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2018年2月 4日 (日)

城山三郎さんの詩

  昨日の『藤沢周平のこころ』に城山三郎さんとの特別対談、「日本の美しい心」が掲載されています。

  お二人は、ともに昭和2年生まれ。かけがえのない青春期と戦争が重なった世代の方たちです。 奥深い対談の結び近く、城山さんが自作の詩を披露されます。

        ◇    □    ○   ※  ☆

 「旗」  城山三郎

 旗振るな  旗振らすな 旗伏せよ 旗たため

 社旗も 校旗も 国々の旗も 国策なる旗も 運動という名の旗も

 ひと みな ひとり

 ひとりには ひとつの命 (中略)

 生きるには 旗  要らず

 旗振るな 旗振らすな 旗 伏せよ 旗 たためよ

    ◇    □    ○   ※  ☆

(藤沢) いい詩ですね。 戦争中、旗振りが非常に多くて、さんざんやられましたから、本当にもうたくさん、という気持で一杯です。

(城山) いまでも目の見えない旗を振っている人がいるから、怖いんです。小説好きは旗を嫌いますから、みんながもっと小説を読んでくれるといいですね。それが文学の持つ力ではないでしょうか。

(藤沢)それを信じて書き綴ってきたところがありますからね。

  ◇    □    ○   ※  ☆

それぞれのプロフィールのお写真のところに 一言ずつ 記載されています。

藤沢周平さん

  機械化で楽になったのはほんの短期間。科学の進歩は本当に将来の人類のためだろうか

城山三郎さん

  私の実感としては百人百様の生き方ができる世の中が一番いいけれど、その逆に逆に動く

  よろしければ、どうぞ。

  今日もよい日となりますように。

  日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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