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2017年1月11日 (水)

『ことばの雫』 星野富弘 写真 星野昌子

『ことばの雫』 星野富弘 写真 星野昌子

Forest・Books 2008年7月10日 発行

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 写っているのは、星野富弘さんと、愛犬の「みしん」、撮影したのは、富弘さんの奥様、昌子さんだそうです。

 1970年、4月に群馬大学を卒業して、体育教師になった富弘さんは、6月にクラブ活動指導中に頸椎を損傷し、首から下の運動機能を失ってしまいました。1972年、入院中の群馬大学病院で、口に筆を加えて文や絵を描き始められました。

 1974年、キリスト教の洗礼を受けられました。

 1979年、最初の作品展を前橋で開催。この年の9月に退院。

 1981年4月に昌子さんと結婚。昌子さんは8年間、富弘さんを見舞い続け、パートナーとなられたそうです。

  ◇    □    ○   ※   ☆

 結婚ゆび輪は いらないといった

 あさ、顔を洗うとき

 私の顔を きずつけないように

 身体を持ち上げるとき

 私がいたくないように

 結婚ゆび輪はいらないといった

 今、レースのカーテンをつきぬけてくる

 朝陽の中で

 私の許(もと)に来たあなたが

 洗面器から冷たい水をすくっている

 その十本の指先から

 金よりも銀よりも

 美しい雫が落ちている

   ◇    □    ○   ※   ☆

 明日、この本からもう少し、書かせていただきますね。

 今日も、よい日となりますように。

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