ルーの法則
ルーの法則 ・・・ ルーと申しましても、カレー・ルーではありません。鰈(かれい)・ルーでも、ましてや、加齢(かれい)・ルーでもありません。
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冒頭から、すみません。4か月に1回の歯医者さんの定期検診・手入れを終えて、心も軽く、身も軽く という気分になっているものですから。おまけに写真まで添えてしまいまして。
改めまして、ルーの法則のことを・・・。
ルーというのは、ドイツの学者、ウイルヘルム・ルーさんのことで、彼が研究から導き出した法則を簡略に表現すると、次のようになるそうです。
「身体(筋肉)の機能は適度に使うと発達し、使わなければ萎縮(退化)し、過度に使えば障害を起こす」 ・・・ほどよく身体を鍛えると、身体は発達し、あまり強い鍛え方をしても、使わなさすぎてもよろしくない ということですね。
こうして読むと、とても分かりやすく、当たり前のことに思えるのですが、何かを最初に言い出すのは、どんな世界においても、自分の説について科学的な根拠を手にするまでの苦労の日々、そして発表する内容に責任をもつ覚悟を伴うことだと思います。
たとえば、腹筋を鍛える運動を、私の中学生・高校生のころは、膝を伸ばして仰向けに寝て上体を起こすやり方でしていましたが、そのやり方では強すぎて腰を痛める恐れがあるとか、ウサギ跳びも、鍛えるよりは足の健康を損なう恐れがあるとか言われるようになって、最近では、そうしたやり方はしなくなりました。
その点、ルーの法則は、評価がひっくり返ることのない、安心して納得できるものではないかと思います。
実は、今から、しばらく前・・・私が中学生の時の保健体育の時間にこのルーの法則のことを教わり、印象が強かったものですから、それ以後、いろいろなときに思い出すのです。
中学生時代がしばらく前!? ← ずいぶん前だろうとお思いでしょうね。そのとおりです。でも、地球の歴史の長さに比べたら、ほんの一瞬前 ということとで、お許しくださいまし。
今日も、大きな心をもって歩む、よい日となりますように。
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