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2018年4月26日 (木)

『陸王』 池井戸 潤

Photo『陸王』 

池井戸 潤 著

集英社 2016年7月10日

第1刷発行

   しばらく前に、テレビで放映され、人気が高まって最終回の視聴率は、かなりよかったのではないでしょうか。

 原作で、特に印象に残ったところは、ここです。

  ◇   ○   ※  ☆

 子どもの頃から、大地は、家族の一人としてこはぜ屋を当たり前のように見ていた。

  しかし、社員となった大地に、こはぜ屋は幼い頃から知るのとはまるで違う顔を見せた。

  百年ののれん、と安穏とかまえているように見えた老舗足袋屋は、資金繰りと戦いながら、日々、生き残りをかけて奮闘していた。その姿はまるで荒海に翻弄されつつもなんとか姿勢を保って浮かんでいる船さながらだ。

  大地はその船員のひとりだった。  戦いの日々を通じて大地が学んだのは、仕事の醍醐味であり、本当の面白さである。純粋に何かを作り、人のために貢献しようとする姿勢。ひたすら寡黙でひたむきな作業の連続から学んだのは、挑戦する楽しさだった。 こはぜ屋には、それがあったと思う。

       ◇   ○   ※  ☆

  588ページにわたる大作・・・ 読み通させる強い吸引力のある本でした。

  よろしければ、どうぞ。

  今日も、よい日となりますように。

  

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