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2017年3月 4日 (土)

ホセ・ムヒカさんの警告

 ホセ・ムヒカさん (前ウルグアイ大頭領)の写真と言葉を『文藝春秋』2016年6月号から、引用・紹介させていただきたいと思います。

0011□    ◇   ○   ☆

 私は日本の人にしてみたい質問がたくさんある。人類はどこへ向かおうとしているのか、世界の将来はどこへ向かっていくのか。日本で起こることは、その後、かならず世界で起こる。だからこそ、日本に問いたい。いま、どのような夢を見たいかを考えなければ、将来、私たち人類に明るい未来はやってこないのではないかと。

 ・・・人生にとって、命ほど大切なものはない。この星に生まれたすべての人の人生が大切なのだ。世界について考えるときも、人生について考える時も、どうすれば幸せになるかから考えなくてはいけない。例えば、鳥の世界を考えてみて欲しい。鳥は、毎朝起きるたびにさえずっている。目が覚めたときに、喜びでさえずりだすような世界、喜びが湧き上がるような世界を若いたちには目指して欲しい。

・・・私たちは、発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を通り過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
         □    ◇   ○   ☆

 おだやかな表情で語られるのですが、これまでの人生は平穏ではなく、六発の銃弾を受けたり、四度逮捕され、四回目には約十三年間の過酷な獄中生活を強いられたそうです。  これまでに一番幸せだと感じたのはどういうときですかと問われて、しばしの無言の後、こう語られたそうです。

 獄中生活の間、戸外で雨に打たれることが出来なかったので釈放されたとき雨のしずくが顔を伝って口を濡らした時本当に幸せだと思った。

 深く人生を、そして世界を見つめ直すことの大切さを語っておられる方だと思います。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会では神様に礼拝が献げられます。

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コメント

 「・・・私たちは、発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。」

 全く同感です。配達業の人ですとか深夜のコンビニ勤務の方などもそうですが、お体が心配です。送った荷物が当日や翌日に着く必要があるのはほんの一握りだと思いますし、そういう場合は割り増し料金を支払うことにしたらどうでしょうか。
 コンビニは私もありがたく利用していますが、夜間営業は輪番制にしたらどうでしょうか。私たち消費者が「早さや便利さ」を求め過ぎているのではないかと思います。
 ところで、『病気にならない免疫生活のすすめ』(安保 徹) は、お読みになった方がかなり多いと思いますが、夜勤は命を引き換えにするくらい危険な仕事だと断言しておられ、特に危険なのは、真面目な人が夜中に働くことだと仰っています。長くなりましたが、その箇所を引用して切り上げたいと思います。
>0時から5時頃は、私たちの体内でリンパ球の比率が最も上がる時間帯です。この時間、副交感神経が優位になり、体はリラックスし、傷ついた細胞を回復させようとしています。(中略)深夜の作業が己の体を壊す危険性を高めているのです。「夜の仕事は危険、命と引き換えにやる仕事だから、もしどうしてもというのなら普通の人の5倍の給料じゃないとだめだ」
※ ムーミンパパより
 すてきなコメントをありがとうございます。シスター渡辺和子さんが「斧を見る日間(ひま)」という文章を書いておられるのを思い出しました。 そのことと併せて、来週のムーミンパパのシルエットにこのコメントを引用させていただいて、書かせていただきたいと思います。
 暖かい日射しが快い日となりました。午後も、よい日となりますように。

投稿: ひかる | 2017年3月 4日 (土) 09時59分

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