幹から 茎 ? そして花
少し遠くから見ると、花盛りの桜は集合体なのですが、中には、幹から花の茎のように細枝が出て、桜が咲いている光景がありました。
何だか桜の幹に桜を生け花したような新鮮な光景に 目と、そして心を惹かれました。
ウオーキング中に見かけた光景ですがどうして自分が惹かれたのかとちょっと考えてみました。
うーむ、意外性・・・でしょうか。それなりの枝を茂らせ、そこにたくさんのつぼみを付けて、そして開花 という手順からちょっと外れているみたいですけれど、花は花としてしっかりと咲いている
こういうことって、人生にもありますよね。
私が小学生4年生の書写の時間に
毛筆で「火の見やぐら」と書いておりました。「ら」の字を書いていたとき、当時の机は二人掛けと申しますか、二人の机が一つにつながっていたのですね・・・何かの加減で机が揺れて
「ら」の文字が、私の意図とは別の形になってしまったのです。
丁寧な先生は、一文字一文字に朱墨で○を付けてくださったのですが、そのとき「火の見やぐら」の6文字で、先生は「ら」の文字に三重○をくださいました。(あとは一重○でした) 喜ぶというより複雑な心境で、それを眺めました。
ちなみに、私の習字で三重○が付いたのは、そのときの「ら」だけでした。
いえいえ、この写真の花を、私のそういう思い出と結びつけてしまうのはかわいそうですね。
桜の木の本体がしっかりと生きているので、思わぬところにも花が咲く・・・そういうとらえかたで、よろしいでしょうか。
今日も、よい日となりますように。
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