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2018年2月19日 (月)

『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』

0002『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』

くさばよしみ 編

中川 学   絵

汐文社 

2014年3月 初版第1刷 発行

2016年1月20日 初版第25刷発行

 南米の国ウルグアイのムヒカ大統領が2012年 ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際会議でしたスピーチを子ども向けの表現に意訳して紹介した絵本です。

 来日して、日本でも多くの方の共感を呼んだムヒカさん。どんなスピーチをなさったのでしょうね。

    ◇    □   ○   ※  ☆

  300万人ほどの人口のウルグアイ・・・苦労の末、6時間労働で暮らしていけるようになりました。ところが、6時間労働がおわったあと、別の仕事について働く人が多いのだとのこと。

  それは、バイクや車など、買った品物のローンを払わないといけない人が増えたから。

  ローンを払って払って払って、気がつけばわたしのようなリウマチ持ちの老人になり、こんな問いかけをするのです。

これが人生のたどり着いた先なのか

  わたしが話していることは、とてもシンプルなことです。

  社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。

  人と人とが幸せな関係を結ぶこと、

  子どもを育てること、

  友人を持つこと、

  地球上に愛があること

  こうしたものは、人間が生きるためにぎりぎり必要な土台です。発展は、これらをつくることの味方でなくてはならない。

  なぜなら、幸せこそがもっとも大切な宝だからです。わたしたちは発展するためにこの世に生まれてきたのではありません。この惑星に、幸せになろうと思って生まれてきたのです。人類が幸福であってこそ、よりよい生活ができるのです。わたしたちがよりよい生活をするためにたたかうとき、これをおぼえておかなくてはなりません。

      ◇    □   ○   ※  ☆

 表紙の見返しに

 貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないことです。

  とあります。深いですね。

  今日も、よい日となりますように。

 

 

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