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2017年11月28日 (火)

バッハ 「ヨハネ受難曲」 コンサート

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  11月25日、岐阜県庁近くのサラマンカホールで、バッハの「ヨハネ受難曲」のコンサートが開かれたので、行ってまいりました。

  このコンサートに出演するかたに、岐阜県音楽療法研究所(現在は閉所)で学んだ同期生(私より、ずっと若い方)がいて、その縁でこのコンサートのことを知ったのです。

  合唱 合奏 ソロ それぞれがすばらしく、それが一体となって生み出されるバッハの音楽に浸らせていただけ、至福の時間となりました。

  ドイツ語で歌われたのですが、プログラムに全68曲の日本語訳が印刷されていて、「今は、こういう内容が歌われているのだ」ということを理解しながら聴くことが出来ました。

  優れた実力をもつ方々が、この夜のコンサートのためにどれほど真摯に練習を重ねてこられたことでしょう。  すごいことだと思いました。 そして、それだけ打ち込む値打ちのある曲を構成し、苦心を重ねて完成したバッハに改めて畏敬の想いを抱きました。

  合唱のメンバーの一人に、中学で担任した教え子の、その娘さんもいて、そのことも感慨深かったのです。

 家内の知人で、長年朗読に打ち込んでおられる方も聴きに来ておられました。クラシックの歌い手でもあるその方に、「この曲や、他の曲でステージに立たれたことがおありなのでしょうね」とお声を掛けました。私より年配で、80歳には少し間のある年齢のご婦人なのです。

 その答えに、驚きました。いえ、圧倒されました。

「来年、この曲を歌うので、楽譜を持参し、それを見ながら聴いていたのです」

 ステージを見ていて、過去を振り返るのではなく、この方は未来に備えておられたのです。

 70を少し過ぎて「古来稀なり」と、ゴールをなんとなく感じていた私とは、志も器も雲泥の差があります。

 今日という日は、これからの人生で一番若い日 そして一番成熟している日

 今日が、よい日となりますように。

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