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2019年3月 7日 (木)

ヴァイオリニスト 五嶋(ごとう) みどりさん

 テレビの「題名のない音楽会」で司会を務めていたヴァイオリニスト 五嶋龍さんのお姉さん、五嶋みどりさんは、NPO法人ミュージック・シェアリング の理事長を務めておられます。
0005_2 そのNPO法人の活動として、学校や施設の訪問活動、そして特別支援学校の子どもたちが直接音楽に関わり、その喜びが多くの人々の愛で成り立つことを知り、生涯音楽を通して仲間が集える、そんな夢を手伝うことをライフワークとするようになられたとのこと。
 2017年6月21日、大阪府立大阪南資格支援学校合奏グループのパブリック・デビュー・・・保護者の方が「ウチの子にも社会との交流が出来るのですね」ととても喜ばれたそうです。
 ◇    □    ○    ※   ☆
  この日のために練習を積み重ねてきた子どもたちをがっかりさせないようにと激しい豪雨をついて開かれたコンサート ・・・ 翌日の東京での活動に備えて豪雨のために停電でダイヤの乱れた列車にともかく乗り込んだ五嶋みどりさんは、ハッとその日のコンサートのリハーサルとコンサートの間に集合写真・グループ写真を撮影するときにご自分が指示していた言葉を思い出されたそうです。
  目の不自由な子どもたちに「もう少しこっちを向いて。こっち こっち」 ・・・興奮で冷静さを失っていたなんて、言い訳にもならない自己本位に私の自尊心は思いっきり打ちのめされた。
  それでも、ごったがえす駅の構内で背筋を伸ばされたそうです。 夢を限りなく広げてくれる勇気をもらった一日だったと自分に言い聞かせながら。
                 『文藝春秋』 2017年9月号 「二十五年目のライフワーク」より
      ◇    □    ○    ※   ☆

  この文を読んで、五嶋みどりさんは 卓越したヴァイオリニストであると同時に、とても誠実に生きておられる方だと 心を打たれました。

  教師として生きてきた私にも、こんな自分が教師を続けていいんだろうかと、自分の在り方・生き方を問い直さざるを得ない 慚愧に堪えない 出来事があるのです。

  けれど、そのことも糧にして歩んでまいりました。 そして、歩んでまいります。

  今日も、良い日となりますように。

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コメント

慙愧に堪えない出来事とは相当つらいことだったのでしょうね。しかし、私にとってムーミンパパさんは本当にいい先生でした。
愛知県体育館で世界卓球が開催されたときにチケットを忘れてしまい、ムーミンパパさんのチケットをもらって見ることができました。今でも思い出すたびに申し訳ないやら感謝の気持ちでいっぱいです。
※ムーミンパパより
 おお、教員として出発の懐かしい三年間 (^J^) あの頃は、中国の前陣速攻に押され気味の日本選手 ・・・ 最近の日本の若い選手の活躍に胸が躍る日々です。 そうでしたか、あの時代の出会いなのですね。 いたらないながらも、よいとき・よいこともあったかも ・・・ありがとう。
 慚愧に堪えないというのは、自分の人間としてのうつわの小ささを、生徒の大きさで強く教えられたことでした。  教え合い、育て合いの想い出もあることは嬉しいです。温かいコメントを感謝いたします。
 ホームページ、訪れさせていただきますね。

投稿: Litespeedbera | 2019年3月 7日 (木) 21時09分

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