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2017年8月11日 (金)

ハイリゲンシュタットと ベートーヴェンの第六交響曲「田園」

 先週のNHKテレビ「ららら クラシック」を録画しておいたのを時間ができたので観ました。既にご覧になったかたには、二番煎じで、すみません。

 この番組を見て、とても大きな収穫が、私にはありました。見るまでは、ハイリゲンシュタットという地名は、「聴力が衰えてきたベートーヴェンが、生きていく気力を萎えさせてしまい、弟にあてて、遺書をしたためた地」だと、ずーっと思っていました。 条件反射のように ハイリゲンシュタット = ベートーヴェンが遺書を書いた地  と 思っていたのです。

  それはそれで間違いではなかったのですが、「ららら クラシック」で放映されたハイリゲンシュタットの景観は、とても広大で自然の豊さに満ちていました。

  番組の後半、「田園」の第一楽章を聴きながら、私の思い込みは、次のようにチェンジしていました。

  ハイリゲンシュタット = ベートーヴェンに 聴覚障害を抱えながら 他の人には書けない音楽を創造して 生き抜こう と新たな希望と力をはぐくんだ地

  ナポレオンが武力で戦争を展開していた時、ベートーヴェンは、大自然の恵みを讃える音楽を創造して平和と希望を聴く人に贈ったのです。 ベートーヴェン自身、耳ではその音楽を享受し難かったけれど、彼の魂はその音楽を全身全霊で発信し、そして受けとめていたに違いありません。

  「ららら クラシック」の番組に登場した人たちも、全員、表情を明るくしていました。

  今日も、よい日となりますように。 

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