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2017年2月 7日 (火)

聴く

 NHKのFMラジオ、「気ままにクラシック」・・略して「気まクラ」といっているようですが、ある日、こんなことばが聞こえてきました。

 「練習するのは、耳を磨くため」 ・・・ 遠藤真理さんというチェロ奏者の口から出たことばだったと思います。

 楽器の練習といえば、腕を磨くことだと思うのが一般的でしょうから「耳を磨く」というのは、新鮮に響きました。 

 演奏者が「耳を磨く」と語るのですから、話す力を育てようとする人にあてはめてみると「よい話し手となるためには、まず自分の話を聴く力を磨く」というこことになりましょうか。

 岐阜放送で毎週土曜日朝6時台に、五島朋幸(ごとうともゆき)という自転車で訪問クリニックをしている歯医者さんの番組があります。先週の土曜日、その番組でゲストとして話しておられた聖ヨハネ病院の女医さんだと思うのですが、傾聴についてこんな話をしておられました。← 半分寝ていたので、不正確で、すみません。「傾聴というのは、なかなか出来ないのです。それで、まず、傾聴を妨げている自分の特徴について自己理解していただくことから、学びをスタートします」という意味のことを話しておられました。

 おお、これは大事な話だ、よく聴かなくては・・・と思いつつ、スヤスヤと寝てしまって、そのあとを聞き逃した私でした。それでも、上記のことばと、その女医さん(?!)がころころと、とても明るい笑い声を話の合間に響かせていたことが耳に残りました。

 人は、聴くことを大事だと思い、傾聴できる自分になりたいと考えていることが多いと思います。  ただ、そう思っているのとそれが実際にできることとの間には、かなり大きな距離があるのではないでしょうか。

 こう申し上げている私自身、「あのとき、こう言えばよかった」という反省以上に「あのとき、あんなことを言わなければよかった」と悔恨する材料のほうが、はるかに豊か(?!)である身です。

 ただ、そうした悔恨は、精神衛生上、あまりよくありませんので、今日という日、そしてそれに続く未来に目を向けて歩むことにしています。

 今まで、私が舌を制することが出来なくて、傷つけてしまった方々、どうか、おゆるしください。 その時より、ほんの少しでも上質の人間になれるように、たどたどとですが、目指してまいりますから・・・。 そんなことでは、ゆるしていただけないでしょうけれど・・・。 本当にごめんなさい。祈るばかりです。

 今日も、よい日となりますように。

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