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2018年10月31日 (水)

目医者さんの掲示板から

0009 目医者さんの待合室にこんな掲示がありました。

 狼とおばあさんが赤ずきんちゃんの視力低下を心配しているポスター ・・・

 それぞれの立場を越えて、一緒になって気遣っているところが なんとも言えませんね (^J^)

 秀逸だと思いました。

 読書の秋ですが、照明、姿勢など気をつけましょうね。

 今日も、よい日となりますように。

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2018年10月30日 (火)

家事のできる男性に

 今日のタイトル、何だか殊勝ですね。 こういうわけです。

 一昨日、昨日と書かせていただいた早乙女勝元さんは、今、82歳。奥様が召されてから『もしも君に会わなかったら』を執筆しようと手をつけるまで、6年もが過ぎてしまったそうです。眠れぬ夜が多くなり、想い出すのがつらい状態が続いたとのこと。

  音楽教師としてお勤めだった奥様が出かけた後、著述にいそしみながら家事をしているとのことで、女性団体から講演の依頼もあったそうです。

 奥様とは夫婦平等に家事をと考えて歩んでこられたそうですが、その実態は下記のようだったとのこと。

 食事作りは彼女。後片付けは私。

 洗濯の準備は彼女。外に干して取り込むのは私。

 彼女がいなくなったら、なんの料理も出来ず、洗濯機の使い方もわからない。どちらも二等分してやればよかったと悔やんでみても、後の祭りだ。仕方なく洗濯機は全自動に取りかえ、食事は夜だけ息子夫婦たちの世話になっている。

 早乙女さんが読まれた本 『男おひとりさま道』(上野千鶴子 著・文春文庫)には、配偶者に死に別れた夫婦の平均生存期間は、妻が10年、夫が約3年と出ているそうです。

 ちなみに、総務省の統計によると、2018年10月現在、百歳以上の人は日本全体で約7万人、その88%が女性とのデータが出ています。

   ◇   □   ○   ※   ☆

 以上のことから、今日のタイトル 「家事のできる男性に」が生まれました。

 えっ、カジノを勧めるのか ですって ・・・いえいえ、落ち着いてよくご覧くださいね。

 勿論 もう主婦 と対等か、それ以上の実力・経験を備えておられる主夫 もおられることでしょう。  私は 心がけてはいますが、まだまだ初心者です。

 それはともかく、よき10月のフィナーレをお迎えくださいますように。

 

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2018年10月29日 (月)

『もしも君に会わなかったら』

0003_3『もしも君に会わなかったら』

早乙女勝元 著

新日本出版社

2014年9月15日 初版

昨日に続き、早乙女勝元さんの本。

こちらは、奥さん、そして子どもさんとの歩みが書かれています。

 奥さんの直枝さんとの出会い、お子さんが三人生まれたこと、葛飾区のバラックに住んでいた頃、まだ有名でなかった山田監督と交流が生まれ、訪れた山田監督を柴又の帝釈天に案内したこと・・・このことが「男はつらいよ」につながっていくことは、まだ誰も思っていなかったそうです。

 線路の枕木で家を建てよう、と電車の窓から線路ぎわの空き地に山積みされている古枕木を見ていて思いつき、それを実行に移されたそうです。

0002 長さ2.2メートル、幅20センチ角の栗の枕木 600本・・・特別に払い下げてもらえることになって、上の写真のように建て上がったときにはテレビや雑誌で紹介され、多くの人が写真を撮りに来たとのこと。

 妻となった直枝さんは結婚後にこう語ったそうです。「あなたのところへくれば(早乙女という苗字になって)一生死ぬまで、乙女でいられるってわけよね」

 明るく笑う方だったそうです。

 その奥様が、朝は元気だったのに、夜の会合先で倒れ、連絡を受けて駆けつけた早乙女勝元さんは病院の霊安室で再会することになってしまわれたことが、本書に綴られています。

 ホスピスに長年勤められたお医者さんが、「生きることの先に死が存在する、と思いがちです。けれど、毎日生きていることと死ぬことは表裏のように切り離せないものだと私は感じています」とお話しされたことを思い出しました。

 七歳年下の伴侶に、突然先立たれた虚しさと寂しさの底で早乙女さんは眠れなくなりました。悩んだ末に、若き日の奥さんとの邂逅を回想することになさって、この本が生まれました。

 昨日記しましたコスタリカのことは、奥様が知り、そのことから発展してご夫妻はお子さんとも一緒にコスタリカ探訪に出かけ、コスタリカの元大統領の自宅で面談なさることにもなりました。

 ◇   □   ○  ※   ☆

 よろしければ、お読みください。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2018年10月28日 (日)

『その声を力に』 早乙女勝元さん

0002『その声を力に』 

早乙女勝元  著

新日本出版社 

2018年5月30日 初版

 戦後最初のヒット曲♪「リンゴの唄」を歌った並木道子さんは、戦争でお父さんと次兄、そして1945年3月10日の東京大空襲でお母さんを亡くされました。

 ♪「リンゴの唄」の万城目さんは、明るく歌ってほしいと並木さんに言いました。

 その東京大空襲に遭って家族で命からがら逃げ回った体験などがこの書には書かれています。

 心に残ったのは、コスタリカという国のことです。

 コスタリカの子は「ぼくたちの国はね、センソーはしないんだ。兵隊さんがいないんだから」と自慢げに語るのだそうです。

 コスタリカは、1949年の新憲法制定時に軍隊を廃止したのだそうです。『最新世界現勢96』によると、人口307万人 ひとり当たりのGNPは2380ドル。平均寿命 男性72歳 女性78歳 識字率 93%

 内戦続きの隣国ニカラグアは国民ひとり当たりのGNPは330ドル 平均寿命 男性61歳 女性66歳。  大砲が太ればバターは減るということが感じられる。

 ◇   □   ○  ※  ☆

 コーヒー農園で働く青年との会話から ・・・

「コスタリカには軍隊がないので、徴兵制もないから、安心して働けるんですよ。コーヒーもいい味だと思います。

「軍隊なしで、不安はないの?」

「ありません。・・・こちらからどこかの国を攻撃することは絶対にあり得ないから。 他国になんの脅威も与えないバナナとカカオくらいの小国に、殴り込みにくる国はないし、そんなこと国際社会が認めませんからね」

 コスタリカのアリアス元大統領は、中米和平をまとめてノーベル平和賞を受賞。そして2017年、国連の場で「核兵器禁止条約」のまとめ役を務めたのは、コスタリカのエレン・ホワイト大使・・・122カ国が採択したこの条約に日本は不参加。

 何という大きな開きでしょう。 日本も、コスタリカのように子どもたちが誇れる国と なりたいと思います。

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2018年10月27日 (土)

深まりつつある秋

 我が家のゴーヤ ・・・ 家庭菜園主任の取り組みの弱さの割にたくさん実ってくれました。

 花をたくさん付けていたのですが、気温が下がるようになってきたことも考えて、ねぎらいつつ、整理にかかりました。

0003  蔓と葉っぱ ・・・なかなかのボリュームです。 葉っぱに囲まれていて見逃していた最後のゴーヤを収穫することも出来ました。

  この作業を済ませて、ウオーキングに行きましたら、山道に、自然のデザインした秋模様に出会いました。

0006_2
 上の写真と下の写真を並べてみると  夏から秋へのバトンタッチ という感じですね。

  画像の容量を小さくしたので印象が変わりましたけれど、実際には、松ぼっくり 松葉 は もっとみずみずしい感じがいたしました。

  朝夕の気温も下がるようになりました。  どうぞ、お身体にお健やかに保ってくださいますように。

  よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。


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2018年10月26日 (金)

なぜ、山梨県は「長寿」なのか?

なぜ、山梨県は「長寿」なのか?AIの分析でわかった衝撃の理由

先日、上記の内容のテレビ放送があったことを、友人が教えてくれました。その番組のことを知りたいと思っていましたら、インターネットの下記のページに詳しく書かれていましたので、引用紹介させていただきます。

 ありがとうございます。

http://news.livedoor.com/article/detail/15464349/

健康寿命には「運動よりも食事よりも〇〇が大事」

こんにちは!廣田信子です。先日放映されたNHKスペシャル「AIに聞いてみた どうするのよ!日本」の「健康寿命に関するAIの分析がすごかったです。見られた方も多いと思いますが、これは書かずにはいられません(笑)。

日本人の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.26歳。これに対して、健康寿命は男性72.14歳女性74.79歳。「健康寿命」とは、厚生労働白書では、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。この差が10年あるのです。特に女性は寝たきりや介護が必要な状態が長いのです。で、国の経済を考えると、この最後の10年間にかかる医療費は1人の人生の半分に当たるのです。この間の年間の医療費・介護費は5兆円にのぼるといいます。

で、健康寿命を延ばすことが国を挙げての大命題で、様々な取り組みがされていますが、さらに、何かよい方策がないか、今回、AIが分析を行ったら、びっくりする結果が出たのです。

分析したデータは、北海道から沖縄まで、延べ41万人の高齢者へのアンケート結果です。600以上の様々な角度からの質問項目について、10年以上追跡調査したものです。これに関して、AIが人間には不可能な膨大な分析を行ったのです。1つの質問の回答と他の質問に対する回答との関係を18万通り調べ上げたのです。そこには、思いもかけない健康長寿の秘密がありました。

まず、健康寿命を延ばすためには、「運動よりも食事よりも〇〇が大事」ということがわかったといいます。で、〇〇に何が入るか…です。それが、あまりにも意外だったのです。私は、〇〇は、「人とのふれあい」とか「会話」かな。でも、そんなに意外じゃないし…と思って聞いていたのですが、何と〇〇は…「読書」だというのです。

えっ、「読書体動かさないし、一人でするもので会話もないし…と、半信半疑。それは、名だたる研究者の方々も同じで、この結果を聞いて、みなさんから「お~」と驚きの声が。質問への回答を健康要素(自分は健康だと回答している人の回答)不健康要素(自分は不健康だと回答している人の回答)に分け、各回答がどちらに結びついているかを調べているのですが、読書(本や雑誌を読む)は、健康要素119と結びつき不健康要素0という完璧な健康要素なのです。運動、食事に比べても断トツなのです。

で、本当なのだろうかと全国で一番健康寿命が長い(男性1位、女性3位)「山梨県を調査。実は、なぜ山梨県民の健康寿命が長いのかは県の担当者も分かっていなかったのです。そこで分かったのは、驚くべき結果です。なんと、山梨県は、人口に対する図書館の数が断トツで全国1位なのです。人口10万人に対する図書館の数は全国平均が2.61のところ、山梨県は6.59なのです。さらに、山梨県は、図書館司書の普及率が全国トップクラスで、戦後早い時期に学校に司書を配置し、子どもの時から読書の習慣を身につけさせているのです。これに対して、運動の実施率は山梨県は全国最下位だと言います。読書と健康寿命が結びつきました。このAIの分析を聞いて、山梨県の健康福祉課の職員の方々もびっくり。

この理由を専門家が推測しています。

図書館に行って本を探すことが運動になっている知的な刺激を受けている過去の記憶を呼び覚ますことにつながる読書によって心が動き、それが行動につながるそもそも、本を読むということは、それだけの活力があって、知的好奇心があるということ

等々です。この結果を受けて、調べると、読書をしている人と、しない人とでは平均寿命が2歳以上違うという論文があったり、なぜかわからないけど、図書館の近くに暮らす人は要介護リスクが低いという調査結果があった…といいます。行政としては、図書館をつくることで要介護を減らせるなら、介護や医療に比べて、格段に安い費用で対策できる…と注目することでしょう。今後、図書館整備が進みそうです。

私は、いろいろなことを思いました。まず、AIの固定概念にとらわれないビックデータ分析力のすごさです。すでに、いろいろな分野で、判断をAIにゆだね始めています。なぜ、そう判断したのか分からない不安がありましたが、AIの分析、判断力はやはりすごい能力なんだと、認識しました。これからは、AIが分析した結果の理由付けを後から人間がいっしょうけんめいする…間違いなくそうなっていくのでしょう。

それから、身近な事例からの実感として食べるものに気を使い、運動をしっかりして健康のために毎日を暮らしているような高齢者の方と、高齢になっても、仕事や研究、地域や管理組合のことを考えるのに忙しく、なかなか改めて運動教室に行けないし、人とたのしく外で飲食する機会が多くて…という人と、そんなに差がないというか…どちらかというと、後者の方が認知症にもならないし健康寿命が長いように感じていましましたが、それもありということが、AIによって立証された気がします。

そして、個人的には、運動より本を読むことの方が好きでもいいんだ~と、妙にうれしくなって、だからといって運動しなくていいわけじゃないよ…と慌てて自分に言いました。読書がやめられなくてウォーキングをさぼる理由に、AI分析を都合よく使いそうなので(笑)。

◇  ◇   ○  ○  ☆ ☆

 以上が、インターネットからの引用です。

 運動・食事以上に 読書が健康寿命に寄与してくれる ・・・ 本好きの私は、嬉しく思いました。 そして、読書と美味しい食事をたいせつにしていこうと思いました。 運動も、できるだけ心がけますけれども。 ← いつも、食べることの大好きなムーミンパパです (^J^)

 今日も、良い日となりますように。

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2018年10月25日 (木)

『おむすびの祈り』 2

 昨日の続きの章を引用・紹介させていただきます。0001

 この本に掲載されている佐藤初女さんのおむすびの写真です。 美味しそうですね (^J^)

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 文字の大きさがまちまちで申し訳ありません。原文をご紹介したかったものですから、おゆるしください。

 初女さんは、フキノトウを食卓に上らせるとき、雪の中にあるフキノトウを掘りに行って、スコップなどで掘り出すようなことはなさらないのだそうです。木の枝で根気よく時間をかけて・・・ 生きているフキノトウを乱暴な掘りかたでびっくりさせずに愛情込めて掘り出すことが、フキノトウも意気に感じて食べる人にパワーを届けることになると考えておられる ・・・ 掘るところにつきあって、これはいつまでかかるのだろうと驚いた方は、そう感じたそうです。

 今日も、よい日となりますように。








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2018年10月24日 (水)

『おむすびの祈り』 佐藤初女

0001『おむすびの祈り』 

佐藤初女(さとう はつめ) 著

PHP研究所

1997年6月4日 第1版第1刷発行

 森のイスキアというところがあることをお聞きになったことがおありかもしれません。

 青森県の岩木山のふもとにあるところ・・・ この本の著者、佐藤初女さんとその心に共鳴して支えておられる方たちによって開設された安らぎの家です。

 佐藤初女さんが心を込めてにぎったおむすびなどによって、悩み苦しみで心が一杯に詰まっていた方たちが、それぞれの生活に希望を取り戻して帰って行かれました。

 龍村 仁監督が、佐藤初女さん、ジャック・マイヨールさん、フランク・ドレイクさん、14世ダライ・ラマさんの日常を描いた映画 「地球交響曲 ガイアシンフォニー 第二番」 という映画を作られたとのことです。もし、機会がありましたらご覧ください。私も探してみます。

 おむすびをどんな心を込めて作っておられるか ・・・ それをこの本から二回にわたって、引用紹介させていただきます。

 温泉 新鮮な素材を生かしたお食事 受容して心を聞いてくださるお人柄 などが、 おむすびに象徴されていると思いますので。

 ◇  □  ○ ※  ☆

A2
B2
C2
 ◇   □   ○  ※ ☆

 佐藤初女さんは、2016年2月1日、天に召されました。94歳でした。

 その後の森のイスキアのことを私は調べていません。けれど、きっと志を同じくする、今まで初女さんとともに歩んでこられた方たち、支えてこられた方々によって、森のイスキアの働きは続いているのではないか、そうあってほしいと思っています。

 今日も、よい日となりますように。

 身内のひとりの誕生日です。おめでとうございます。


 

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2018年10月23日 (火)

『なぜ[いい人]は心を病むのか』

0002 『なぜ[いい人]は心を病むのか』

町沢静夫 著

PHP研究所

1999年3月4日 第1版第1刷発行

2000年8月24日第1版第18刷発行

  古本コーナーで、この本を見かけて購入したものの、読むのは今年の秋になりました。

 何となく、答えが予想できたつもりでいたからです。

 Nice Peopre ナイス・ピープル ・・・いい人は 周囲の人の気持ちに敏感で、そして自分の気持ちはあまり外に出さないように気遣う → したがって、心の憂さの晴らすところがない → だから病む

 そんなふうに思ったからです。でも、実際に読み始めたら、もっと鋭く、内容の広く、深い本でした。 はじめに を引用させていただきます。

  ◇   □   ○   ※   ☆

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  精神科医として歩んでこられた著者は、たくさんの事例をあげながら分かりやすく文章を展開しておられます。経歴の中には国立精神・神経センター保健研究所所長という職も含まれています。深い内容を明解に書いてあり、学ばせていただくことがたくさんありました。

  特に、この本の臨床心理士についての記述は、重要だと思いました。

  河合隼雄先生が臨床心理士の資格認定の議論を当時の厚生省としたとき、厚生省は「大学を出ていなくてもいい。医師の指導を受ければ高卒で十分だ」といったそうです。学歴を問題としているのではありませんが、臨床心理士は医師の支配下にあって働くもので、大学卒業程度の知識も学力も必要としないという考え、位置づけが厚生省の認識だったそうです。

  それで、河合先生たちは文部省に行き、文部省の系列の学会を通して臨床心理士の資格を与える制度を作ったそうです。

 現在、臨床心理士の働きの場は広くなり、期待される役割も大きくなっています。 

 この本には、集団での遊び、ボランティアが、それをする人によい働きをすることなども述べられています。

 善意を持って行動している方たちが 疲れてしまわないために 「やさしさ」→ 「弱さ」 という構図にならないために 強くなるには何が必要かが提言されているところが よいと思いました。

 ムーミンパパには手の余ることを本に刺激を受けて背伸びして書きました。おゆるしください。

 今日も、よい日となりますように

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2018年10月22日 (月)

『クマにあったらどうするか』

Kuma『クマにあったらどうするか』

姉崎  等 著

ちくま文庫

   時々、このブログに引用させていただいている関根一夫牧師のメールマガジン「いてくれて ありがとう」から印象にのこりましたので、引用・掲載いたします。

    まだ私自身はこの本を読んでいませんけれど、ぜひ、読みたいと思っています。

 自然との共生ということを学んでみたい思いに駆られましたから。

  ◇   □   ○  ※  ☆

【本 クマにあったらどうするか】

ヨーカ堂の本屋に嬉しそうに置かれていたこの本「クマにあったらどうするか」ーアイヌ民族最後の狩人 姉崎等ー(ちくま文庫)。その表紙のクマの親子のイラストを見ただけで購買意欲が掻き立てられ、さっさと買ってしまいました。
この本はアイヌ民族最後の狩人姉崎等さんと聞き手であり在野のアイヌ研究者でもあり映像作家でもある片山龍峯さんによるインタビュー形式のすぐれたクマ研究本です。お二人とも既に亡くなりました。

  日光や他の地域でも「クマに注意」の看板がたくさん置かれていますが、この本を読むとクマに対する認識が変わります。そして猟師ならではの山での注意、雪山での夜の過ごし方など、山好きの人には興味深い内容が満載です。
  クマは、凶暴性を持っている動物ではありますが、12歳から77歳まで65年にわたって狩人として生きてきた姉崎さんによるクマ観察によれば「クマはいたずらに人間を襲う動物ではない」というメッセージがずっとこの本には流れています。こちらに敵愾心がないことがわかればクマの方から逃げ道を探して去っていくというのです。
だから「クマと出会ったときには絶対にあわてて逃げないこと。クマの真正面に立って目をそらさない。」「恐怖心に打ち勝つ胆力次第」とのこと。

  でも、この本は単にどうしたらクマから逃げられるかという内容ではなく、狩人がクマに接し、クマを身近に見てきたことによるクマの習性、例えば、冬眠の巣穴から出てきた親子グマが一緒に木登りをしたり、子グマのためだけに雪の斜面に滑り台や階段を作り、尻滑りをさせて遊ばせるとか、冬眠中の「止め糞」についてとか、愛情をもってクマを見ている姉崎さんのクマへの慈愛を感じられて、心が温かくなるのです。

 そして、クマは人に遠慮しながら、里山に近く生息していること、人を自分よりも強い存在として認識していること、しかし、知恵があり人の裏をかいて身を守ることを知っていること、笹の原を音を立てずに歩けること、雪道を途中で足跡を消すために自分の足跡の上をきちんと歩いて戻れることなどなど。
あっという間に読み終わりました。
そしてしみじみ、人間が山に行って「美味しいものを食べ、入れ物をそのへんに捨ててくること」とか「入るべきでない時期に、入るべきでない地域にきのこ狩りに出かけクマと遭遇する」とか、どちらかといえば、問題は人間の側にあることが多いことに悲しみさえ感じました。

  クマにはクマの領域があり、人には人の領域があるわけで、それを侵さない勇気と存在を否定しない心が大切だなぁと痛切に感じました。
なれなれしくならない。でも、存在は否定しない。確実に的確な距離感を持つこと。それを破るのは、人間の側なのです。観光地でサルに餌をあげないようにとか、書かれていてもついついあげてしまうことでサルが駆除の対象になってしまうことはとても多いし、互いの距離感が壊れてしまう環境を人間の側が作り出してしまっているような気がしてなりません。
「これ以上近づいたらちょっと嫌だな」「ちょっと怖いな」という意識をもって接すること、それもケアの一つの形態です。

 それにしても「クマがわたしの師匠です」と言い切る姉崎さんのクマとの遭遇、クマとの戦い、クマへの愛情、それには感服します。
「クマ撃ちはクマの心を知らなければクマは獲れない」
クマを知り尽くし、自分がクマだったらどう感じるか、というクマから学ぶ姿勢、そこに大切な何かを感じました。
クマへの「いてくれてありがとう」いっぱいの本です。
この表紙の絵に出会えただけでも楽しい気分になる本です。

   ◇  □  ○   ※   ☆  

  高山市で牧師をしている兄は、帯広ですごしていた学生時代、夜中に物音に気づいて山小屋の戸(測量の補助のアルバイトか何かだったで北海道の山中にいたのだと思います)を開けたら、クマ・・・それもヒグマが目の前にいたので、ぱっと戸を閉めたるという体験をしたそうです。

 二人の妹のひとり・・・ 山登りの好きな妹は、幼いときに高山にゾウがやってきたとき、そのゾウの背中に乗って、そこへ伸ばしてくる鼻に餌を渡すという体験をいたしました。 直接、その鼻に餌を渡すのは控えて、ゾウのおでこにサツマイモか何かをおいて乗っていたのを、勇気があるなぁと感心して見ていた記憶があります (^J^)

 あなたにも、動物にまつわる何か忘れがたい体験がおありでしょうか。

 今日も、よい日となりますように。

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2018年10月21日 (日)

声に出して タ行 ダ行

 これで、2回目になりますが、NHKテレビの「今日の健康」のテレビテキストから、タ行・ダ行を。  ゆっくりと はっきり 言えるようになってから スピードを上げてみてください。  積み重ねると、あごの線がすっきりして、いわゆるフェイスラインが 引き締まってきます (^J^) 

 ムーミンパパの顔は どうかって ・・・ ううっ まあ、反面教師ということでご覧ください。

Photo
 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2018年10月20日 (土)

先輩教師の教え 2

 昨日の『小径雑記』から、もう少し。

 田口参吾先生は、私が勤務した岐阜市長良中学校の国語科教師のOBで、ご一緒に勤めたことはないのですが、年代を越えて、多くのことを学ばせてくださいました。

 短歌

教育界の星にぞおのれ列ねたき 

   人の眼(ま)うらに光(て)りゐむシリウス

百の眼 矢のごとくに吾に黙(もだ)すとき

              吾が秋霜の言葉いで来よ

 ◇   □   ○   ※   ☆

『小径雑記』には、先人の『名言』をおくる というコーナーもありました。

0001
 良寛さんのことば ・・・ 現代にも、戒めの言葉として通ずる名言ですね。

 読書の秋 ・・・ 心に沁みてくる本を 大切に読み続け、成長したいです。

  よい日となりますように。

  明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2018年10月19日 (金)

先輩教師の教え

 読書の秋の一環に、先輩教師のかたたちが遺された本を読んでいます。その中に『小径雑記』という1冊があります。

0007 短歌を詠まれ、油絵を描かれ・・・そして何よりも言葉・国語教育に卓越した情熱と見識を持っておられ、多くのことを教えていただきました。

 たとえば次の一首に接するだけでも、自分の教師としての構え・生き方がどうであったか、襟を正さないではいられなくなります。

 ◇   □   ○  ※  ☆

 とりあえずこの4月早々に、(受け持つ教師を)「選べない」子ども側の思いになにがしかの心の痛みの疼(うず)くわれわれ自身であること、それが出発点となろうか。因みに、その昔若き日の拙作を一首 

みづからの意思もて吾を選ばざる

 子らが言はざる思ひをぞ聴け

◇   □   ○  ※  ☆

 子どもたちの前に立つ教師の責任・使命の重さを 思います。

  退職した今となっては、取り返しの付かないことがほとんどなのですけれども。

 明日、この本から、もう一回書かせていただきます。

 よい日となりますように。

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2018年10月18日 (木)

ありがとう ゴーヤさん

0003 夏の間、ゴーヤとバナナでジュースを作って、朝のドリンクとして来ました。

 今年は、10月に入っても花が咲いて、小ぶりですがゴーヤが収穫出来ています。

 肥料を補うのを忘れていましたが、余りに健気に咲くので、補ってみました。

 手入れが行き届いていたら、もうしばらく自前のゴーヤでジュースが作れたかも知れません。

  家庭菜園主任としては、たくさん実ってくれたゴーヤに感謝しつつ、反省しております。

  ほぼ、ゴーヤのジュースはフィナーレ ・・・ これからは、人参とバナナのジュースに 切り替えてまいります。

0005

  ありがとう ゴーヤジュースさん

  朝夕の気温が低めになり、秋めいてきましたね。

  身体が、秋モードに切り替わることに期待しつつ、暖房器具の用意をし始めました。

  コタツ ガスストーブ 灯油ストーブなどなどです。

  私は、ホッカイロは、あまり使わずにきましたが、今年の冬の寒さはどんなでしょうね。

 どうぞ、お健やかで、よい日となりますように。


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2018年10月17日 (水)

宇宙の寿命  地球のいのち

 10月16日の岐阜新聞にこんな記事が掲載されています。

0001
 宇宙が終わりを迎えるのは、少なくとも1400億年先 ・・・ まさに天文学的な数字ですね。そして、記事は続きます。約60億年後に太陽は赤色巨星化し、200倍まで膨れ上がる・・・おそらくは、それ以前に太陽エネルギーによって人類は生存できなくなる。

  上記は、太陽と地球の関係ですが、地球上の国々の関係悪化によっては、地球の滅亡は、ぐんと速くなる・・・ 核兵器を用いる戦争が始まれば、「世界終末時計」は、あと2分と、比喩的にですが示唆しているそうです。

  手に余るおおきな話題ですが、地球を離れては暮らせないだけに深刻です。 「真剣であれ、されど深刻になるな」 と 私は標語を掲げていますけれど。

 人間の叡智 に期待したいですね。

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2018年10月16日 (火)

『赤い鳥』 創刊から100年

0002
  10月12日の岐阜新聞朝刊に、『赤い鳥』と新美南吉のことが報じられていました。

 『赤い鳥』が創刊されたときに五歳だった新美南吉は、自分の作品も掲載されるようにという願いを持ったのだそうです。 幼い子どもに、そういう強い願いを抱かせ実現にいたらせた『赤い鳥』・・・すばらしいことが起きるのですね。

B
 展示会の案内は、左記の通りです。何だか、足を運びたくなってきました。

 子どものために、商業主義ではなく、当時の詩人、作家たちに呼びかけて発刊された『赤い鳥』 ・・・ますます、とうとい志を感じて、嬉しくなりました。

 今日も、よい日となりますように。

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2018年10月15日 (月)

『幸せの入り口屋』 2

 著者、西亀 真さんが娘、咲江さんから学んだことを記された「31回は、あきらめるな」 という章があります。当時、大学生だった咲江さんが就職活動で苦戦しているとき、西亀さんは、ご自分が失明すると言われたときのことを話しました。 お医者さんは、こうおっしゃったそうです。

 「西亀さん。この世の中で起きるすべてのできごとには、必ず意味があるんです。意味のないことはないんです。」 そう言われたんだ。目が見えなくなるという、このことにどんな意味があるのか考えてくださいってね。 そして、娘さんに問いかけました。今、就職活動に挑戦し続けていて、なかなか合格せずにツラいかもしれへんけど、いま起きているこのことの意味はなんやろね。

0003 プレゼントの場所は、そこへ行くまではわかりません。だからあきらめず私たちは階段をのぼっていくのです。

 そのことを娘から教わりました。子どもたちも懸命にがんばっています。

 神様からのプレゼントにたどり着くまでは、最低でも31回。

 「まだまだっ」といいながらがんばります、お父さんも。

  ◇    □    ○    ※   ☆

 この本の あとがきから一部分ですが、紹介させていただきます。

0004 西亀 真 さま、 ごま書房新社 さま、2回にわたって引用させていただき、ありがとうございました。 私のお世話になっている目医者さんにも、この本を紹介させていただきました。

  今日も、よい日となりますように。


 

 

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2018年10月14日 (日)

『幸せの入り口屋 いらっしゃいませ』

0004
 『幸せの入り口屋根 いらっしゃいませ』

西亀 真  著

ごま書房新社  2018年3月16日 初版 第1刷発行

 図書館でこの本を見かけ、すぐに借りることにしました。

 あっ、私、目が見えなくなったこと忘れていました

 ・・・ このことば に 心の底から驚いたからです。

0001 西亀さんは、47歳のとき、目が見えなくなりました。その年齢で点字をマスターするのは困難があるとのことですが、左の著者プロフィールにもあるように、一歩、また一歩と新しい世界を拓いてこられました。

  それまで働いてこられた会社にカウンセラーとして任命され、講演で訪れた高校では、その講演に感動した生徒が校長室にやってきて、校長先生に「俺、もう悪いこと辞める」と話した生徒もいたそうです。

  盲学校に通われたのは、心をほぐすのがカウンセラーならば、体をほぐすマッサージを取得するのもいいな、と、ある方にマッサージしてもらった心地よさから決心したからとのこと。

 神様が作ったパズルのピースを受け取る という章を 引用・紹介させていただきます。

0002※ クリックしていただくと、読みやすくなると思います。
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0006 この章をまるごと お読みいただきたくて、こういう形をとらせていただきました。

※  著者の西亀さん、ありがとうございます。 きっとこのブログの読者の中に、この章を読んで、この本全体に心惹かれる方がおられると思いますので、おゆるしくださいますように。

 巻末には「決して 決して あきらめないで あなたの夢を」 と書かれています。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。





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2018年10月13日 (土)

口の運動 「ラ行」 

 NHKの「今日の健康」のテレビテキストに、発音練習がシリーズで掲載されています。10月号は「ラ行」です。 笑うことや話すこと、歌うことは顔の筋肉を動かすことになり、噛む力の強化・舌の動き・喉の動きなどの活性化、肺活量の増加などによい効果があります。

 よろしければ、取り組んで見てください。舌の動きがよくなり、あごの線と申しますか、フェイスラインが すっきりする かもしれません。

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 「今さら 発音練習をしなくとも・・・」 とおっしゃらないでくださいね。プロのアナウンサーも、役者さん、芸人さんたちも、真剣に発声練習や口の運動、腹筋の鍛錬などに取り組んでおられます。取り組むだけの値打ちがあることなのです。

 そういう私も、今までにもっと取り組むべきだったと反省しております。

 さぁ、「ラリルレロ、 いえ、ラレリルロ  ラレリルレロラロ」 ・・・・・

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2018年10月12日 (金)

岐阜県博物館 きものコレクション ~ 岐阜ゆかりのきものたち ~

 関市の岐阜県博物館マイミュージアムギャラリーで、10月6日から11月25日まで、きものコレクション ~ 岐阜ゆかりのきものたち ~が開催されています。

 揖斐川町在住の樋口富喜子さん所蔵のたくさんのコレクションから、テーマに沿って選ばれた「きもの」「帯留め」などが展示されています。

 樋口さんご自身が解説してくださるときもたくさんあるようです。

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 テレビの「開運 お宝 鑑定団」に出品し、高値の鑑定を受けたきものも展示されています。10月13日(土)には講演会も開かれます。 展示を見るのも、講演会も無料です。関心のおありの方は、どうぞ。

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 「鮎」にちなんだ帯留めなども展示されていました。

 ※ 画像をクリックしていただくと大きくなると思います。(2枚目のはおおきくなりすぎるかも知れません(^J^)

 今日も、よい日となりますように。

 

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2018年10月11日 (木)

『うつわの歌』 4 子どもについて

 「結婚について」に続いて、ハリール・ジブラーンの詩 「子どもについて」を『うつわの歌』から引用・掲載させていただきます。ジブラーンは、体が弱かったのですが、く(リューマチ性の心臓病?) 25歳の頃、パリに行き、芸術家アカデミーに入学し2年間、彫刻家ロダンのもとで学んだこともあったそうです。

 アラビア語で詩を書いていたのですが、35歳の頃、英語で詩を書くようになったことで世界的な注目の的になったと、神谷美恵子さんは記しておられます。

A


B
0002 字の大きさが、まちまちになってしまってすみません。

 神谷美恵子さんのコメント

 この詩はほとんど説明を必要としないものでしょうが、すべて親たるもの、とくに母親たるものの心に強く訴えるところがあるので、すでに他で紹介したことがあるのですが、ここに再掲いたしました。

  ◇   □   ○   ※   ☆

 今日は、同じ日に二つの詩を掲載させていただきました。

 よい日となりますように。



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『うつわの歌』 3 ハリール・ジブラーン 「結婚について」

 『うつわの歌』には、神谷美恵子さんが訳された外国の詩人の詩も掲載されています。

 その中から、レバノン生まれの詩人、ハリール・ジブラーン(1883~1931)の詩を掲載させていただきます。 神谷さんはアラビア語を翻訳することにも取り組まれたのですね。昨日、一昨日のブログを訪れて下さった方から、この詩のことを教えていただき、感激いたしました。ありがとうございます。

A

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※ 画像をクリックしていただくと大きくなると思います。

 詩の行の間隔が空くなどしていますが、お許しください。



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2018年10月10日 (水)

『うつわの歌』 新版  2

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 写真はこの本の口絵、神谷美恵子さんです

 この本の表題となった詩を引用させていただきます。

うつわの歌 (1936.12.3)

 私はうつわよ、

 愛をうけるための。

 うつわはまるで腐れ木よ、

 いつこわれるかわからない

 でも愛はいのちの水よ

 みくにの泉なのだから

 あとからあとから湧き出でて、

 つきることもない

 うつわはじっとしてるの

 うごいたら逸(そ)れちゃうもの。

ただ口を天に向けてれば、

流れ込まない筈(はず)はない。

 愛は降りつづけるのよ、

 時には春雨のように、

 時には夕立のように。

 どの日も止むことはない。

 とても痛い時もあるのよ。

 あんまり勢いがいいと。

 でもいつも同じ水よ、

 まざりものなんかない。

 うつわはじきに溢れるのよ、

 そしてまわりにこぼれるの。

 こぼれて何処へいくのでしょう、

 ーそんなこと、私知らない。

 私はうつわよ、

 愛をうけるための。

 私はただのうつわ、

 いつもうけるだけ。

 ◇   □   ○   ※   ☆

 三浦綾子さんが書名にされた聖書からの言葉、「この土の器をも」と通う心を思います。

 引用させていただいて、ありがとうございます。

 今日も、よい日となりますように。 

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2018年10月 9日 (火)

『うつわの歌』 新版 神谷美恵子

0002『うつわの歌』 新版 

神谷美恵子  著

みすず書房 2014年8月12日 発行

 神谷美恵子さんは、長島愛生園に勤務するなど、ハンセン氏病の患者さんに寄り添って生きた精神医学の医学博士です。美智子さまとの深い交流もありました。天に召される7年ほど前から、循環器系の障害を抱え、狭心症・TIA(一過性脳虚血発作)のため、17回の入退院を繰り返されました。

 巻末に、ご主人の神谷宣郎さんが記しておられる中から、引用させていただきます。

  ◇   □   ○ ※ ☆

 彼女の一生は、常に人間を超えたものに対する信頼と礼賛で貫かれていた。最後までこの世の自然の美しさに対する観照と、人の心の愛に生きようとした。

 ふしぎな病を与えられ

 もう余り生きる日の少なきを知れば

 人は一日一日を奇跡のように頂く

 ありうべからざる生として

 まだみどりも花もみることができ

 まだ蓮の花咲く池のほとりをめぐり

 野鳥の森の朝のさわやかさを

 味わえることのふしぎさよ

 これは最後の入院時に病床から見出された詩「残る日々」の前半である。対外的には悩める人、やめる人の側に立ち、対内的にはよき妻、よき母になろうとして、力の限りをつくした生涯であった。愛生園には通えなくなっても、死ぬまで心は患者さんたちと結ばれていた。

     ◇   □   ○  ※  ☆

 明日のブログで、この本の表題作となった詩 うつわの歌 を紹介させていただきます。

 今日も、よい日となりますように。

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2018年10月 8日 (月)

上高地 河童橋

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 このブログに時々文章や写真を引用させていただく関根一夫牧師さんは、カウンセラーでもありますし、神様を讃える歌・・・讃美歌を何曲も世に送り出しておられる多才な方です。

 先日、上高地に行かれ、その美しい自然を撮影されました。上記と同じ場所を異なる時間にお撮りになったのが下の写真です。

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 時間によって、驚くほど景観が異なりますね。  関根先生の多才 自然の景観の多彩 ・・・そんなことを感動しながら思いました。

 神様からの賜物を生かす ・・・私も そうありたいと 願います。

 今週も、よい日々となりますように。

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2018年10月 7日 (日)

『終わった人』 内館牧子

0001『終わった人』 

内館牧子 著

講談社文庫

2018年3月15日 第1刷発行

  この本の冒頭は、こうです。

定年って生前葬だな

 ・・・うーむ、そういう面もあるかも

 本文が527ページの文庫本 ・・・読み進むかどうか 一瞬迷いましたが、興が乗って読み始めるとページが進むのは速かったです。

 2017年に舘ひろし・黒木瞳・広末涼子などが出演して映画化されていますので、ご覧になった方もおありだと思います。それで、ストーリーをなぞることはしないで、印象に残った言葉を少し抜き出しました。

   ◇    □   ○   ※  ☆

 俺は「穏やかで楽しい余生」が楽しめないタチなのだ。何よりも「余生」という言葉がおかしい。人に「「余りの生」などあるわけがない。 80であろうが90であろうが、患っていようが、生きている限りは「生」であり、余りの生ではない。

 ◇    □   ○   ※  ☆

 ある時期にどんなに喜怒哀楽を共にしても、結局、時間や状況と共に散っていくものなのだ、人の世はすべて。

 思い出と戦っても勝てないのだ。「勝負」とは「今」と戦うことだ。

   ◇    □   ○   ※  ☆

 あとがきに書かれている「重要なのは品格のある衰退だと私は思います。」という国際政治学者の坂本義和さんのことばも、胸に響きました。

 主人公、田代壮介(たしろ そうすけ)が盛岡出身で、故郷にゆかりの深い石川啄木の短歌がこの物語に引用されたり、盛岡市内の川をサケが遡上してくる光景・・・それを小学生が「がんばったねーー」「お帰りーッ」と迎えているのを老人が、「サケは四年かけて海を回って泳いで、生まれた川に戻る、あのワラシたちが幼稚園の時に放流したサケが帰ってきたんだべ・・・」 と語ったりしているところなども、この小説に厚みを加えていると思いました。

 よろしければ、どうぞ。 

本をお貸しくださいましたKさん、ありがとうございます。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 

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2018年10月 6日 (土)

秋の実り 石榴(ザクロ)

0015 台風21号、そして24号 ・・・相次ぐ襲来に、「招かざる客」「招かれざる客」ということばが去来いたしました。

 私の通っているキリスト教会の庭のザクロ ・・・ 雨にも負けず、風にも負けず。今年の秋も実を結んでいます。

 太い木の幹や、枝が強い風で折られているのを、岐阜市や各務原市の何カ所かで見かけました。

0018 けれど、こんなふうに、雨や風にさらされても、実を結んでいるザクロ ・・・大いに励まされます。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にどうぞ、お出かけください。

【聖書】 イザヤ書 43章から

   恐れるな。わたしがあなたを贖った(あがなった)のだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの。
  あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るときも、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。わたしが、あなたの神、あなたの救い主であるからだ。

 わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

 

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2018年10月 5日 (金)

柿紅葉

0007 柿の実が、日ごとに色づいています。

あっ、思い出しました。ずっと昔、何かで読んだ本に、小学生の作文に「家の姉も色づいてきました。」と書いてあって、独身の担任男性はドキッとした・・・落ち着きを取り戻して「柿」「姉」という漢字を書き間違えないようにと指導したそうです(^J^) 

  さて、柿の葉の紅葉も風流だなぁと思っていましたら、友人が到来・・・お土産に栗蒸し羊羹をいただいたので、早速ティタイムとなりました。

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 秋の味覚・・・ありがとうございました。

 深まっていく秋 ・・・ 気温差で体調をくずさないで お歩みくださいますように。



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2018年10月 4日 (木)

ユーミンの言葉

  テレビの長寿番組「題名のない音楽会」で 吹奏楽で聴くユーミンの音楽会という回がありました。

  吹奏楽コンクールの全国大会で金賞に輝いた三つの高校がユーミンの曲を熱演 ・・・ スーパーゲストとしてユーミンが登場したときには、サプライズだったとのことで、会場も演奏者たちも躍り上がって歓迎し、大いに湧きました。

 フィナーレは三校合同で、映画「魔女の宅急便」の主題曲ともなった「ルージュの伝言」の熱演 ・・・ 

  演奏を聴き終えて、ステージに上がって語ったユーミンの言葉

 「ポップスは聞き手に届いて完成する 今日はその完成形を見せていただいた」 嬉しくて涙を流しながら聴かせていただいた とハンカチを手にして語りました。

 番組の結びに字幕で紹介されたユーミンの言葉がありました。

 私の目標は自分の作った歌が「詠み人知らず」になること

 うーむ・・・ やはり 輝く個性の持ち主ですね。

 ユーミンとムーミンは一字違い ・・・ムーミンパパも、それなりに個性を磨いて励みますね。

 今日もよい日となりますように。 

  記事とは関係がありませんが、外出先で見かけた夕焼けです。  次の瞬間には、もう色が変化していました。まさにマジックアワーの出来事でした。

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2018年10月 3日 (水)

読書空間  ー川舟で本をー

0003_2  あなたには読書するときのお好みの場所がありますか?

  岐阜市の中央図書館で、こんな読書スペースが提供されているのを発見しました。

  靴は脱がなくてよく、図書館内ですから選べる本は、たくさんあります。

  鵜飼で有名な岐阜市らしいユニークなアイデアですね。

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 へさきには乗らないでね! との注意書きがありました。

 舟の構造上、舳先に乗ると、舟が前方に傾斜するからだと思います。

 この注意書きを読んで、あの映画の一場面を思い浮かべる方も、おありではないでしょうか。

 そうです、タイタニックです。

 学校に勤めていたとき、市が補助してくれて、小学生が鵜飼見学をする機会がありました。子どもたちが鵜飼の観覧船の舳先に立ちたがるので、どうしてかと思ったら、当時、この映画が評判になっていたのでした(^J^)

 子どもも社会の中に生きている・・・それを実感いたしました。

 さて、本を読む空間 ・・・ 本物のムーミンパパには、ハンモックでの読書が似合うかも知れませんが、 私は寝そべって ← べつに水平思考を促すためではなく、楽な姿勢で読むのが好きです。

 読書の秋 ・・・ よい日となりますように。

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2018年10月 2日 (火)

芸術の秋  二つの催しのご案内

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 岐阜県美術館にパイプオルガンの置かれている一角があります。サラマンカホールのパイプオルガンと同じく、辻宏さんの制作された逸品です。

 その一角で、10月19日に上記のコンサートが開かれます。よろしければ、芸術の秋を楽しむスケジュールにお加えください。※画像をクリックしていただくと少し大きくなると思います。

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こちらは、朗読の発表会です。

アナウンサー 前田幸子さんの主宰される朗読の学びを積み重ねてきたグループの発表会です。

10月1日というと・・・これは、昨日のことですので、ご紹介が今日ではおいでいただくのは無理ですね。

 すみません。

 実は、前田幸子さんの主宰される朗読の学びの会は、他にもあって、

10月にもう一つ発表会があります。

そのご案内を・・・

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こちらは、10月25日(木)です。

関心がおありで、ご都合のつく方はどうぞ。

  美術館・映画館・どなたかの記念館、絵心のある方はスケッチなどなど、鑑賞と何かの創作 など せっかくの芸術・文化の秋 新しいご自分を発見できたら すばらしいですね。

 よき10月を お歩みくださいますように。

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2018年10月 1日 (月)

10月のスタート

 今日から2018年度も後半に入りますね。学校勤めが長かったので、年度の意識は1月~12月でなく、4月~3月という感じに浸っております。

  新潮社の月刊冊子『波』に末盛千枝子さんが美智子皇后のことを書いておられる中に
 
 「静かに行くものは健やかに行く。健やかに行くものは遠くまで行く」という
言葉を誰の言葉か分からないけれど、私は好きなの」 と美智子さんが云われたことがある とあります。

 人生は、マラソンのように長丁場ですから、上記の言葉はしっとりと響いてまいります。

 「静かに行くものは健やかに行く。健やかに行くものは遠くまで行く」

 真理の言葉は、大声でわめかなくても、人の胸にしみこんでいく・・・

 (話し手が)心から発した言葉は (聞き手の)心に達す ・・・ ことに、秋はいろいろなことを静かに考えさせ、味わわせてくれますね。

  よき10月となりますように。

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