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2017年2月28日 (火)

『対話する家族』 その2 型を破る

 著者の河合隼雄さんが、ある校長先生からうかがった話だそうです。

型を破る

 ツッパリグループのいた中学校で、校長先生、先生方が努力してだんだんと落ち着いてきた子どもたちを無事に卒業させることができたと喜んで、学年末の職員会を開いていたときのこと。

 子どもたちは全員下校しているはずなのに、突然、校内放送が「螢の光」を放送し始めたのだそうです。

 「あっ、またいたずらを・・・」 そう思って、先生方が職員室の窓から放送室のほうを見ると何と「先生たち、どうもありがとうございました」と書いた垂れ幕がスルスルと降りてきたのだそうです。先生方は、放送で注意をひき、ぱっと感謝の言葉を見せたそのアイデアなどに感激、顔を見合わせて微笑み合ったとのこと。

 その校長先生は、あのとき、校長の自分が「生徒も楽しいことをやってくれたなぁ。僕らも会議を中止して、彼らに手を振ってやろう」ととっさに行動できなかったことを反省なさったのだそうです。そうすれば、生徒たちもどれほど喜んだろうにと。

 このお話を聞いて、私も咄嗟のときに「型を破る」ことができなかったことをいろいろと思い出した。・・・ 咄嗟のときに型を破って行動する、毎日の生活の中で、そのような修練をしてゆきたいものと思っている。 と書かれています。

  ◇    □    ○    ※  ☆

 文意の変わらない範囲で、少し省略させていただいたところがありますが、大意は上記のとおりです。

  私、ムーミンパパにも、あのとき、それまでの型を破って行動することができていたらと思うことがいろいろとあります。これからに向けて、生かせることを生かしていきたいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

 

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