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2018年8月27日 (月)

『月を見てパンを焼く』

0001『月を見てパンを焼く』

塚本久美(つかもと くみ) 著

カンゼン 2018年7月24日 初版

 面白いタイトルだな、と思って図書館から借りてきました。 発売されて一か月ほどの本をこうして読むことができるのは、ありがたいことですね。

  著者の塚本久美さんは、せっかく焼いたパンを一つも無駄にしない方法として、受注生産の通信販売を考え、実行しておられます。

 焼けたパンを急速冷凍し、鮮度を保ったまま全国に届ける・・・一日に十四軒ということで、現在5年待ちの状態だそうです。

  ドイツでパン作りを学んでいたとき、石臼のパン職人さんが「今日は満月だから、小麦粉を数日は置かないといけないよ」と不思議なことを言ったのだそうです。

 パンと月の関係? ・・・ドイツでは月齢で農作物を育てる方法が昔からあり、月の満ち欠けによって発酵が進む速度が変わるため、パン生地を置く時間が変わる ということ名のだそうです。

 「なんだかよく分からないけど、月に合わせて働くなんてカッコいいな」と思った塚本さんは、月の暦に合わせて20日間パンを焼き、10日間はパンの原材料の生産者のところを訪れる生活を続けているとのこと。

 パン作りの師匠、志賀勝栄シェフは「パンは発酵食品」と明解に語られるとのこと。

 月の満ち欠けによって、種まきや収穫を行う方法はドイツでは「バイオダイナミック農法としてよく知られていて、もともとはあの思想家、ルドルフ・シュタイナーさんによって提唱された有機農法だそうです。

 「生産システムそのものが生命体であり、人間もその生命体の動きに合わせて生活して豊かになりましょう」という考え方 と説明されています。

  関心を持たれた方は、どうぞ。http://hiyoribrot.com/

  今日も、よい日となりますように。

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