« 会話のひとこと から | トップページ | 藤沢周平さんの小説観 »

2018年2月 2日 (金)

聞香(もんこう)  侘び助椿

 昨日の『山月庵茶会記』 葉室 麟 著から学ばせていただいたことです。

聞香・・・香は古(いにしえ)には仏に供えるものであったが、京の殿上人が女人のもとを訪れた後におのれの余韻としてどういう香りを残すかをくふうし、そういうときの薫物(たきもの)として使われるようになり、衣類に香を焚きこめ、室内に香をくゆらせたとのこと。 最近のアロマ・セラフィなどの遙かなる先駆けの面もあると言えましょうか。「香りを聞く」・・・奥ゆかしい表現ですね。 「聴香」という言葉も目にしたことがあります。

 『源氏物語』の「梅枝」(うめがえ)の巻では光源氏が明石君との間に生まれた姫の入内(じゅだい)のために薫物をととのえ、紫の上(むらさきのうえ)や花散里(はなちるさと)ら女人たちにも香を調合させて香りの良否を競う「薫物合わせ」(たきものあわせ)を行う場面があるとのことです。 ご存じのかたも、多いのでしょうね。 私は、源氏物語を読んだことがないとは申しませんが、熟読したとも申せません。 

0016
侘助椿(わびすけつばき) 
・・・諸説あるようですが、加藤清正が朝鮮から持ち帰った椿で、利休の下僕の侘助が苦心して育てたことから、こう呼ばれるようになった、などと言い伝えられているそうです。

  何かについて知ることは、楽しいですね。

  今日も、よい日となりますように。

|

« 会話のひとこと から | トップページ | 藤沢周平さんの小説観 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 聞香(もんこう)  侘び助椿:

« 会話のひとこと から | トップページ | 藤沢周平さんの小説観 »