「ごんぎつね」の朗読
新美南吉の名作「ごんぎつね」・・・その朗読会があるというので、行ってまいりました。
11月26日・・・「いいフロ」の日に、すてきな温泉のある池田町に出向く、というのも何だかよろしいではありませんか。
前田幸子アナウンサーは、朗読講座を開かれると、その後も朗読を続けたいという人のために朗読教室を開いておられます。前田幸子(さち子)さんの名に由来する「さちの会」・・・長年、修練を続けた方たちは「読人の会」という、すてきな会へと進んで、毎年発表会を開かれます。
そうした会の発表会へ足を運んだことはありますが、今回は、指導されるかた自らの朗読会ということで、これは滅多にない機会、と足を運びました。
とても、すてきな「ごんぎつね」でした。 質問を受け付けてくださる時間があり、いろいろ朗読に関するお話もうかがえました。
印象に残ったのは、「発声練習」を毎日、一所懸命なさっているということ。真剣にやるのでなかったら、やらないほうがよい、と断言されました。これが、プロだと思いました。
受け身にならず、いつも、「新しい扉を開くのだという気持ちで挑戦」しておられるとのこと。
集まったのは、大人ばかりでした。図書館での開催で対象は「小学生高学年以上」すから、小学生たちが聴衆に居たら、きっとそれに合わせた朗読をなさったことでしょう。 そういう幅、奥行きの深さが伝わってくるかたでした。素晴らしいですね。 ありがとうございました。
今日も、新しい扉を開く、よい日となりますように。
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