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2017年7月29日 (土)

不在によって、存在の大きさが痛感された会

 こんなジョークがあります。

 「彼が、会社を欠勤しないわけを知っているかい?」

「うーん、仕事熱心なんだろ。」

「そうかもしれないが、もっと大きな理由があるんだ。」

 賢明な皆さまは、もうこの話のオチがお分かりですね。

 「ほう、その理由を聞かせてくれたまえ。」

「知らざぁ、言ってきかせやしょう。一日でも会社を休むと、彼が居ても居なくても何にも変わらないことがバレるからなんだ。」

  予想通りでしたか。 お時間をとっていただいて、申し訳ありませんでした。

   □    ◇    ○    ※    ☆

 今日、書きたかったことは、上記のジョークとは、反対とも言える、教育の道でお世話になったある偉大な方を偲ぶ会での感慨です。

  その方を上司とする職場に私が勤めたのは二年間でしたが、その方とつながりのある人たちとの懇親会が毎年一回重ねられてきました。

  今年、その方は突然、肺炎で亡くなられましたので、毎年開いてきた会を今年は、その方を偲ぶ会として開き、それでフィナーレにしようということになりました。

 集まった方たちは、その方の広い心、卓越したすばらしさ・・・例えば、校長先生になられて、夏のプールで(つまり、名札の見えにくい状況で)全校児童の名前と顔が一致したというエピソード(児童は六百六十六名ということでした)などを、努めて明るく語り合いました。

  でも、どの人も、だんだんとしんみりした表情になっていきました。素晴らしさを語り合えば語り合うほど、その人の存在の大きさと、その日の会への不在の実感が大きくなっていったのです。

  どなたも、涙は、こらえきりました。その方が身をもって温かく教えてくださったことを、それぞれが感謝の思いを持って、これからの行く手をしっかり見据えてベストを尽くし合うこと ・・・それが、その方の一番喜んでくださることだと一人一人がしっかりと知っていたからだと思います。

 その方と、十七年間この会に集まった方たちに心からお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

  今日も、よい日となりますように。

  明日は日曜日。キリスト教会では神様に礼拝が献げられます。よろしければ、どうぞ、おいでください。 

 

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