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2016年11月21日 (月)

八木重吉の詩  『秋の瞳』 から

詩集 『秋の瞳』 から

 八木重吉  作

 私は、友が無くては、耐へられぬのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。
おほぞらのこころ

わたしよ わたしよ
白鳥となり
らんらんと 透きとほつて
おほぞらを かけり
おほぞらの うるわしいこころに ながれよう
だれでも みてゐるな、
わたしは ひとりぼつちで描くのだ、
これは ひろい空 しづかな空、
わたしのハイ・ロマンスを この空へ 描いてやらう
わたしみづからのなかでもいい
わたしの外の せかいでも いい
どこにか 「ほんとうに 美しいもの」は ないのか
それが 敵であつても かまわない
及びがたくても よい
ただ 在るといふことが 分りさへすれば、
ああ ひさしくも これを追ふにつかれたこころ
うれしきは
こころ 咲きいづる日なり
秋、山にむかひて うれひあれば
わがこころ 花と咲くなり
 
 このブログ、しばらく長文が続いたように思いますので、今日は、詩を紹介させていただきました。
0004
   昨11月20日、私の通うキリスト教会の会堂・・・礼拝を献げるところ・・・を整えてくださったお花の写真です。すてきなクリスチャン親子のコラボレーション、ありがとうございます。
 
 よい日、そしてよき今週となりますように。

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