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2018年2月22日 (木)

岐阜県総合医療センター市民講演会 

0002_2 先週の土曜日、この案内にある講演会に行ってまいりました。

 会場は満員だったと思います。事前にご案内できませんでしたので、お詫びと自分の学びのまとめを兼ねて、少し内容をご紹介させていただきます。

  まず、ヴァイオリニスト兼音楽療法士の浜島さんのことから。

  ヴァイオリンを奏でながら、ステージではなく聴衆のあふれる会場に登場・・・

  私のすぐ前の席にいた幼児が、その音色に関心のある表情を向けると、すかさずその子に向けてしばらくの時間、立ち止まって演奏をプレゼント。

  話は短めにして、前列と後列で二種類の手拍子を少し練習して、早速全員参加の音楽時間へと引き込まれました。

 圧巻は、「チャルダッシュ」を演奏しながらジャンプして着地の連続という熱演・・・ 実は、数年前、この浜島さんの演奏会に行ったときには、演奏しながらの360度回転を目の当たりにしたことがあります。 この日も、まるで時間を合わせたように、冬季オリンピックでは羽生選手のフィギュアスケートの決勝の演技が展開されていました。浜島さんのお話と演奏の結びに羽生選手金メダル獲得のニュースが告げられました。

    □    □    □    □   □

  続いて、柏木哲夫先生の講演「いのちに寄り添う」から

  ご存じの方が多いように、柏木先生は、日本で初めてホスピスを創られ、2500人以上の方を看取ってこられたかたです。

 緩和ケアを提供するホスピスの役割を、およそ、次のように話されました。

 ・身体の苦痛をやわらげること 

 ・患者さんの「気持を分かってほしい」というに応えること

 ・に平安を覚えて死を迎えていただくこと

 演題の「いのちに寄り添う」については、寄り添うための人間力と題して

 次の十項目を教えていただきました。特に順序性はないとのことです。

・聴く ・・・漢字でみると「聞く」は耳だけ。傾聴の「聴」には、耳と心、そして目が構成要素に入っている。 患者さんと目と目を合わせ、耳と心を傾けて聴く

・共感する

・受け入れる

・思いやる

・理解する

・耐える

・引き受ける

・寛容

・存在する  doing 何を為すか も大切。 そして、

  為す術もないときにも being その場に居ることそのものが大きな 慰めと なる

・ユーモア

    ◇   □   ○   ※   ☆

  真摯に いのちと向き合って歩んでこられた柏木先生の、 そのあたたかさと重みが会場に満ちて、多くのことを学ばせていただいた講演でした。

 ありがとうございました。

 今日も、よい日となりますように。

 

 

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