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2017年10月 3日 (火)

『日本一 心を揺るがす 新聞の社説』 その2

0006_2 『日本一 心を揺るがす 新聞の社説』・・・この本は、2,3、そして著者の講演のDVDを添えたベストチョイス版も出版されているようです。 (ベストチョイス版には、1,2,3までに紹介された話とのダブリも多いようです。)

  昨日のトルストイの言葉と関連するエピソードを

  ◇   □   ○  ※  ☆

  物理的な時間を情緒的な時間に

  カー用品の専門店「イエローハット」の創業者で「日本を美しくする会」の鑰山秀三さんは新聞・社会面の暗いニュースは、「そういうニュースを読んでも、それが後々自分の人生に何か参考になるとは思えないから」という理由で、お読みにならないそうです。

  特に朝刊は、さわやかに目覚める時間で、そういうときに暗いニュースを読むのは真新しい一日をわざわざ暗くして歩む原動力になりかねない・・・身のまわりをいつもきれいに と心がけていると一日の多くの時間を心豊かに送れるのかもしれない。

     ◇   □   ○  ※  ☆

  過去を意味あるものにするために

 小学6年生のその少女は、そのときブラジルの首都サンパウロにあるアメリカン・スクールに通っていた。

 彼女は、新学年になった頃から世界史の教科書の後ろのページ、「パール・ハーバー」という見出しの付いたページが気になって仕方なかった。

  少女は、そのクラスでただ一人の日本人だった。 ついに「パール・ハーバー」の授業の日が来た。彼女は学校を休もうと思った。けれど、大好きな歴史の先生のことを思って登校した。

  授業。先生は、日本が資源に乏しい国であること、発展するためには外国から資源を輸入しなければならないこと、どんな貧しい国でも貿易によって発展する権利があることを話し始めた。 欧米諸国はアジアの国が発展しすぎることを好ましく思っていなかったこと、そのため日本の資源輸入を困難にしていたこと。

 授業の最後。先生は「戦争にはたくさんの原因があるのに、原因を一つに決めてしまうのは歴史に対する暴力だ」と話した。

 少女は、自分のことを配慮しながら、教科書に書かれていることより深く広い立場で、先生がこの授業をしてくれたことに気づき、先生にその気持ちを話そうとした。けれど、一言話したら涙が一気に溢れそうで話せなかった。

 この少女は、国際関係の仕事、平和の創造に関わる仕事を夢見るようになった。

 ・・・・それから年月が経過しました。

  エール大学で学んで、国際政治学者になり、軍縮会議日本政府代表部の特命全権大使など、さまざまな国際舞台で活躍し、後に国会議員に当選し入閣した猪口邦子さんという方がおられます。ご存じの方も多いかもしてません。 ・・・ それが、ブラジルのアメリカンスクールで学んだこの少女の成長した姿なのだそうです。

      ◇   □   ○  ※  ☆

  よろしければ、どうぞ、お読みください。

  今日も、よい日となりますように。

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