『今日から弾ける いきいきピアノ』
元吉ひろみ
(「60歳からのピアノ主宰」 著
ヤマハミュージックメディア
2016年3月10日 初版発行
10月26日には、同じ著者のピアノの先生向けの本のことを書きましたが、今回は、これからピアノを始めようという方向けの本から書かせていただきます。
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新しいことへの挑戦は、脳のアンチエイジング ・・・未体験の刺激こそが若さを保つ
60歳以上の方12名に、「ふるさと」を、1.歌う 2 ベルで演奏 3 ピアノで演奏 の三通りをしていただいたところ、演奏中の脳の血液流量は、ピアノが一番多くなったそうです。
それも、左右の手が異なる動きをするときに血液流量は増えたとのこと。
利き手の人差し指と中指で ドレ ドレ ドレ ドレ と鍵盤を押すと、利き腕でないての薬指と小指で同じ動きをしたとき、素速く動くのは利き手ですが、普段あまりそうした動きをしない薬指と小指を動かすほうが、脳の活性化に貢献したそうです。
つまり、あまり慣れていないことに挑戦する新鮮さが、脳の若さを保つ、のだそうです。
子どもに比べて、人生経験が長く幅広いシニアは、一つの曲についても背景を理解したり、想い出を呼び覚ましたりでき、さらに、曲の構成をとらえて、全体を見通しながら1曲を仕上げることができる良さがあるそうです。
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練習 ・・・ 週に2日 1時間ずつ 計2時間の練習よりも
週に3日 30分ずつの練習 のほうが、効果が上がる
これは、集中度があがることもあるでしょうし、まとめて長くすると負担になりやすいということもあるそうです。
ギターやハーモニカ、オカリナなども身軽で、いい面がありますね。
歌うこと ・・・これも、呼吸器官の健康維持などに大きく貢献してくれます。
あなたは今まで一度もさわったこともない楽器の名人であるかもしれません。 何かに取り組んでみませんか。 おお、今日は11月1日 ・・・よいスタートの日になるかもしれませんね。
今日も、よい日となりますように。
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コメント
やってみようかな ありがとうございます
※ ムーミンパパより
コメント、ありがとうございます。
きっと、楽しいですよ。 ムーミンパパも、新曲に取り組みますね。
投稿: 敦子 | 2017年11月 3日 (金) 16時37分