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2017年3月19日 (日)

河野裕子さん・永田和宏さん ご夫妻の歌

0002『たとへば君』

河野裕子・永田和宏 四十年の恋歌

文藝春秋 2011年7月15日 第1刷発行

この本の書名は河野裕子さんの有名な歌

たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに 私をさらって行ってはくれぬか

からですね。

 乳がんでお亡くなりになった河野さん。

 永田和宏さんの講演を一度うかがったことがあります。「私の中では、河野裕子は、生きています」とおっしゃったのが、心に残っています。

 この本の帯にお二人の次の歌が紹介されています。

 

手をのべて あなたとあなたに触れたきに 息が足りない この世の息が

                                         河野裕子

 歌は遺(のこ)り 歌に私はなくだらう いつか来る日の いつかを怖る

                                         永田和宏

  娘さん、息子さんも歌人で、テレビで「歌の家」でしたか、闘病生活も含めて放送されたことがありました。

 本書から、お二人の歌を一首ずつ。

 この人を伴侶に選びて三十年粟粒ほどの文句もあらず

                                 河野裕子

 二人乗りの赤い自転車かの夏の万平ホテルの朝の珈琲

                                  永田和宏

  この四月から、NHK短歌の選者に永田和宏さんが登場されるので、楽しみにしています。今月までの選者の一人、坂井修一さんも、すてきなかたで、楽しみつつ見せていただきました。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会では神様に礼拝が献げられます。

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