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2017年7月22日 (土)

『俳句は下手でかまわない』

  俳句は下手でかまわない ← 何だか上達しないムーミンパパが居直って、すねているような題名ですが、これは、昭和2年生まれの結城昌治さんがお書きになった本の名前です。

 昭0001和24年に肺結核で結城さんは国立東京療養所に入院しました。22歳の時です。隣の病室に俳人の石田波郷さんに出会ったのが、結城さんが俳句を始めるきっかけになったのだそうです。石田波郷さんは当時36歳だったとのこと。


『俳句は下手でかまわない』

結城昌治 著

朝日新聞社

1997年4月1日 第1刷 発行

1997年6月1日 第2刷 発行

 石田波郷さんに出会ってからずっと俳句を作り続けていたわけではなく、数年作ってから20数年ブランクの時期があり、その後、句会を作って、仲間ができ、長く親しむことになられたそうです。

  書名については、前書きに「誤解されやすい表題をつけましたけれど、あながち自己弁護ではなく、句を作るときのモットー、座右の銘です。」と記しておられます。

  200ページあまりの文庫本で、読みやすく 「俳句との出会い」、「句会をつくる」、「俳人寸描」 ・・・正岡子規・与謝蕪村・高浜虚子・水原秋桜子・永井龍男・小林一茶・久保田万太郎 などが語られています。

  私にとっては、俳句の歴史の要点を上記の俳人、そのほかの俳人のことを理解しながら読み進むことができ、よき手ほどきの本で、ありがたかったです。

 この本には、結城さん自身の句を載せておられないので、句集『余色』から今の季節の句を二つ選ばせていただきました。

 まはるほか何も知らずに走馬灯  結城昌治

 遠花火けふも一日終りけり       同

   ◇    □    ○    ※    ☆ 

 幸い、根気強く導いてくださる俳句のよき先達、句会の仲間がいてくださるので、できるならば上達していきたいと思います。 句会に参加していると、上手になっていくと、結城さんも希望をもてるように書いてくださっています (^J^) ※巻末に結城さんの俳句観が分かりやすく書かれていましたので、次回、紹介させていただきます。

  今日も、よい日となりますように。

  明日は日曜日。キリスト教会では神様に礼拝が献げられます。

 

 

 

 

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