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2018年7月22日 (日)

『刀伊入寇』(といにゅうこう) 藤原隆家の闘い

0002『刀伊入寇』(といにゅうこう) 藤原隆家の闘い

葉室 麟  著

実業之日本社

2011年6月25日 初版 第1刷

 小説の楽しみと申しましょうか。

 藤原道長が、「この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることの なしと思へば」 と歌を詠むほど 権勢をふるった時代に、 その甥にあたる藤原隆家は、身内同士のちまちました権力争いに見切りを付けて、九州に行き、外敵から国を守ろうとそのたぐいまれな武力を発揮します。

 花山法皇、隆家の姉にあたる皇后定子、清少納言、紫式部、陰陽師安倍晴明などなど 同時代に生きた人物もたくさん登場。

 頭脳明晰で、豪胆、五人力の強弓をひき、太刀さばきも見事、人間としての在り方も魅力的 ・・・ すかっといたしました。 よろしければ、どうぞ。

 清少納言が定子から受け取った山吹の花びらに書かれていた「言はで思ふぞ」の歌が思い出せないでいると、仕えている女童(めのわらわ)

が、その古歌を思い出させるというちょっとした場面を面白く思いました。その歌自体も 奥ゆかしいところがあり、印象に残ったのだと思います。

 心には下ゆく水のわきかへり 言はで思ふぞ言ふにまされる

 心の内で水が湧き出づるようにあふれる思いを口に出さず、心で思っていることこそ言葉にまさっている

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝に、どうぞ。あなたを愛している神様が喜んでくださいます。

 

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