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2019年3月 6日 (水)

完訳 『ファーブル昆虫記』

 まだ、この本の実物にふれたことはないのですが、フランス文学者 奥本大三郎(おくもと だいざぶろう)という方が30年ほどかかって成し遂げられた大事業とのことです。
 次のホームページに詳しく紹介されています。
http://fabre.shueisha.co.jp/
 『文藝春秋』2017年9月号に奥本大三郎さんがお書きになっている「三十年、訳稿一万枚」という文章から、引用紹介させていただきます。
    ◇    □    ○    ※   ☆
 ・・・『昆虫記』はかつての岩波文庫版で20分冊になっていた。中西悟堂さんという詩人で「日本野鳥の会」を創立した方のリライとした『昆虫記』を奥本大三郎さんは小学四年生の時に夢中になって読み、小学六年生の時、岩波文庫版を読んだのだそうです。そのとき、どうにも表現が硬く、難しくて、とても読み通せなかったことが、自分で翻訳、注釈することにつながったのだとのこと。 
  日本では、1915年にファーブルが亡くなって、1922年に大杉栄さんの翻訳で『昆虫記』の第一巻が出版されているのだそうで、フランスでは未だ『子供版昆虫記』というのは見当たらない、と奥本さんは書いておられます。
      ◇    □    ○    ※   ☆
  全部を読み通すことはたいへんでしょうが、少なくとも、中学一年生の国語の教科書に載っていた「フシダカバチの秘密」、アリがどうやって自分の巣に戻るのか、セミは人が近づいたのをどうやって感知して逃げるのか、などのところを抽出してでも読みたいと思います。
 ファーブルが亡くなってから分かった昆虫の習性などについても注釈などで紹介されている労作だそうです。
 セミの習性を知るために、大砲で空砲を撃ったり、アリが通った跡に水をまいたり、砂山を築いて帰り道を妨害してみたり ・・・ 虫たちにとっては大迷惑だったと思われるファーブルの熱心さをたどってみたいと思います。  きっと図書館にはあると思いますから。
0004    ありました。岐阜県図書館に ちゃんとそろっていました。
  図書館のありがたみを改めて感じました。  
  その巻に書かれている昆虫によって、中央の昆虫の絵がハチだったり、カマキリだったり、チョウチョだったりいたします。
  しばらく楽しみつつ読ませていただきます。 完訳に30年をかけられたライフワークを。
 ファーブルさんもこの本の完成を喜んでおられることと思います。
今日も、良い日となりますように。

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