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2019年3月31日 (日)

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 先週の日曜日、私の通う「睡蓮の池のほとりに佇つ教会」で、礼拝を見守っていてくれた花たちです。色、形、香りなどとりどりの花がそれぞれの個性を生かし合いながら音楽でいうと美しいハーモニーを響かせている感じがいたしました。

 私たち人間も、それぞれの個性を調和させ合いながら、花畑を織りなしているのかもしれませんね。どの一人もかけがえのない存在として。

 良い日となりますように。

 今日は、日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 

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2019年3月30日 (土)

『生きるためのひとこと』 晴佐久 昌英 著

0003 『生きるためのひとこと』

晴佐久 昌英 著

女子パウロ会 発行

2007年3月15日 初版発行

 晴佐久 昌英 (はるさく まさひで)さんは、1957年 東京生まれ 1987年にカトリックの司祭となられました。このブログで昨年の11月27日に晴佐久さんの「病気になったら」という詩を掲載させていただきました。関根一夫牧師さんのメールマガジン「いてくれてありがとう」から引用させていただいたのでした。あらためてありがとうございます。

 この本には、「はい」「行ってきます」「どうぞ」「ありがとう」「ごめんなさい」「これがぼくだ」「今、ここ」「わたしは生きる」・・・など64編のエッセイが収められています。

 「今、ここ」の章で印象に残っているのは、何よりも大切なのは、過去にも未来にもじゃまされない、「今、ここ」に生かされているこの現実だけだとしってほしい ということばです。

  ほかのところに書かれていた「人は、天使になるために生まれてくる」ということば、ほかに次のことばもそうでした。

◇ わからないことを受け入れる。それを別の言い方で「信じる」という

◇ 何も出来ない状態のほうが何でもできる状態よりも尊く見えるのは、その人の真の価値はその人が何を「する」かではなく、その人がそこに「ある」ところにあるからだ

 心を注いでこの本を書かれたとあとがきに記されていました。晴佐久神父さんは、血圧の高い方の数値が80だそうです。それがどういうことなのかはお書きになっていません。担任の先生と級友がかなり激しい口論をしているときに「まあまあ」ととりなす落ち着いた性格だったというところでこの80という数字は登場しています。 よろしければ、お読みください。

 今日も、良い日となりますように。

 

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2019年3月29日 (金)

科学の発展って こうありたいな

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 この記事を読んで、私は思いました。「科学の発展ってこうありたいな」

 発明王エジソンは、武器、兵器は作らなかったそうです。作ったのは電球・蓄音機・映画・・・。電球のフィラメントの材料として最適なのは何か 研究員がいくつもの国に派遣されて、有望視されたのが日本の竹だったそうです。その後の展開は変わりましたけれど。

 アインシュタインはヒットラーに先んじて、抑止力を得るために核兵器の開発に助力していたのだそうで、それが実際に用いられたと知ったときには絶句したそうです。「ほんとうに ほんとうに 人の上に あれを落としたのか・・・」

 作家、井上靖さんは世界ペンクラブの大会において、戦国時代の中国で、各国が黄河を戦争のために用いないことを誓い合った故事をひいて、人類の叡智への希望とペンを持つものの使命を語りました。その講演は中学校の国語の教科書に載っていたことがあります。

 全世界の政治に携わる人たちがエジソンやアインシュタインや湯川秀樹さん、マザー・テレサ、ナイチンゲール、井上靖さん、杉原千畝さんなどなどの生き方、平和への願い、働き、志に学んで叡智ある歩みを為すことが出来ますように。

 今日は3月29日。岐阜市の金華山の高さは329メートル。

今日が結婚記念日であるご夫妻が友人にいます。 おめでとうございます。 おお、そういえば、私たち夫婦もそうでした。 ← わざとらしくてすみません(^J^) 良い日となりますように。

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2019年3月28日 (木)

親子の絆  ー海外のニュースからー

0001_3 短い記事ですけれど、 私は不思議な思いに導かれました。

 こうしたことが実現するのは神様の愛のわざ・ご計画としか言えないのではないかと・・・・・。

 天の配剤と表現してもよいかもしれません。人智を超えたところで実現した朗報です。この男性が27年後に生体腎移植を受けることを見返りとして養子縁組をしたのでないことは確かです。

 時間をかけて、じっくりとこのニュースを味わおうと思います。

 今日も、良い日となりますように。

 

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カタクリの群生

 3月25日、可児市の土田(どた)というところにいってきました。群生しているカタクリが咲いていて、カタクリまつりが開かれていることを、私が教師になった最初の年(昭和44年)に出会った教え子から教えてもらったからです。

 教え子 ・・・ うーむ、当時中学一年生だった彼もいまでは還暦を過ぎていますが、例えば親子の関係も、子どもがいくつになっても逆転することはありませんから、やはり教え子ですよね。3月24日、日曜日の午後に彼は奥さんと一緒に会いに来てくれたのです。

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 まだ、リニューアルの画面での画像配置になれていなくて、すみません。

 教え子は、23日にこの地で見かけたニホンカモシカの写真も見せてくれました。天然記念物に指定されていることを自覚しているのか、悠然として歩いて行ったそうです。私たち夫婦が訪れたときにはカモシカは姿を見せてくれませんでした。 カタクリの花の時期は短いので、ぜひ、明日にでも行ってくださいと彼の奥さんは奨めてくれました。のんびり屋の私が翌日に足を運んだのは特筆すべき迅速さといえましょう。

 予想以上に広大なカタクリの群生地でした。地元の土田(どた)小学校の子どもたちがカタクリの種の採取や播種に一役買ってくれているそうです。春の女神と呼ばれるギフチョウが舞っていればどんなにすてきだろうと地元のかたも思っておられるようでした。いつの日か実現するかも知れませんね。 教え子ご夫婦・土田(どた)の子どもたち、地域の方々 すてきな光景をありがとうございます。今日も良い日となりますように。

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表現する場を与えていただいていることの幸せ

 まだ、リニューアルした画面で、画像を今までのように記事の中に取り入れることが、私には出来ないでいます。もうしばらく、お時間をください。

 こうして記事を書いて表現できる場を与えていただいていることの幸せを感謝しています。日夜、リニュ-アルの願いを実現されるために努力し、再びこうした場を与えてくださっていること、本当に幸せです。

 それでは、またこの「ムーミンパパのシルエット」を訪れてくださいますように。 まずは、おやすみなさいませ。

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2019年3月27日 (水)

わーい 記事が更新できる喜び (^J^)

 「ムーミンパパのシルエット」を訪れていただいて、ありがとうございます(^J^)

 このブログは富士通のココログという場を無料で10数年使わせていただいて公開してまいりました。本当に感謝しております。ココログでは、ブログの記事を作成し公開するための管理画面などを3月19日に大幅にリニューアルされました。利用する人が多くなり、増え続ける取扱いデータが膨大に増えたことに対応し、今まで以上に安心してたくさんの人が活用できるようにということだったと思います。

 アマチュアの私には想像も付かないほど画期的な準備が為されてのリニューアルだと思います。・・・その3月19日以来、記事の更新が出来なくなってしまっていました。「ムーミンパパのシルエット」で22日までの記事が公開されたのは、19日までにその記事公開の作業が為されていたからです。

 幸い、多くの方の懸命な取り組みで、こうして記事を更新することが出来るようになりました。感謝いたします。

 まずは、ここまでご挨拶させていただいて、新たなるスタートをさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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2019年3月22日 (金)

ハーモニカ ・・・ 90歳のかたの音楽タイムに参加して

 3月21日 我が家から数分歩けば行ける公民館で、90歳の男性が講師になって歌う会が開かれるとのことで、参加させていただきました。うーむ・・・ たくさんのことを体験させていただきました。
1.達者なハーモニカでスピード感のある伴奏 ・・・ 二本のハーモニカを同時に演奏するシーンもありました。懐かしのメロディの前奏・間奏もしっかりと頭に入っていて軽快に演奏されました。
2.ビー紙に書いた歌詞を掲示する工夫・・・上辺を二枚の薄い板ではさんで紐とじにし、その板の両端をカーテンレールなどにフックでかける
3.指示棒を主催者の一人に渡し、歌詞の進行状況を明示してもらう
4.テンポと歯切れのよいトーク・ユーモア ・・・  「子は 自立 女房 はつらつ わしゃ 孤立」 「赤い糸 留守の間に そっと切る」
などの川柳を織り込んで 楽しく展開 男は 久しぶりに会っても「元気か」 「まあまあ あんたは?」「見た通りや」 くらいで話が終わってしまう。 その点、女性は どんだけでも しゃべっとる じょうずや という具合。 「わしゃ 独り暮らしやで きのうは 何も しゃべらなかった」 「うちは 二人で 一日過ごしたが おんなじや 何にもしゃべらなかった」「スマホは あかん 隣の部屋からメールが来たりする かなわん」  などなど。
5.「来年も来てくれ と言われるのは ありがたいが 約束は ようしません」・・・ 何しろ この年齢やで と話して笑いをとる ・・・この明るさ が 会場の全員に伝わる 前向きのエネルギー
 ぜひ、これからの ムーミンパパとママの音楽タイムに 活かして 励みたいと エネルギーをいただきました。 ありがとうございました。
 良い日となりますように。

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2019年3月21日 (木)

リニューアルされた「ココログ」にまだ不慣れで・・・

 変化への対応に戸惑っていて、3月21日には二つの記事が掲載されるかもしれません。そうでなくて、二つ目は明日出るかも知れません。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の脳の活性化のためには、こういう戸惑いもよいのではないか、と(喜んで)取り組んでいますので、長い目、大きな心で見守ってくださいますようにお願いいたします。
 今日も良い日となりますように。

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『小説 星守る犬』 原田マハ

『小説 星守る犬』
原田マハ 著
双葉社 2011年6月5日 第1刷発行
 題名に「小説」と付いているのは、村上たかしさん 原作のコミック『星守る犬』を書店で見かけたとき、不思議な光を放っていると感じ、「ほとんど運命的に、吸い寄せられるように買ってしまった」原田マハさんが、このコミックをぜひとも小説化したいとの願いを抱き、書き上げたのがこの作品だからだそうです。
 原作を読んだとき、「そんなことはいままで一度もなかったのだが、本を胸に抱きしめて」原田マハさんは泣いたとのこと。 原田さんは、かつて11年をともに暮らした犬がいて、その犬は「私が作家となって世の中に出ていくのを見届けると、安心したように逝ってしまった。愛犬を失うのと作家デビューの両方をいっぺんに体験した私は、以来、人間に一途に寄り添う犬という生きものを、物語の中で生かしてやりたい、と強く思うようになった。」とあとがきに記しておられます。
 この本をご紹介するに当たって、迷いました。登場する犬の一途さに胸がうたれてとても悲しいのです。 でも・・・でも、とても美しいのです。 それで、ブログにこの本のことを書かせていただくことにいたしました。 よろしければ、どうぞ。
 昨日書いたような事情で、表紙の美しい本なのですが、表紙の画像が出ないかも知れません。近日中には画像も出せるように努めます。
 今日も、良い日となりますように。

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2019年3月20日 (水)

明るいほうへ   水仙

 花の話題が続きます。 我が家の水仙が 開花し、晴れた朝でしたので、一斉に朝日のほうを向いています。
 向日性というのは、ひまわりの花だけではないのですね。
0013 金子みすゞさんの詩を思い出しました。

明るい方へ

   金子みすゞ

 

明るい方へ 明るい方へ

一つの葉でも           陽のもるとこへ 

        やぶかげの草は。

 

明るい方へ           明るい方へ
          はねはこげよと           灯のあるとこへ
          夜とぶ虫は。

 

明るい方へ           明るい方へ
          一分もひろく           日のさすとこへ
          都会(まち)に住む子らは。

  今日も、良い日となりますように。

※ 3月19日、このブログがお世話になっているココログが、編集画面などをリニューアルなさいました。いろいろな面で新しくなったので、21日以降の記事を何回か書くことに挑戦しているのですが、今のところ、私の進歩が追いつかず、明日から数日ブログが更新できないかも知れません。 努力はいたしますので、もし、しばらく更新できなくても、ご心配なさらないでください。 よろしくお願いいたします。

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2019年3月19日 (火)

アンズの花

0007  教会の庭のアンズが開花しました。
  昨年はある程度の量のアンズを収穫出来て、牧師夫人がジャムを作ってくださいました。
  風雨で実が落ちたり、、鳥がついばんだりして、あまりたくさんは穫れないのです。
  アンズの花の蜜に引き寄せられて、ヒヨドリが訪れていました。
  花が咲くのを喜ぶのは、人間だけではないのですね。
0010  人間の為す努力も、全てが実を結ぶわけではありません。
  けれど、全てが無駄になるわけでもありません。
  こつこつと、根気よく、取り組み続けることそのことが花を咲かせ、実を結ぶことにつながるのだと思います。
  今日も、良い日となりますように。

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2019年3月18日 (月)

開花した 緋寒(ひかん)桜

  近くの墓地公園に沖縄からやってきた緋寒桜(ひかんざくら)が美しく開花しました。
撮影者はムーミンママです。 テレビのワンポイントアドバイスを念頭に置いて撮ったそうです。 先週は、雪が積もったところもありましたが、この桜から近いところで、ウグイスの声を初めて耳にしました。
  緋寒桜は、彼岸桜と間違われやすいため、寒緋(かんひ)桜という呼び名もあるそうです。
  今日も、良い日となりますように。
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2019年3月17日 (日)

芽キャベツ・水仙

0007 先週の日曜日 私の通うキリスト教会の庭では、このように水仙が美しく迎えてくれました。

 3月17日には、きっとアンズの花が迎えてくれることでしょう。蕾が元気にふくらんでいましたから。

 そして、3月生まれの方たちへのプレゼントをと、心優しいクリスチャン女性が芽キャベツを持参くださいました。

 わぁ、芽キャベツってこういうふうにみのるのですね。初めてこういう光景を見ました。 キリンさんもびっくり (^J^)

 今日も、日曜日。 どうぞ、キリスト教会の礼拝においでください。

 良い日となりますように。


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2019年3月16日 (土)

アリが妨害にもめげず巣に戻る力 『完訳 ファーブル昆虫記』から

0004 今日の内容は『完訳 ファーブル昆虫記』 第2巻上 からです。

2. アカサムライアリがクロヤマアリを狩りに出かけるときに往路も復路も必ず 同じ道を通る・・・それを可能にしているのは何だろう。

 これについては、アリも大迷惑に思うほど、ファーブルさんはいろいろな実験を仕掛けています。

・箒で掃いたり、水を流したりして往路の匂いを遮断する ・・・迷わない

※丈夫な箒で往路の道を 1メートルぐらいの幅で横にはいた。しかも、そうしたところを四箇所設ける、という念の入れ方です。

・ハッカを撒く ・・・ 別の匂いにも混乱しない

・新聞紙を置いたり黄色い砂を撒いたりしてみる ・・・ 障害物は問題ではない

上記の場合、アカサムライアリは困惑しながらも、しばらく動き回って 往路を見つけ出し、巣に帰って行ったそうです。

 この根気のよい実験には、ファーブルさんの孫娘、幼いけれど時間に余裕のあるリュシーさん6歳が、「科学」という高貴なもののために役割を果たすことに誇りを感じて見張ってくれ、「赤が黒の家に入ったわ。早く来て。」と教えに来てくれました。

  こうした協力者を得て根気よく実験した結果、ファーブルさんの出した結論は、アカサムライアリは非常に近眼だけれども、ファーブルさんによって景色の一変した地帯を何度も何度も行き来して、ついにはるかかなたに見なれた場所を見出すことによって巣に帰る・・・視覚と記憶がそれを成し遂げさせるというものでした。

   ◇    □    ○   ※   ☆

 その後の研究によって、現在ではアリの帰巣は、ファーブルの時代には分かっていなかった匂いの道標物質フェロモンが、微量だけれども強力で、水を流したり、箒ではいても道標の匂いを消し切れないことが明らかになったそうです。

 そのフェロモンの強力さは、0.33グラムで地球を一周するアリの道しるべができるといわれるほどだとのこと。

 ファーブルさんは、そうした学問の成果を見聞することが出来たら、自分の実験とそこから導き出した結論に落胆するでしょうか。

 いえいえ、決してそうではないと思います。昆虫の世界の真実がより明らかにされていることを喜び、そしてなお、自分が追究したい課題をたくさん持って新しい科学の知見も活かしながらその課題の解決に元気に邁進なさることでしょう。

 今日も、良い日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 

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2019年3月15日 (金)

ファーブルさんの飽くなき追究心 『完訳 ファーブル昆虫記』から

0002  『完訳 ファーブル昆虫記』をつまみ読みして、私が子どもの時に読んで記憶に残っていたファーブルさんの実験のいくつかと出会うことが出来ました。今日の内容は、第五巻下からです。

1. セミが人が近づいたときに逃げるのは、音が聞こえるからか、姿が見えるからか・・・。

 【実験】

  大砲で空砲を放つ。 村役場から砲手も来てくれて、2門の小さな臼型の大砲を撃ってもらった。聴衆は6人。セミが歌っているプラタナスの木の根元で、まさに雷のような音で。 しかし、セミの歌のリズムも音量も何も変わらなかったというのが6人の一致した証言だった。

 このことから、セミは耳が聞こえないという結論を出す人もいるかも知れないが、私はあえてそこまでは言わないでおこう。・・・少なくとも、セミは耳が遠いということ、そしてあの「耳が遠い人は声が大きい」という有名な言い回しをセミにあてはめることができる、とは言えると思う。

 ・・・セミはとても鋭い目をもっていて、その大きな複眼は、自分の左右で起きることをちゃんと見ている。三つの単眼は、ルビーでできた望遠鏡のように、額の上のほうの空間をじっとにらんでいる。人が近寄るのを見ると、たちまちセミは歌を止め、飛び立ってしまう。

  ◇    □    ○    ※   ☆

 大砲の他に、ファーブルさんはセミが歌っている枝の背後に隠れ、話をしたり、口笛を吹いたり、手を叩いたり、二つの小石を打ち鳴らしたりしています。詳しくは書かれていませんが、いずれの場合もセミは逃げなかったようです。

  ただし、訳者の奥本大三郎さんは次のように訳注に記しておられます。

 ・・・ファーブルは結論を保留しつつも、耳が聞こえないのではないかと推測している。ファーブルは大きな音を鳴らすために大砲を持ち出したのであろうが、残念ながらこれは勘違いであって、セミが聞いている音域と大砲の音域がかけはなれているため、セミが反応しなかっただけのことなのである。

 ・・・現在のセミの研究では、種ごとの声をソノグラフ(音響記録図)で記録し、雄同士の競い鳴き、雌を呼ぶ鳴き声、他人の鳴き声を妨害する声から、地域ごとの〝方言〟の存在まで、細かな分析が行われている。

 ファーブルさんは1823年生まれ。苦学しながら師範学校に進み、教師になってからも独学で数学・物理学・博物学を学んで学士号を取得。1915年に91歳で亡くなられた方で、当時として可能な実験、観察手段を駆使しながら昆虫の行動観察を30年にわたって記録し、『昆虫記』全10巻を書き上げられました。

 ダーウインと親しく手紙のやりとりをしたことも、この『完訳 ファーブル昆虫記』に記されています。

    ◇    □    ○    ※   ☆

 今日も、良い日となりますように。

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2019年3月14日 (木)

「ユーモアのセンス」 関根一夫先生のメールマガジンから

 時々、引用紹介させていただく関根一夫牧師さんのメールマガジン「いてくれてありがとう」の3月6日号を引用させていただきます。ありがとうございます。

 今日も、良い日となりますように。

  ◇   □   ○   ※   ☆

【ユーモアのセンス】

「のぞみはもうありません」
と面と向かって言われ、私は絶句した。
ところがその人が言った。
「のぞみはありませんが、光はあります」
なんと素晴らしい言葉だと私は感激した。
このように言ってくださったのは
もちろん、新幹線の切符売り場の駅員さんである」

(京都大学名誉教授 河合隼雄)
+++
いかにも河合先生らしいユーモラスなお話。先日フェイスブックに紹介されていました。
河合先生とは、何度か一緒に仕事をさせていただき、臨床美術の仕事を始めた時金子先生たちと京都のオフィスにも伺って一日お話を聞いたことがありました。
同じ河合先生の言葉を紹介します。
***
冗談による笑いは、世界を開き、
これまでと異なる見方を
一瞬に導入するような効果をもつことがある。
八方ふさがりと思えるとき、
笑いが思いがけぬ方向に
突破口を開いてくれる。

   ***
自立ということは、
依存を排除することではなく、
必要な存在を受けいれ、
自分がどれほど依存しているかを自覚し、
感謝していることではなかろうか。
依存を排して自立を急ぐ人は、
自立ではなく孤立になってしまう。

   ***
「まじめに、真剣に」
ということにとらわれると
視野が狭くなります。
これは一番怖いこと。
視野を広げるために一番大事なものは、
「道草、ゆとり、遊び」

***
お会いしてお話をしていた時、「いてくれてありがとう」の発想をとて高く評価してくださいました。
楽しい話をしながら、とても真剣で深刻な話も聞かせてくださった
河合先生、いてくれてありがとう。そのユーモアのセンス、忘れません。
すでに先生はこの世にいませんが「心の処方箋」という本をはじめ、
心のほっとする本を残してくださいました。
いてくれてありがとう!

+++++++++++

◎主の平和と祝福がありますように!

関根一夫
pastor.kaz@gmail.com
https://www.kazsek.com/

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2019年3月13日 (水)

『たゆたえども沈まず』

0002『たゆたえども沈まず』

原田マハ 著

幻冬舎

2017年10月25日 第1刷発行

  原田マハさんの著作の太い軸である美術の世界を描いた作品であることが表紙から伝わってきますね。史実をもとにしたフィクションと、巻末に書かれています。

  メインの舞台をパリにおき、ゴッホと弟のテオ、そしてゴーギャン、二人の日本人などが登場しています。

  浮世絵、日本文化が大きな衝撃をもたらし、マネ・モネなどの印象派が台頭する時代 ・・・ とご紹介しなくても、先日、テレビに原田マハさんが登場して対談相手とこの作品のことをお話になっていました。

 そのテレビ番組をご覧にならなくても、美術に詳しい方、原田マハさんのフアンの方たちは既にこの本をお読みになっているのではないかと思います。

  よろしければ、どうぞ。

  題名の「たゆたえども沈まず」は、パリのことだとこの本に書かれています。 花の都パリ・・・しかし、昔からその中心部を流れるセーヌ川が幾度も氾濫し、街とそこに住む人々を苦しめてきた。けれど、その都度、人々は力を合わせて街を再建した。・・・街の様子はいっそう華やかに、麗しくなったという。 セーヌで生活する船乗りたちは、ことさらにパリと運命を共にしてきた。・・・いつしか船乗りたちは船のプレートに書いて掲げるようになった。「たゆたえども沈まず」

  今日も、良い日となりますように。

 

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2019年3月12日 (火)

関市の中池

 ウオーキングコースの開拓と申しますか、春の陽気に誘われて、関市の中池というところに行ってまいりました。

0006 表示板によりますと、なんと奈良時代にスタートしたという歴史をもつ由緒ある池なのですね。

  一周 1700メートル ほぼ2550歩 だそうです。

  池には水鳥と、この池に馴染んで棲み着いている白鳥がゆっくりとすごしておりました。

0004 水も温かく、白鳥は顔を上げてもすぐに このようなポーズになって 水中をゆっくりと眺めている時間帯でした。

 春ののどかさを感じた関市 中池でした。  3月17日には 関市シティマラソンが開催されるとの予告が表示されていました。

  今日、そしてシティマラソンの17日、良い日となりますように。

 あ、マラソンに参加の予定はありませぬ。17日は日曜日ですしね。 走るとしたら、それだけの準備をしなければなりませぬ。




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2019年3月11日 (月)

高校の同窓生との再会

 3月9日(土) 長良川競技場で サッカーの試合 岐阜FCとファンジアーノ岡山の試合がありました。

Photo

  その試合を観戦しに、高校の同窓生が岐阜に来るということで、何年ぶりでしょうか、再会を約束いたしました。

  彼も仕事を定年退職した身ですが、現役時代に岡山で仕事をして以来、岡山をいろいろな機会に応援しているエネルギー豊かな友だちです。

  試合場はたくさんの人がいて見つけ合いにくいだろうということで、試合が終わった後に、競技場の近くで会う約束をして、少し早めにまいりますとファンジアーノ岡山のユニフォーム姿の男性とすれ違いました。

  声をかければよさそうなものですが、引き締まった体型、きびきびした歩きっぷりは、明らかに私と数ランク異なる若人のそれでした。

  その後、すぐにSMSがきました。「分かりやすいように、ユニフォーム着ています」 おお、それでは、さっきすれ違ったのがやはり彼だった ・・・ ということで 無事にこんどは対面。

  サッカーの試合の結果にとらわれずに笑顔で会おうということでしたから、にこやかに食事し、彼は大きな建設会社に勤めていましたので、岐阜市の中央図書館 メディアコスモスに案内して見てもらいました。 気に入ってくれたようでうれしく思いました。

 スポーツ観戦 コンサート会場に足を運ぶ元気さ ストリートミュージシャンへの支援  退職してから習得した剪定技術を活かしての活動 かなりの距離を 健康のために自転車で走り回る ・・・ こういう彼が私とそれほど変わらぬ身長で、体重が20キロほど少なく引き締まった体型であるのは当然かも知れません。

 とにかく心身によい刺激を受けました。

 さて、いきなりは無理ですけれど、私が口で言わずに何らかの変化・前進をお見せできるかどうか、長い目で見守ってください。 ありがとう、友よ。

 今日も、良い日となりますように。

 

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2019年3月10日 (日)

指揮者 佐渡裕さん

  テレビの「題名のない音楽会」の司会者を務めていた一人、指揮者の佐渡裕さんが2011年5月にベルリンフィルを指揮することになってからそのコンサートが実現する三か月間を密着取材した番組が、NHKテレビのプレミアムカフェで「情熱のタクト」という題名で再放送されていました。

  そのコンサートは、成功を収めたのですけれど、心を打たれたのは、佐渡さんは小学校の卒業文集に、「ベルリンフィルハーモニーオーケストの正指揮者」とはっきり書いて、独学で指揮を学び続け、研鑽を積んでいたことです。

  ベルリンフィルからオファーがくるずっと前から、ベルリンフィルのコンサートホールから歩いて3分のところにマンションを購入していた・・・そのマンションを奥様が選んだと佐渡さんが語っていましたから、ご夫婦で心をそろえて夢の実現を目指して歩まれたことが伝わってきました。

  ベルリンフィルの楽団員と通訳者なしに語り合うためにドイツ語での会話も流暢に出来るように磨いておられました。 楽譜や音楽書をドイツ語やイタリア語などなどで読むために積んだ語学の学習も、並大抵の量・質ではなかったことがうかがわれます。

  ベルリンフィルの楽団員との初の顔合わせの時には、3月11日の東日本大震災に遭った人たちのために励ますコンサートをいち早く開いてくれたベルリンフィルの方々への感謝をまず、述べてからリハーサルを始められました。

  ベルリンフィルに客演指揮者として呼ばれるのは毎年20名、その中で再び声がかかる指揮者は、ほんの一握りという厳しさだそうです。 正指揮者になるというのは、とてつもない厳しい道程が待っているようです。

  この番組から、夢を夢で終わらせないために、ちゃんとその夢の器を作ることの大切さ、素晴らしさを感じました。

  イチロー選手が早くから大リーグで活躍することを目指して切磋琢磨していたことも、よく知られています。

  また、今年の箱根駅伝の優勝チームの監督は、優勝したときの胴上げに備えてダイエットを完了させて正月を迎えました。

  すごいですね。

  今日も、良い日となりますように。

  日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2019年3月 9日 (土)

声を出して読んでみましょう  ワ行

 NHKの「今日の健康」のテレビテキストから、ワ行の訓練の例題を引用・紹介させていただきます。 

0003_2 最初は、ゆっくり、明瞭な発音を心がけながら →  自信がつきましたら 少し スピードアップしてみましょう。

 目で読むだけでなく、実際に声を出してくださいましね。

 もう一つ、例題が掲載されていました。

0002_3  ワイン 和楽器 影絵 ・・・ 何だか すてきですね。

  それが 一文の中に そろっていると なかなか いい雰囲気と申しますか、しつらえと申しますか。

  アナウンサー 声優 ・・・ そうしたお仕事を していなくても こうした 声をしっかり出しての 発音練習は きっと 積み重ねの成果を現してくることと思います。

 今日も、良い日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 



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2019年3月 8日 (金)

芽吹く蕾

  散歩コースの一つの公園内に間もなく開花しようとしている桜のつぼみがあります。

  沖縄からやってきて、この公園の中では一番早く開花します。  濃い紅色が鮮やかです。

0003  だんだんふくらんできて開花する ・・・ 希望というのが ちょうどこういうものかもしれないと、力づけられます。

  応援しているプロ野球のチーム・・・昨年の成績はともかく、今年は有望新人が入団してがんばってくれるのではないかなという期待 も、これに似ています。

  いえ、その球団が負けても、不機嫌になることはありません。  一生懸命にプレイして力及ばないということは人生にはあることですから。

 ↑

 と落ち着いて言えるほどの大人に成長していたいと思います。

 春近し ・・・ 私自身の中にも、成長しているぞ、という手応えの感じられる蕾を育てていきたいと思います。

 ピアノの練習 ハーモニカ オカリナなど、トランペットで培った肺活量などを生かせる楽器の練習 などなど。

  すてきな蕾の開花する春となりますように。

  【追伸】 上の写真は、3月2日撮影です。 

 今日、3月8日には、このようになっていました。 着実に進んでいますね。

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2019年3月 7日 (木)

ヴァイオリニスト 五嶋(ごとう) みどりさん

 テレビの「題名のない音楽会」で司会を務めていたヴァイオリニスト 五嶋龍さんのお姉さん、五嶋みどりさんは、NPO法人ミュージック・シェアリング の理事長を務めておられます。
0005_2 そのNPO法人の活動として、学校や施設の訪問活動、そして特別支援学校の子どもたちが直接音楽に関わり、その喜びが多くの人々の愛で成り立つことを知り、生涯音楽を通して仲間が集える、そんな夢を手伝うことをライフワークとするようになられたとのこと。
 2017年6月21日、大阪府立大阪南資格支援学校合奏グループのパブリック・デビュー・・・保護者の方が「ウチの子にも社会との交流が出来るのですね」ととても喜ばれたそうです。
 ◇    □    ○    ※   ☆
  この日のために練習を積み重ねてきた子どもたちをがっかりさせないようにと激しい豪雨をついて開かれたコンサート ・・・ 翌日の東京での活動に備えて豪雨のために停電でダイヤの乱れた列車にともかく乗り込んだ五嶋みどりさんは、ハッとその日のコンサートのリハーサルとコンサートの間に集合写真・グループ写真を撮影するときにご自分が指示していた言葉を思い出されたそうです。
  目の不自由な子どもたちに「もう少しこっちを向いて。こっち こっち」 ・・・興奮で冷静さを失っていたなんて、言い訳にもならない自己本位に私の自尊心は思いっきり打ちのめされた。
  それでも、ごったがえす駅の構内で背筋を伸ばされたそうです。 夢を限りなく広げてくれる勇気をもらった一日だったと自分に言い聞かせながら。
                 『文藝春秋』 2017年9月号 「二十五年目のライフワーク」より
      ◇    □    ○    ※   ☆

  この文を読んで、五嶋みどりさんは 卓越したヴァイオリニストであると同時に、とても誠実に生きておられる方だと 心を打たれました。

  教師として生きてきた私にも、こんな自分が教師を続けていいんだろうかと、自分の在り方・生き方を問い直さざるを得ない 慚愧に堪えない 出来事があるのです。

  けれど、そのことも糧にして歩んでまいりました。 そして、歩んでまいります。

  今日も、良い日となりますように。

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2019年3月 6日 (水)

完訳 『ファーブル昆虫記』

 まだ、この本の実物にふれたことはないのですが、フランス文学者 奥本大三郎(おくもと だいざぶろう)という方が30年ほどかかって成し遂げられた大事業とのことです。
 次のホームページに詳しく紹介されています。
http://fabre.shueisha.co.jp/
 『文藝春秋』2017年9月号に奥本大三郎さんがお書きになっている「三十年、訳稿一万枚」という文章から、引用紹介させていただきます。
    ◇    □    ○    ※   ☆
 ・・・『昆虫記』はかつての岩波文庫版で20分冊になっていた。中西悟堂さんという詩人で「日本野鳥の会」を創立した方のリライとした『昆虫記』を奥本大三郎さんは小学四年生の時に夢中になって読み、小学六年生の時、岩波文庫版を読んだのだそうです。そのとき、どうにも表現が硬く、難しくて、とても読み通せなかったことが、自分で翻訳、注釈することにつながったのだとのこと。 
  日本では、1915年にファーブルが亡くなって、1922年に大杉栄さんの翻訳で『昆虫記』の第一巻が出版されているのだそうで、フランスでは未だ『子供版昆虫記』というのは見当たらない、と奥本さんは書いておられます。
      ◇    □    ○    ※   ☆
  全部を読み通すことはたいへんでしょうが、少なくとも、中学一年生の国語の教科書に載っていた「フシダカバチの秘密」、アリがどうやって自分の巣に戻るのか、セミは人が近づいたのをどうやって感知して逃げるのか、などのところを抽出してでも読みたいと思います。
 ファーブルが亡くなってから分かった昆虫の習性などについても注釈などで紹介されている労作だそうです。
 セミの習性を知るために、大砲で空砲を撃ったり、アリが通った跡に水をまいたり、砂山を築いて帰り道を妨害してみたり ・・・ 虫たちにとっては大迷惑だったと思われるファーブルの熱心さをたどってみたいと思います。  きっと図書館にはあると思いますから。
0004    ありました。岐阜県図書館に ちゃんとそろっていました。
  図書館のありがたみを改めて感じました。  
  その巻に書かれている昆虫によって、中央の昆虫の絵がハチだったり、カマキリだったり、チョウチョだったりいたします。
  しばらく楽しみつつ読ませていただきます。 完訳に30年をかけられたライフワークを。
 ファーブルさんもこの本の完成を喜んでおられることと思います。
今日も、良い日となりますように。

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2019年3月 5日 (火)

身体をサビつかせないで

 暖かくなってきて、日が暮れるのが遅めになってきて ・・・ ウオーキングにはもってこいに思える陽気になってきました。

 ところが、このシーズン、伏兵が現れるのです ・・・ そうです 花粉症をもたらす花粉たちもこの時期、元気に飛び交うのです。

  生まれてから高校卒業までを飛騨ですごした私は、成長期になつめを食べる機会が、特に作らなくてもありました。  一説に、こうした人は花粉症にならないと言われています。 今までのところ、私は花粉症にならずに歩んできました。  飛騨育ちの同窓生たちはどうなのか、改めて訊ねたことがないので、なつめに花粉症予防力があるかどうかは今のところ、わかりません。

  ちなみに、私の卒業した高校には卒業式に白線流しをする伝統があります。

  そのことを報道してくださった岐阜新聞(3月2日 朝刊)を引用・紹介させていただきます。

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 さて、今日のタイトル、身体をサビつかせないで、に戻ります。

 起伏のあるウオーキングコースを久しぶりに歩きましたら、息が切れることにきがつきました。少し歩くのを控えていると身体はすぐにサビ始めるのだと改めて思いました。

  サビという言葉で思い浮かんだのが、塩野七生(しおの ななみ)さんの言葉です。

  ◇    □   ○  ※  ☆

 長期にわたって高い生活水準を保つことに成功した国と、反対に、一時期は繁栄してもすぐに衰退に向かってしまう国があるがこの違いはどこに原因があるのかという問題がある。 ・・・人材が枯渇したから、国が衰退するのではない。停滞期に入ると、人材を駆使するメカニズムが機能しなくなってくるのだ。要するに社会全体がサビついてしまうんですね。 このサビを実に巧みに取り除いたのが、ローマとヴェネツィアだった。 反対にギリシァやフィレンツェでは、サビを取り除くのにリストラという方法に訴える。歴史的に言えば国外追放。  ・・・難民とは国家によるリストラ 長期的に見れば、リストラしないで国を立て直すほうが、リストラしてでも繁栄を手にするやり方を比べてみると前者が成功したのは歴史が示すとおりだ・・・

 歴史を書くこととは、平凡で単純な事実を探し出して読者に示すことでもある。

            ◇    □   ○  ※  ☆

 さすがに大著 『ローマ人の物語』 『ギリシァ人の物語』などを執筆して50年以上作家生活をしておられる方の言葉には重みがあります。

 あっ、感心してそれで終わるのでなく、身体に重みがつかないように、そしてサビつかせないように 無精にならずに身体と頭脳を働かせ続けたいと思います。

  今日も、良い日となりますように。

 

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2019年3月 4日 (月)

岐阜県交響楽団のファミリーコンサート

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  チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一楽章などが身近で聴けますので、ご都合がついて関心のおありの方は、ご予定にお入れくだされば幸いです。  遠方の方にはお越しいただけないと思いますけれど。

  若い日の一時期、この岐阜県交響楽団にトランペッターとして上手ではありませんでしたけれど参加していましたので、聴きにいきたいと思います。

  2月28日(木)朝のテレビで、私より少し高齢の方が、達者にハーモニカを吹いておられました。 健康のために口・喉・肺・腹筋・横隔膜などを用いて演奏することは、とてもよいことがその番組で語られていました。 きっとフェイスラインも(少しは)すっきりすることと思います。

  学校勤めの時は、ともかく、トランペットなどの金管楽器の練習場所はなかなか確保しにくい面があります。けれど、ハーモニカやオカリナなどであれば騒音公害をあまり心配せずに練習できそうですので、楽しみつつハーモニカに取り組んでみようという気になりました。 

  まだあきらめていない楽器にギターがあります。あまり練習が伴いませんけれど意欲だけは(残り火のようにですけれど)あるのです。

  ちょっとした装置を準備すれば、ギターを弾きながらハーモニカを吹くということも出来るかも知れませんけれど、まずはそれぞれに向かってみます。

 郷愁を感じさせるハーモニカの音色もいいものですね。

 ポスターを見て、若かった日の血が騒いで 少し長くなりました。

 今日も、良い日となりますように。

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2019年3月 3日 (日)

「岐阜友の会」のオープンハウス

 日本最初の女性ジャーナリスト、羽仁もと子さんとご主人の吉一さんが創刊した月刊誌『婦人之友』の表紙には生活を愛する人とともに116年と書かれています。

  素晴らしい歴史ですね。その『婦人之友』の愛読者の有志で作られている友の会の一つ、「岐阜友の会」の運営なさっている岐阜友の家のオープンハウスが3月2日に開催され、参加させていただきました。

 手作りの衣料品、パン・ケーキなどの販売コーナーと書籍のコーナー、そして喫茶のコーナーなどがありました。

0006  喫茶コーナーでの紅茶セットの写真です。 紅茶・フルーツ・ロールケーキ・・・ 美味しくいただきました。

  お食事は、ちらし寿司・豚汁などの添えられた栗ご飯も魅力的だったのですが、サラダ・リンゴのゼリーとセットになったハヤシライスをいただきました。

 会場の掲示の一つに、羽仁もと子さんの言葉がありました。

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  この言葉を見てふっと頭に浮かんだのは、アルプスのハイジでした。ペーターと一緒にアルプスの山にヤギたちと行き来し、クララたちとすごして文字を読めるようになってからは、ペーターのおばあさんに聖書を読んであげたりペーターにアルファベットを教えたり・・・ 生活が 痩せ細っていません。

 羽仁もと子さんのモットー「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」が、教育についても端的に表現されているのを感じました。

 小さなお子さん連れのご家族と相席になっての食事でしたが、お子さんの表情、言葉、ぎょうぎがとてもいいのです。 お父さん、お母さんが穏やかにお子さんとやりとりしている姿が印象に残りました。 友の会の会員以外の方も参加できるオープンハウスでしたが、訪れる方が静かに落ち着いて、語らい、すごせるおもてなしの雰囲気が 友の家全体を優しく包んでいたからのように思います。  すてきな時間をいただきました。ありがとうございます。

 岐阜友の会のホームページは、下記をクリックしてご覧ください。

http://gifutomo.iinaa.net/index.html

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2019年3月 2日 (土)

ひな飾りの展示 関市の百年記念公園にて

Photo 明日は、桃の節句、ひな祭りですね。

 関市の百年記念公園内にある岐阜県博物館で、すてきな展示会が開かれています。

 すばらしいコレクションで、土曜日、日曜日には展示品の説明トークの時間があります。

  個人のコレクションなのですが、内容はとても充実しています。 お家から運び込んで、展示の飾り付けに2週間かけられたとのこと。 

  とても大変だったので、「今回が本邦初公開!! これ以後の展示は考えていません」とおっしゃっています。

0004 これは貴重な機会ですので、関心を覚えられた方は、3月24日までにぜひどうぞ。(月曜日は休館日です)

 お勝手道具のコーナーも、充実しています。

 ドール・ハウス の腕を競う番組を最近テレビで見ましたが、まさにこのひな飾り展は、極めつきの和製ドーる・ハウス展と言ってよろしいかと思います。

 展示品の写真も撮らせていただけるので、ムーミンパパの訪れたときもカメラマンが何人も喜んで時間をかけ撮影しておられました。下の写真は、お勝手道具のコーナーの一部です。

 ままごとの好きなお子さんだと目を輝かせて見とれるかもしれませんね。

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 今日も、良い日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 

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2019年3月 1日 (金)

『総理の夫』

0002 『総理の夫』

原田マハ 著

実業之日本社

初版第1刷 2013年7月20日

  図書館でこの本を見かけて、すぐには借りませんでした。

   一瞬ですが、『総理の夫』という書名から『料理の夫』を連想したような気が・・・ いえいえ、原田マハさんの書かれる作品は、美術関係の実在の人物・名画とそれにフィクションを交えた展開が主流だと勝手に思い込んでいたので、ちょっとこの本は異質だと思ったのです。

 けれど、やっぱり読んでみることにしました。『総理の夫』 ・・・表紙にfirst Gentleman の文字があります。

 読み終わって浮かんだのは、異質だけれど、しごくまっとうという感慨でした。

   妻が思いがけなく総理大臣になったこの夫の本業は鳥類学者 ・・・ その関係で、世界にはおよそ9千種類の鳥類が存在し、日本には540種以上、世界の鳥類の約6%が棲息 とか、カッコーの托卵とか、20世紀を代表する動物行動学者でノーベル生理学医学賞の受賞者でもあるコンラート・ローレンツ博士の「刷り込み」の論理=カモのヒナが卵から孵化した直後に目にする動くものを母親だと思い込み、その後に付き従う・・・などの、鳥に関する蘊蓄(うんちく)も散りばめられています。

 政治の世界のいろいろなことが出てきて、策謀も明らかになったりしますけれど、読後感はさわやかです。

 よろしければ、どうぞ。

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