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2017年4月20日 (木)

『七つの会議』

0002『七つの会議』

池井戸 潤

日本経済新聞出版社 

2012年11月1日 第1刷

 なかなかのやり手の人物が登場して「ブラック&リアルな面白さ」という宣伝文句どおりの迫力がありました。

 一つの会社における八つの物語が収められているます。

 私としては、第三話「コトブキ退社」の、五年間勤務した女性社員が、その五年間を振り返って、「これは自分がやった仕事だ」といえるものが、なにひとつとしてないことに気づき、愕然とし、せめて、一つは、そうした仕事を退職までにやりとげようと決意して、懸命に取り組む姿がさわやかに思えました。

  彼女は、それを・・・ それは、残業の多い会社の社員が、空きっ腹を一時的にも満たすことが出来るようにドーナッツの無人販売のコーナーを社内に設けることでした・・・それを実現させて退社していきます。

 これからどんな人生が待ち受けようと、もう過去は振り返らない。← これが第三話の結びの一文です。

  ◇    □     ○   ※   ☆

   ここしばらく 岐阜県出身の作家、池井戸 潤さんや中山七里さんなどの著書を、このブログに書かせていただいた他にも読んでまいりました。

  まだまだ、世の中には、いろいろな作家がおられますので、目をほかへ転じてみたいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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