を考案し、登場させたほど創意と情熱に満ちた人でした。

 多額納税者で、政治家になってくれと頼まれたり、肖像がイタリアの紙幣に印刷されたこともありました。 ヴェルディは『アイーダ』、『椿姫』、『リゴレット』、『ナブッコ』などなど傑作を世に送り出したのですが、妻のジュゼッペさんがこんな言葉を残しています。

「あなた、たくさんの仕事をなさったけれど、私たちの最高傑作は、あれね」

 このご夫妻は、老年を迎えた芸術家、特に音楽家たちのために養老院と申しましょうか、「憩いの家」を私財を注いで建てて、提供したのですね。その「憩いの家」を見ながら、奥さんは言ったのだそうです。

 すてきなご夫妻だったのですね。

 今日も、よい日となりますように。

 

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