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2017年4月15日 (土)

『季語集』

0001『季語集』

坪内稔典(つぼうち としのり) 著

岩波新書 2006年4月20日 第1刷発行

 この本に書かれている項目から引用させていただきます。

魚島時(うおじまどき)  時候

 葉桜のころ、産卵のためにマダイが瀬戸内海へ入り込む。婚姻色を帯びたこのタイは桜鯛と呼ばれるが、つい先ごろ海へ散った桜の花びらの色だ。その桜鯛が出回る四月半ばから五月にかけてが魚島時(うおじまどき)である。時の字を略して魚島とも言う。

 タイのほかにブリやサワラなども浅海に群れ、魚群のために海面が盛り上がって見える。それも魚島と呼ぶ。魚島時のころ、海はことに自然の豊かさを感じさせる。 (後略) 

  引用句・出典 

 魚島や卍におろす蔵の錠  竹部葉子 「えすたしおん」

 魚島や一気に上がる番付表 久保エミ 「えすたしおん」

   ◇    ○    □     ※   ☆

 本書は、毎日新聞に1991年12月より連載された「新季語拾遺」「稔典版今様歳時記」を元として編集されたとのことです。300の季語が選定され、新聞では一回分が400字だったそうです。

  端的な表現を読みながら、桜鯛や魚群によって盛り上がる海面のイメージが彷彿としてきて、読み進むのが楽しみです。

  今日も、よい日となりますように。

  明日は日曜日。キリスト教会では、神様に礼拝が献げられます。

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