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2017年6月13日 (火)

ピアニスト アンドラーシュ・シフのことば

  NHKのBSテレビで午前5時から55分間、リサイタルや合奏などが放送されていることにある朝気が付きました。それから、できるだけ、録画予約をして聴くようになりました。自分の好きな音楽家のリサイタルなどに出会うと、至福の時となります。

 6月12日朝は、アンドラーシュ・シフ(ハンガリー生まれ・63歳)が、メンデルスゾーンやシューマンのピアノ曲を聴かせてくれました。

  シフが音楽について語る場面もあり、次の言葉が印象的でした。

  ◇    □    ○    ※   ☆

 「音楽家になる道を選んだ人は、感謝と謙虚な気持ちを忘れずに忍耐強くなければなりません。才能は努力なくして開花しません。」

 「若い音楽家には感謝の気持ちを忘れずに努力を続けてほしい。一番大切なのは音楽を愛する気持ちです。何かを表現したいという気持ちがあれば、それはいつか必ず伝わるのです。

「将来の聴衆を育てることも大切です。自然と育つものではないからです。」

   ◇    □    ○    ※   ☆

  おだやかに、深い信念を込めて語る言葉と演奏は心に響いてきました。

  演奏中の横顔は誰かに似ているなと思いました。 うーん、誰だろう・・・あっ、コント55号の二郎さん、坂上二郎さんだ ← これは、私の勝手な思いです。

 シフは、若手ピアニストを大きなコンクールに出して国威を高めようとする国策のために、若いときにはコンクールに挑んでいましたが、ご本人の本意ではなかったそうです。

  政治・戦争などによって大きな苦難に直面し、苦労された音楽家がたくさんいることを知りました。 そうした時代を耐え忍んで大輪の花を開花させた方々に敬意を表するとともに、ついに世に出ることのないまま、この世を去らねばならなかった方々もたくさんおられただろうことに思いを馳せています。

  私の愛読する作家、宮城谷昌光さんの作品に書かれている言葉を思い浮かべました。

  正しいことが必ず力をもつ。これを文化という。

  今日も、よい日となりますように。

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