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2017年10月 7日 (土)

『日本一 心を揺るがす新聞の社説 3』

0002 紹介してきました本のパート3です。

『日本一 心を揺るがす新聞の社説 3』

水谷もりひと

ごま書房新社

2016年5月8日初版第1刷発行

 感動 感謝の章に、こんな文章が掲載されていて、心に残りました。

 佐藤誠司さんについて書かれた「命のつかいかたを知った人生の旅」という文章です。

  21歳の時、一か月後に結婚式を控えていた佐藤さんは大きな事故に遭いました。高圧ケーブルの測定の仕事中、上司が誤って電源を入れてしまい、6000ボルトの電流が5メートルも佐藤さんを吹き飛ばし、全身火だるまになってしまったのです。

  救命救急センターで「必ず君を助ける」という医師の言葉を聞いて、その後気を失った佐藤さん。 一か月後に意識を取り戻した佐藤さんが母親から聴いたのは、次の話だったとのこと。

 「必ず君を助ける」と言ってくれた主治医のN先生は、それから三日三晩、不眠不休で治療に当たり、四日目に佐藤さんのご家族に「腫れが引いたので明日手術をします」と告げての帰路、駅のホームで倒れて、そのままお亡くなりになってしまったのだそうです。 全身の1/3をやけどすると助からなかった時代に50%をやけどした佐藤さん、その後50回の手術を施され、命は助かりました。

 主治医の献身的な治療に打たれ、佐藤さんは自分の身体をさらけ出して語ることで多くの方に生きる希望と勇気を与えておられるそうです。

 婚姻届を笑顔で持ってきてくれた婚約者に対し、喜びながらもそれを受け取ると彼女は幸せになれないと思い、心を鬼にして追い返して・・・。

       ◇    □     ○    ※    ☆

 この本には、平成12年9月11日に記録的な集中豪雨に襲われた東海地方で帰宅難民で溢れた名古屋駅の駅前にあった「ホテルアソシア名古屋ターミナル」がロビーや喫茶室を開放して、100人以上の人を受け入れた話も書かれています。 

 この集中豪雨の3か月前に総支配人に就任した紫田秋雄さんの相談にスタッフが呼応してくれたので実現した臨機応変の措置だったそうです。

  紫田さんと、このホテルは、後に『日本一幸せな従業員をつくる』というドキュメンタリー映画となって、今は、取り壊された「ホテルアソシア名古屋ターミナル」は伝説のホテルとなっています。

 紫田さんは「お客さんは、値段が安いとすぐ別の店に行く。しかし従業員はこの会社に人生を賭けている。従業員をまず幸せにしなければ会社は発展しない」という思いから「顧客満足」の前に、「従業員満足日本一」を目標に掲げたかただとのこと。

       ◇    □     ○    ※    ☆

  生き方 心づかい の章の 「自分のことを 好きになるために」

にも、教えられました。

  自分のことが好きですか? 自分が好きという感情は、仕事がうまくいく、いい人間関係に恵まれる、幸せな人生を送る、などのための土台となります、と書かれています。

  いろいろなエピソードが盛り込まれていて、今週は、水谷もりひとさんと奥さんのくるみさんの本の特集のようになりました。

  お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

  今日も、よい日となりますように。

    明日は日曜日。キリスト教会では、神様に礼拝が献げられます。

 

 

 

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