「食」の楽しさ
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壊れた友情を立て直す法則
※ 出典 「SAIWAINAHITO CALENDAR 2019」
発行 小牧者(しょうぼくしゃ)出版
これも、立て直すには、まず倒そう ・・・ などと早まらないでくださいね。壊れていない友情をわざわざ壊して立て直す必要はありませぬ。
「壊れた友情を立て直す法則」
友の過ちは砂の上に書くものだ。
満ち潮で消されてしまうように。
友への感謝は岩の上に刻むものだ。
雨風に負けず永遠に覚えているように。
友の涙は雲の上に乗せてあげよう。
つらい時、雨が降ったら、
自分も一緒に泣いてあげるために。
生きていれば、誰かのせいで、
さびしい思いもするし、
ありがたいこともあるのが常だ。
ほとんどの人は、感謝はすぐに忘れ、
心のしこりは長く心に留めておくものだ。
しかし、思慮深い人は、感謝はいつまでも忘れず、
さびしさはすぐに払い落とし、
心のしこりを捨てて生きている。
友よ。
私たちも、もし誰かに対する心のしこりが残っているなら、
今、この瞬間からそれを振り払おう。
◇ □ ○ ※ ☆
弟子たちに、どう祈ったらよいかと云われてイエス・キリストが教えられた主の祈りの一節に「われらが許すごとく われらの罪をも 許し給え」とあります。 お互いにゆるし、ゆるされあう存在へと成長してまいりたいと願うものです。
今日も、よい日となりますように。
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グレースチャペルの新会堂の献堂式のおりにいただいたカレンダーから
1月の下旬に「学べるカレンダー」を何回か引用紹介させていただきました。
好評でしたので、改めて何回か引用・掲載させていただきます。
※ 出典 「SAIWAINAHITO CALENDAR 2019」
発行 小牧者(しょうぼくしゃ)出版
初回は、「夫婦げんかの秘訣」です。 ・・・ご安心ください。聖書には頭から「人は愛し合わなければなりません。夫婦げんかなど、もってのほかです」と書いてあったりしないのです。
ちなみに、この項には、こんな聖句が書かれています。
「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません」 エペソ書 4章26節
「夫婦げんかの秘訣」
1.必要ならばけんかをしましょう。ぶつかることを恐れてはいけません。
2.過去の失敗を掘り返さず、今の問題についてだけ話すことを心がけましょう。
3.力で相手をねじ伏せようとしてはなりません。
4.相手の傷の部分に触れないようにしましょう。
5.ふたりが同時に怒らないようにしましょう。
6.どちらが正しいかを争うのではなく、相手の感情を受け止めてあげましょう。
7.手をつなぎ、目を合わせてけんかしましょう。
8.その日のうちに決着をつけましょう。強い人が先に謝りましょう。
◇ □ ○ ※ ☆
夫婦になってから一度もけんかをしたことがない、という方々もおられるかもしれません。
したくもないのに無理矢理、けんかをしなさいと勧めているのでもありません。 「必要ならば」 と最初に書かれています。
「手をつなぎ 目を合わせてけんかしましょう」 ・・・ ちょっと無理なことばかもしれませんね。 どうぞ、それぞれのご夫婦バージョンを開拓なさってください。
明日は、「壊れた友情を立て直す法則」の予定です。
今日も、よい日となりますように。
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植松三十里 著
角川書店 2017年2月4日 初版
2.26事件を軸に、岡田啓介首相・鈴木貫太郎侍従長 (その前は海軍大将)・秩父宮・吉田和子(吉田茂の娘)・本多猪四郎(映画「ゴジラ」の監督)の各氏が描かれています。
植松三十里さんの歴史小説を通して、社会科で学んだ出来事が年表の中に収まっているだけでなく、その時代を生きた方々の在り方・生き方が伝わってくることに惹かれています。 奇跡的に命を取り留めた鈴木貫太郎氏は、終戦内閣の内閣総理大臣を76歳で受諾することになりました。その妻、タカさんは、幼かった天皇とその弟宮の養育係を10年にわたって務めた人だとのこと。 固辞する鈴木貫太郎氏を説得したのは、2.26事件の夜、義弟の身代わりによって難を逃れた岡田啓介氏だったそうです。
この本を読んだすぐ後に、この作品に書かれていた安藤輝三将校の名を新聞で読みました。この本を読んでいなければ、見過ごすところでした。そういう巡り合わせというのが不思議なことにあるのですね。
よろしければ、どうぞ。
今日も、よい日となりますように。
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バーナデット・ワッツ 作
福本友美子 訳
BL出版
2015年10月15日 第1刷発行
イザベルはなかよしのエリーの家にあそびにいきました。
人形の家の台所の壁にかかっていた小さなお皿が金色に光るのがあまりにも美しかったので、イザベルはつい、そのおさらを自分の家に持ち帰ってしまいました。
小さなお皿なのに、どうしたことかだんだん重くなりました。
かざってみましたが、ちっともきれいでなくなっていました。お母さんの作ってくれたせっかくの金色のケーキも、食べる気になれません。夜もねむれませんでした。
イザベルは、泣きながらおかあさんにお皿のことをすっかり話しました。
おかあさんは、イザベルを抱きしめて「エリーにかえさないとね」といい、イザベルは登り坂になってしまったように感じながらエリーの家への道を歩いて行きました。
エリーは、おとうさんとおかあさんといっしょに、げんかんのドアをあけてまっていてくれました。 イザベルのおかあさんが電話してくれていたのです。
イザベルはしっかりとあやまり、エリーはゆるしてくれました。 おさらをもっててもいいといってくれましたけれど、イザベルは「これはエリーのだもの」とことわりました。
二人はなかよく遊び、帰り道はエリーとおかあさんが家までおくってくれました。
◇ □ ○ ※ ☆
それからしばらくして、イザベルの誕生日がやってきました・・・詳しくは書きませんが、とってもすてきな誕生日となりましたよ (^J^)
あたたかな絵とストーリーに惹かれて、引用紹介させていただきました。ありがとうございます。
今日も、良い日となりますように。
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賀川豊彦 著
一般財団法人 アジア・ユーラシア総合研究所
2017年11月7日
初版第1刷発行
この本は、賀川豊彦選集 第三巻です。
巻末のコメントに鳥飼慶陽という牧師さんが、賀川豊彦の円熟期ともいえる40代の名作二つが収まっていると書いておられます。
そのコメントに賀川豊彦が昭和22年と23年に二年連続でノーメル文学賞の候補にあがり、さらに昭和29年から31年の三年連続ノーベル平和賞候補にあがったことが記されています。
『一粒の麦』という書名は聖書の中でもよく知られている「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます」(ヨハネの福音書12章24節)からとられたもので、主人公 山下嘉吉の妻、芳江の記念碑のところの章名にもなっています。
酒に溺れる人の多かった時代、嘉吉が禁酒会を立ち上げて、その席上で嘉吉が力説した「日本の急務は土を愛すること、隣を愛すること、神を愛することの三つ」という言葉が、賀川豊彦自身の強い信念だったと思います。
『乳と蜜の流るゝ郷』・・・神様の約束の地の表現として聖書に登場しています。
二つの作品には、農家が生計を立てていくための成功した実例がたくさん記述されています。山羊を飼うことも奨励されています。 作品の中に「羊一匹で年十五円儲けるよりか、山羊の乳を毎日一升ずつ搾った方が、収入から云っても羊の十倍以上の利益があります」という農学士の言葉があります。
興味深かったのは、猿蟹合戦に登場するカニの味方の意味づけです。例えば、ハチは養蜂の象徴だと解き明かされていて印象に残りました。
二つの作品を合わせて五百ページを越えますけれど、オーラと申しますか、筆力にひきこまれて読み進みました。
今日も、良い日となりますように。
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先夜、パソコンがフリーズ ・・・ 本当に凝り固まってしまって、マウスも動かないし、キーボードからの指示も一切受けつけない状態になってしまいました。こういう事態の時には、メーカーや機種にもよりますが、電源スイッチの4秒以上長押しという手段があります。けれど、それも頑として受け付けません。
Windowsのアップデートによって起きた現象だろうと思うのですが、電源オフも出来ないフリーズには、困りました。寝かしつけようとしてもぱっちりと目を開いて寝てくれない赤ちゃんのようでした。
プロの修理屋さんに頼む前に、一つ、手段を講じることにしました。電源コードをはずして、バッテリーの消費を待つ、いわば兵糧攻めです。
こういうときにはバッテリーの持ちが長く感じられます (^_^;
◇ □ ○ ※ ☆
ようやく、バッテリーが切れて、パソコンのライトがすべて消えました。
電源コードをつなぎ、おそるおそるスイッチを入れました ・・・・・ スイッチが入らなかったり、あるいはフリーズしたままの状態でパソコンが立ち上がってきたら、どうしよう ・・・ おお、何ということでしょう ・・・何事もなかったように正常起動・・・ それから二日 今日も、調子よく動いてくれています。
ただ、今回のことで、思いました。
大切なデーターは、USBメモリーや外付けのハードディスクなどに念のためバックアップをしておくことを。
それと、できるならば万一に備えて、性能は少し控えめでもとっさの場合に困らないようにサブのコンピュータをおいておくことを。
私の場合、4年目に入ったWindows10で動くノートパソコンと、10年目に入ったWindows7マシンの2台をもっています。最近、4万円ほどで中古マシンのネット販売の宣伝が目につくようになり、ちょっと誘惑を感じるときがあります。 でも、もうしばらくは現在の態勢で行くつもりです。
写真は、山の散歩道をおりたあたりに咲いている白梅です。
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私の通うキリスト教会は「睡蓮の池のほとりに佇つ教会」です。農業用水の池なのですが、冬季は鴨やオシドリなどが翼を休める憩いの場となっています。
この教会の牧師先生の娘さんが、岐阜市の畜産センターで小国鶏(しょうこくどり)というニワトリの卵を分けてもらって孵化することにチャレンジ・・・三回目にして見事に成功。 現在は、このように立派に成長しています。
小国鶏にちなんで、小(しょう)ちゃんと名付けられた彼は、ここまで育ててくれた娘さんをとても信頼し、安心して暮らしています。
教会に通う人の中には、しょうちゃんに九官鳥のようにしゃべらせようと企んでいる人もいます。 それも、なんと「フライドチキン」という言葉を・・・ しょうちゃんがその言葉の意味を知ったらどういう行動をとることでしょう。 知りませんからね。
それにしても、小ちゃん、堂々としていますね。ブレーメンの音楽隊のお話に出てくるニワトリのようです。
よろしかったら、会いに来てください。
※ 小国鶏について
一般的には小国鶏(しょうこく)と呼ぶことが多く、「おぐにどり」と呼ばれることもあります。昭和16年1月に天然記念物に指定されました。主な飼育地は京都府、三重県などです。平安時代のはじめに、今の中国の昌国(しょうこく)から日本に連れて来られたからこの名前がつきました。闘鶏の一種として古くから飼われ、多くの日本鶏の成立に関わった。体重は、雄2,000g、雌1,450gである。鳴き声は長く、時間を正しく知らせたことから「正告」または「正刻」とも呼ばれました。「尾長鶏(おながどり)」は、このトリから改良されたものだといわれています。
今日も、よい日となりますように。
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原田マハ 著
双葉社
2014年10月25日
第1刷発行
この小節の舞台は、明治の青森県東津軽郡青森町
主人公は 介良 れん (けら れん)という少女
そしてその少女の家庭教師として招かれた
去場 安 (さりば あん) という女性の二人です。
書名と、この二人の女性の名前から この物語は映画にもなったヘレン・ケラーとアン・サリバン女史の『奇跡の人』を日本を舞台として翻案した作品ではないか と考えられたかたがおられるのではないでしょうか。
そうお考えになったあなたはすばらしい勘の持ち主です。その通りなのです。
読み始めるのに、私には勇気が必要でした。 けれど、心配は無用でした。れん そして安 二人とも とても前向きで強い女性で どんどん読み進めさせてくれました。
著者の原田マハさんの優れた筆力、そして物語の構成力・・・工夫の一つは津軽三味線を弾く狼野キワという、れんと年齢の近い少女を登場させてれんの可能性を引き出す大きな役割を持たせていることだと思います。
よろしければ、どうぞ。
今日も、良い日となりますように。
日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。
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NHKテレビ きょうの健康のテキスト2019年1月号掲載の「声を出して読んでみよう」はパ行・バ行 です。
くちびるの運動になって、よいように思います。
そして、もう一つ効果が・・・こうした発声練習を積み重ねると、なんとフェイスラインがすっきりとしてくるのです。
えっ、その割にはムーミンパパのフェイスラインは・・・というまなざしが痛くて、あまり申し上げないことにしていますけれど (^_^;
いかがでしょうか。「口が軽い」というと、別の意味になってしまいますが、綺麗で明瞭な発音をするのには、やはり眺めているだけでなく、実際に声を出してみることが大切です。
音楽療法の立場から申しますと、一日一曲朗々と歌うと、その積み重ねは大きな宝となって現れてきます。
ただし、音楽療法に副作用はない という意見には、一つだけ留意事項が御座います。 静寂が好きな方には、時と場所をわきまえない歌声は、騒音公害になってしまうということです。 そのことだけ、ご配慮ください。
今日も、良い日となりますように。
明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。
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原田マハ 著
新潮社
2012年1月12日 発行
2012年7月30日
この小節の第1章は、倉敷の大原美術館が舞台 ・・・ 実は、2017年8月25日にこの本について書いていました。
読むのは二度目のはずなのですが、、なかなか内容を思い出せないので焦りました。
終盤まで、ほぼ新鮮に読み進めることができ、喜んでいいのか、落ち込むべきなのか・・・(^J^) (^_^;
登場する画家は、アンリ・ルソー、ピカソなど。 史実とフィクションが混然となって展開する美術ミステリー ・・・もし、関心をお持ちになり、まだお読みになっていなければ、よろしければ、お読みください。
2月も折り返し地点となりました。 良い日となりますように。
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テニスの世界で女子のNo.1となった大坂なおみ選手がコーチとの契約を解除したことは、大きなニュースとなりました。
たまたまNHKで「奇跡のレッスン」という、イタリア人のレナート・カノーバさん(74歳)・・・レナートさんは、彼の育てた教え子たちがオリンピックなどで獲得したメダルが合計48個に達している名コーチ、「マラソン界の魔術師」と呼ばれる指導者だそうです・・・その名コーチが東京の中学校の駅伝チームを指導する番組を観ました。 ←長距離走の話とはいえ、私の文まで長くなってすみません。
番組の最初のほうでは、張り切って走る中学生選手たちをレナートさんは自転車で追いかけてフーフー言っておられます。 大丈夫なのでしょうか。アフリカを陸上王国に育てた世界のトップコーチだそうですが、選手たちとの体力差は歴然としています。
けれど、やはり世界のトップコーチ・・・選手と対面する4週間前からのトレーニングメニューを事前に送って、下地を整えておく周到さ。そして中学生がグラウンドを実際に走る姿を見て、まず「かかとではなく、爪先から着地すること」 を指導。
なぜかという理由の具体的な説明がすぐ入ります。「爪先で着地するとかかとから着地する場合よりも一歩で5㎝から10㎝伸びる。 400メートルトラック一周を300歩で走るとすると30メートル多く進める 5秒か6秒早く進めるんだ」
(爪先の反動を利用して走るのをフォアフット走法というのだそうです。)
指導は多面にわたります。走るときの肘の角度は90度。精神面では自分はもっとできると自信を持ってほしい。給食時には炭水化物と脂肪が走る力を持続するのに必要なこと などなど。
こういう指導を受けながら練習を重ねた中学生たちがどのように伸びたかに関心のある方、NHKオンデマンドなどでご覧ください。
ムーミンパパが思いましたのは、医療におけるインフォームドコンセント ・・・ 病気の快復のベースは患者さん自身の治癒力 手術や薬がどんな効果を願って行われ、処方されるのかを分かりやすく医師から告げられ、質問にも納得のいく説明がなされて二人三脚で治療が進んでいくことが理想であるのと同じように、スポーツにおいても、陸上競技において、走るのはあくまでも選手本人であり、選手の持っている力を最大限に発揮出来るように寄り添って導いていくのが名コーチということではないか、ということでした。
本日の冒頭の大坂なおみ選手の場合には、もう一つ別の大事な問題・・・あの選手に追いつこうと励んできた選手が、No.1になって、追い越す相手・立ち塞がる相手が居なくなったとき、さらにその選手が成長していくためにはどうしたらよいのか ということであるのかもしれません。
炬燵で丸くなりたがる私には語る資格のないことを素材としてしまいました。
それはそれとして、良い日となりますように。
私の力にあまることを取り上げて、ややこしい内容にお付き合いいただきましたので、最近、いただいた薔薇の画像を添えます。 いいものですね、花は。
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桐野夏生(きりの なつお)著
毎日新聞社
2013年10月10日 発行
桐野さんは、1951年に金沢市で生まれた方だそうです。いろいろな文学賞を受賞している方であることを、のんびりしている私は今回知りました。
主人公の森村朋美は二人の息子の母。
46歳の誕生日のディナーを自分で計画し、自分で運転して夫・長男を乗せて予約したレストランへ。次男は不参加。
幸せなひとときとなるはずが、食事の途中で席を蹴って家族との訣別を決断・・・ 一人で車に乗り、そのまま旅に出ることに ・・・ さて、朋美は そして家族は どうなるのでしょうか。荒野のような家庭は、沃野になることができるのでしょうか。
よろしければ、どうぞ。
今日も、良い日となりますように。
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昨日と同じ本 『日本児童詩歳時記』から 引用・紹介させていただきます。
「うめ」
群馬県 小1・ うちだ なお子
わたしのうちのにわに
うめの花がさきました。
おとうさんと、おかあさんが
はじめてあったときに、
かってきて、
うえたんだって。
とおくのほうまで
うんといいにおいがするよ。
◇ □ ○ ※ ☆
素敵な記念樹なのですね。 毎年、梅の花と その香り二包まれるたびにおとうさんとお母さんの出会いが 新鮮に思い起こされるのだと思います。
今日、よい日となりますように。
日曜日。キリスト教会の礼拝に、どうぞ。
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『日本児童詩歳時記』 江口季好 編集 駒草出版 2008年4月25日 初版発行に、こんな詩が掲載されていました。
春一番
神奈川県・小2 高橋 公輔
春一番が吹きました。
道ばたをみたら、
ふきのとうと つくしが顔を出していました。
ぼくは つくしをとろうとしたけど
なんだか かわいそうになってしまって
やめました。
そして ふきのとうと つくしを見つけたことは
だれにも いわないことにしました。
◇ □ ○ ※ ☆
今年も、もうしばらくすると、つくしやふきのとうが顔を出すでしょうか。
詠んでいて、心が温かくなる詩ですね。
今日も、よい日となりますように。
明日は日曜日。
キリスト教会の礼拝にお出かけください。
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立春という言葉に誘われて、青春ということば、そして「青春とは」というサムエル・ウルマンの詩へと心が導かれました。
ご存じの方も多いと思いますけれど、新たな心持ちで、引用・紹介させていただきます。
◇ □ ○ ※ ☆
詩 「青春とは」 サムエル・ウルマン
青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、安易(やすき)に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。
人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。
歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。
悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。
六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・何かに挑戦する心・子供のような探究心・人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。
人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。
自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。
自然や神仏や他者から、美しさや喜び・勇気や力などを感じ取ることができる限り、その人は若いのだ。
感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、人間は真に老いるのである。
そのような人は神のあわれみを乞うしかない。
◇ □ ○ ※ ☆
ダークダックスが「YOURTH」という題でこの詩に作曲された歌を歌っていますね。
今日も、春に向かって進むよい日となりますように。
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時々、引用紹介させていただく関根一夫牧師先生のメールマガジン「いてくれてありがとう」2019年2月6日号から引用紹介させていただきます。
カウンセリングについての大切な心得を学ばせていただきました。ありがとうございます。
今日も、良い日となりますように。
◇ □ ○ ※ ☆
【カウンセリング】
カウンセリングの仕事をしながら、痛切に感じることがあります。
相手のために、答えを見つけて、相手に代わってその答えを届けてあげることはできないということ。
どんなに真剣に考えても、最終的にはその人自身が納得し、考え方を修正し、自分自身でその方向に行動を起こさない限り、問題自体は解決に向かうことはありません。
今週も月曜と火曜の二日間、クリニックでいろいろな方とお会いし、いろいろな問題を聞かせていただきました。
そのたびに私は自分の中にある経験不足や処理能力不足を強く感じました。そして私自身が答えを出すことはできないことも思い知らされていました。
お話を聞かせていただきながら、私が読むべき本、学ぶべき内容がよくわかってきます。
そういう気付きは本当にありがたいことだと感じます。
私はそこにいて、丁寧に言葉を聞かせていただき、表情をしっかり確認し、「いてくれてありがとう」の心がどうにか通じるようにそこにいること。そして、しっかり、聞かせていただいていることを感じてもらうこと。
毎回、私が想像もできないような大変な諸問題が「人間関係」「個人的経験」の中に起こっているのだなぁと思い知らされる月曜と火曜。
でも、そこにいて、お話を聞かせていただけることで、相手が「ちょっと安心できました」という気持ちをほんの少しでも持ってお帰りいただけるなら、私の役割は半分くらいは果たせているのだろうと感じます。
その日が終わり、疲れますが、同時に、それらの方々のために祈ることができるので、疲れは案外溜まりません。
行きと帰りの自動車の中で、また、いろいろな落語を聞き始めました。私にとっての気分転換の方法の大事なひとつです。
カウンセリングの現場で、「いてくれてありがとう」の空気がもっともっと伝わればなぁと思っています。
+++++++++++
◎主の平和と祝福がありますように!
関根一夫
pastor.kaz@gmail.com
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昨日の『百万人の福音』2019年11月号の、別のところに人間関係の在り方について端的に記したページがあり興味を惹かれましたので、引用・紹介させていただきます。
なかなか こんなふうに端的には表現できないのではないでしょうか。
そして、書かれていることは端的であっても、それを実生活において実行することは、簡単ではありません。
けれど、どんな大きな氷山も零度より少しでも高い気温にさらし続ければ、時間はかかりますけれど、必ず溶けるのです。
春を迎えたこの時期、人間関係も希望を持って、ぬくもりのある心で取り組み続けて良くしていく希望をもって、歩み続けてまいりましょう。
暗いトンネルも、必ず出口がある ・・・ それは、嬉しいことですね。
今日も、よい日となりますようになりますように。
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月刊雑誌『百万人の福音』 2018年11月号に坂岡隆司さん(早稲田大学法学部卒)という クリスチャンで、障害者福祉施設「からしだね館」を開設された方が次のように書いておられます。
http://karashidane.or.jp/houjin.php
福祉について考えるとき、どうしても書いておきたいことがあります。それは、端的に言えば、平和こそ、最大の福祉である、ということです。
福祉は、人間の尊厳をどこまでも大事にする営みです。それは、平和を脅かすいかなる力に対しても、はっきりノーと声を上げていくことなのです。
◇ □ ○ ※ ☆
見開き2ページに書かれた文章の冒頭と末尾を引用・紹介させていただきました。
途中には、相模原市の障害者施設で起きた残忍な殺傷事件を取り上げて、戦争の時代兵隊になれない障害者が、〝ごくつぶし〟と言われたのと同じ思想が、今の社会にも影のように残っているのかもしれませんと書かれています。
私たちが、真剣に良い福祉を願うなら、まずは平和について考えることが大切ではないでしょうか。 との一節も心に響きました。
歴史を学び、そして現在の状況に目を向け、見識を高めることの大切さを思いました。。
今日も、佳い日となりますように。
立春 ・・・ 気候的にも 社会の在り方にも 暖かい春が訪れますように。
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1945年 「そよ風」という映画が作られ、その主題歌「リンゴの唄」が戦後最初のヒット曲となりました。 作曲した万城目正さんは、「そよ風」の主演女優でもある並木路子さんに「悲しそうに歌うな」といったそうです。
戦争で、お父さん・お兄さん・お母さんを亡くしていた並木さんが「無理です」と答えると「東京の町を見てきなさい。悲しい目に遭ったのは君だけではない」と万城目さん。
そうした過程を経て、並木路子さんの歌声は津々浦々に届くようになりました。
並木路子さんの言葉が、1月30日のテレビで紹介されました。「私はリンゴの唄を歌って、たくさんの方を応援しました。そして多くの方々はその歌を聴いてくださることで私を応援してくださったのです」
そういう並木路子さんでしたけれど、後に、万城目正さんの告別式では、どうしても悲しみを出さずにリンゴの唄を歌うことができず、「お叱りを受けてしまう」と語っていたそうです。
この季節、リンゴを見ると、上記の話を思い浮かべることになりそうです。
1月31日、岐阜市内の古民家カフェでの音楽タイムでこのお話をしましたら、「私は、並木路子さんが岐阜に来られたときに聴きに行ったことがある」とお話ししてくださるご婦人がおられました。
今日も、よい日となりますように。
日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。
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朝日歌壇(2019年1月20日 日曜日付け)に小学五年生の短歌が三首掲載されていました。
若々しい(!!)感性に拍手をおくります。
イチョウにはオスとメスとがあると知り自分の顔が変な顔になる
(東京都 牧島佑樹) 永田和宏 選
朝6時犬のリーフが顔なめるこれがわたしの目覚まし時計
(東京都 下山姫夢) 高野公彦 選
妹はキラリと光るランドセル待ちどおしそうに毎日なでる
(東京都 米山沙希) 佐佐木幸綱 選
今日も、よい日となりますように。
明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にどうぞ。
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高橋敏夫 著
角川SSC新書 2009年5月24日 第1刷 発行
著者の高橋敏夫さんは、早稲田大学文学部卒業の文芸評論家とのことです。
この本の冒頭に、こう書かれています。
◇ □ ○ ☆
たとえば、山本周五郎の言葉が人をこころの底から温め、司馬遼太郎の言葉が人を前向きにし、池波正太郎の言葉が人をのびやかにするとして、さて、藤沢周平の言葉はどうか。
藤沢周平の言葉は、なにも、もたらさない。それは人をかえない。人をうごかさない。それは人をみちびかない。
人が孤独を感じるとき、あるいは悲しみや苦しみにたえきれぬ思いでいるとき、人にそっとよりそう。これが、藤沢周平の言葉である。
◇ □ ○ ※ ☆
上記のように、勇気、自信を持って端的に表現すること それ自体、簡単にはできないことだと、引き込まれました。
この本で紹介されている藤沢周平の言葉で、印象に残った二つを引用いたします。
武家の作法は、二百数十年の封建社会をささえる骨となったが、個の解放はそれだけ遅れた。そのタテの倫理の背景は、いまなお日本の社会に根強く残っていて、ヨコの倫理によって導き出されるべき真の個の解放、市民社会の成熟をさまたげ、遅らせているように思われる。
ー エッセイ 「『美徳』の敬遠」 より ー
◇ □ ○ ※ ☆
老境は闇ではあるまい。そこには若いころとは異なる、べつの光が満ちているようでもある ーエッセイ 「剰余価値」よりー
今日も、よい日となりますように。
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