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2018年9月28日 (金)

『あなたは欠けた月ではない』  3

0002 この本の著者、光野 桃(みつの もも)さんは、いろいろなことに挑戦されます。あるときは、ベリーダンスを習いに行かれたそうです。 

 先生はレッスンの最後にこう、語られたそうです。

「できるだけ自然の中にも行ってくださいね。・・・自然のなかには調和しかないんです。そのなかに身を置くと、意識できる自分と無意識の自分とが調和していきますから」 ・・・ そうか、人間の身体も自然の一部なのだと光野さんは思いました。

  このような学びを通して、現在、光野さんは、山にも登られ、朗読の素晴らしさにも目覚め、2008年から五感をひらく時空間をテーマにした「桃の庭」を主宰。「言葉と五感の朗読ライブ・桃の庭」、森をあるく集い「森の庭」などの活動を展開しておられるとのこと。

 朗読会をしてほしいと光野 桃さんに熱心に頼んだ知人は、その理由を問われて、「目で追う言葉は頭に入るけれど、耳で聞くと心に、体に入るから」と答えたそうです。 

 光野さんは、それを自身がマリオ・ブルネロというイタリア人のチェロを聴いたときの「音がまばゆいばかりの色彩を伴って花火のように飛び出して、あっという間に体の中に入り込んで全身を駆け巡り、細胞の一つ一つが活き活きと開いてゆく体験」と結んで知人の言葉が腑に落ち、朗読に取り組むようになられたそうです。

 3回にわたって紹介させていただきました。自分自身をどう育てていくのかを、幅広い視点・視野から示唆してくれる本だと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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