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2017年5月 8日 (月)

藤の花

 時々お世話になるフードセンター ・・・駐車して、ふと目を向けますと、藤の花が・・・。

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 うーむ、なぜ、今まで気がつかなかったのだろうと思いました。

  見ているようで見ていなかったのですね。看板があるわけでもないのですが、まだまだ、隠れているわけでもない名所が身近にはたくさんあるのだと思います。

  ここまでは、前振りで、飛躍があるかと思いますが、本題へ進ませていただきます。

  私の教員現職時代、ある校長先生が「人の苦労を見ることのできる眼力を持ちたい」とおっしゃっていたことを思い出しました。出来ていて当たり前ということではなく、いろいろな方の心配りがあって整えられていることを私はどれほど見逃さないで歩んできたでしょうか。

  オー157(オーイチゴーナナ)の中毒事件以来、学校給食から生野菜や生フルーツが遠のき、加工・パッケージ化された既製品が提供されることが多くなりました。安全には安全を、ということなので、やむを得ない面があります。

 それ以前、務めさせていただいた小学校で、デザートのパイナップルを、一個を16人分にカットして子どもたちに、というメニューが指示されたことがありました。給食調理員さんたちは、パイナップルを縦切りに16等分して提供されたのです。パイナップルを横に2等分し、それぞれを8つに切るほうが、切りやすいのではないかと思った私の質問に、こう答えてくださいました。

 「切るには、そのほうが切りやすいです。でも、パイナップルは根に近い部分のほうに甘みが寄っているので、私たちは相談して縦切りにすることにしました。どの子にも甘みを提供できますから」

 脱帽いたしました。そのように考える知識・心と実際に縦に16等分する技術を調理員さんたちは備えておられたのです。 あっ、このブログを読んでくださっているかたには、パイナップルを縦に自在に何等分もなさる方がおられることと思います。 学校給食では、少人数で何百人分もの食事を供するという量、そして時間のことがありますので、特筆させていただいた次第です。

 上記のことは一例ですが、38年間の現職教員時代を、一度も給食の中毒やプール事故などに遭うことなく無事に終えることができたこと、すばらしい方々と歩ませていただいたことを改めて感謝しております。

  そして、それとは逆に、私がいたらないためにご迷惑をおかけしたことがたくさんあったことをお詫びいたします。取り返しのつかない失敗も、その中にはあります。

 おそまきではありますが、いろいろなかたの心配り・ご労をちゃんと感じ取り、感謝しつつ自分の出来ることを心を込めてなす日を歩んでいきたいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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