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2018年11月27日 (火)

詩 「病気になったら」

 時々このブログでも紹介させていただく関根一夫牧師のメールマガジンで、この詩 「病気になったら」を教えていただきましたので、今日の二つ目の記事として引用・掲載させていただきます。

 私は病気にはなっていませんというかたは、「病気になったら」というところをたとえば「大きな苦しみに出会ったら」と置き換えて読んでみてください。

 病気になっていないし、大きな苦しみに出会ってもいませんというかたは、お知り合いのそうしたかたに、よろしければこの詩を紹介してあげてください。

 作者の晴佐久昌英神父さん、紹介くださった関根一夫先生 ありがとうございます。

 今日も、よい日となりますように。

*****
詩 【病気になったら】  晴佐久昌英

病気になったら、どんどん泣こう。  
痛くて眠れないといって泣き、
手術がこわいといって涙ぐみ、
死にたくないよといって、めそめそしよう。
恥も外聞もいらない。
いつものやせ我慢やみえっぱりをすて、かっこわるく涙をこぼそう。
またとないチャンスをもらったのだ。
自分の弱さと、思い上がりを知るチャンスを。

病気になったら、思い切り甘えよう。あれが食べたいといい、
こうしてほしいと頼み、
もう少しそばにいてとお願いしよう。
遠慮も気づかいもいらない、
正直に、わがままに自分をさらけだし、
赤ん坊のようにみんなに甘えよう。またとないチャンスをもらったのだ。
人の情けと、まごごろに触れるチャンスを。

病気になったら、心ゆくまで感動しよう。
食べられることがどれほどありがたいことか、

歩けることがどんなにすばらしいことか、
新しい朝を迎えるのがいかに尊いことか、

忘れていた感謝の心を取りもどし、

見過ごしていた当たり前のことに感動しよう。
またとないチャンスをもらったのだ。
この瞬間に自分が存在しているという神秘、

いのちの不思議に、
感動するチャンスを。

病気になったら、すてきな友達をつくろう。
同じ病を背負った仲間、日夜看病してくれる人、

すぐに駆けつけてくれる友人たち。
義理の言葉も、儀礼の品もいらない。

黙って手を握るだけですべてを分かち合える、あたたかい友達をつくろう。
またとないチャンスをもらったのだ。
神様がみんなを結んでくれるチャンスを。

病気になったら、必ず治ると信じよう。
原因が分からずに長引いたとしても、治療法がなくて悪化したとしても、

現代医学では治らないといわれたとしても、あきらめずに道をさがし続けよう。奇跡的に回復した人はいくらでもいる。
できるかぎりのことをして、信じて待とう。またとないチャンスをもらったのだ。
信じて待つ喜びを生きるチャンスを。

病気になったら、安心して祈ろう。
天に向かって思いのすべてをぶちまけ、

どうか助けてくださいと必死にすがり、深夜、言葉を失ってひざまづこう。
この私を愛して生み、慈しんで育て、いつか自分のもとへ呼んで下さる方に、すべてをゆだねて手を合わせよう。
またとないチャンスをもらったのだ。まことの親である神に出会えるチャンスを。

そしていつか、病気が治っても治らなくても、みんなみんな、流した涙の分だけ優しくなり、
甘えとわがままをこえて自由になり、感動と感謝によって大きくなり、友達を増やして豊かになり、
信じ続けて強くなり、祈りのうちに、神の子になるだろう。

病気になったら、またとないチャンス到来。病の時は恵みの時。

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コメント

温かい詩を教えていただきありがとうございます。
病気にならないと(しかも治る見込みの無いような、残り時間が限られた病)この詩の重みはわからないかもしれませんね。毎日、朝陽を見ることができる喜び。何物にも代えがたいものがあります。
私も大好きで心のよりどころにしている詩がありますので、少しだけ紹介させていただきます。

「苦難にある者たちの告白」−ある患者の詩−

大事を成そうとして、
力を与えてほしいと神に求めたのに、
慎み深く、従順であるようにと
弱さを授かった。

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた。

幸せになろうとして
富を求めたのに、
賢明であるようにと
貧困を授かった。・・・(以下、略)

健康でお過ごしください。
※ ムーミンパパより
  あたたかいコメント、そしてすてきな詩の丁寧な引用をありがとうございます。 「人生は、神様からの一度きりのこの世界への招待」ということばに出会ったことがあります。

  なぜ、こんな病気に と受け入れ難い思いになったり、自分にばかり不公平だと嘆き、怒りを覚えたりなさる状況に直面したり、ということが 誰にも起こるかも知れません。そういうときに支えとなることば 詩 音楽 絵画 友人などに出会うことが出来ますように。 祈りつつ。

投稿: Litespeedbera | 2018年11月27日 (火) 19時50分

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