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2018年12月29日 (土)

『蝶のゆくへ』

0006『蝶のゆくへ』

葉室 麟 著

集英社

2018年8月10日 第1刷発行

 葉室麟さんは2017年12月に逝去されました。 その後に世に出た本ということになります。

  死ぬことは一つの区切りですが、終止符ではないと教えられる思いがいたしました。

  さて、この本には『小公女』などを翻訳し、「われにたためる翼あり」の一節のある『花嫁のベール』という詩を書いた若松賤子、その賤子に会いたいと願っていたけれど会えなかった樋口一葉、北村透谷と絆で結ばれていた齋藤冬子、島崎藤村が思いを寄せた佐藤輔子(すけこ)、国木田独歩の妻となった佐々城信子、勝海舟の息子の梅太郎と結婚した梶クララなどが、きらめく星のように登場しています。

  葉室麟さんの著書で、これだけ女性が登場している作品は、多分、他にはないと思います。 関心をお持ちになった方、よろしければ、お読みください。

  今日も、よい日となりますように。

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