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2017年7月16日 (日)

『歌声は消えず』  太田俊雄 著

0003『歌声は消えず』

太田俊雄 著

聖燈社 1968年9月10日 初版

      1978年9月10日 第10版

 お世話になっている教会の本棚にこの本を見かけ、題名に惹かれ、手に取りました。

 表題作の「歌声は消えず」に、著者の太田俊雄さんは、アメリカ・カナダで三か月の間に英語による講演・説教を百六十回余りおこない、テレビラジオに10数回出演したことが記されています。アメリカでも高名な伝道者だったのですね。

 この章には、太田先生が愛唱していたロングフェローの「矢と歌」という詩が紹介されています。

 わたしは大空に向かって歌をうたった

 その歌声は空の彼方に消えていった 

 ところが何年もたってその同じ歌が一語一語そのまま 

 友の心の中に生きているのを知った・・・

 アメリカ・カナダの伝道旅行中、太田先生は、思いがけず、南ダコタ州の伝道会場で16年前に出会った少女が立派に成長した姿に出会い、上記の詩の通りの思いを体験し、感動されたとのこと。その人は150マイル離れたミネソタ州から再会しに来てくれたのだそうです。

 あなたにも、ご自分が語ったこと、書き送った手紙のことばなどを思いがけず友だちや、他の人が覚えていてくれてとても嬉しかったことがおありではないでしょうか。 蒔いたことを忘れていたのに、その種が花を咲かせ、大きな実を結んでいることに驚かされる・・・ それは人生の大きな喜びの一つですね。

 何百年も前に日本の人々に伝えられたラテン語の祈りの言葉が子孫に口うつしに伝えられ、とても正確に受け継がれていたことが明らかになってヨーロッパの人たちの信仰を奮い立たせたというニュースもありました。

 

 心温まるエピソードがたくさん記された本に出会うことができ、喜んでいます。

 

 今日も、よい日となりますように。

日曜日。キリスト教会では神様に礼拝が献げられます。どうぞ、おいでください。

 

 

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