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2019年4月24日 (水)

瀬戸内寂聴さん

 テレビで瀬戸内寂聴さんを、その局のアナウンサーがインタビューする番組がありました。その女性アナウンサー自身も人生相談にのっていただきたいということだったようです。

 昨年結婚したばかりのアナウンサーの悩みは、仕事に打ち込みたいので、子どもを生むか生まないか、仕事と子育ての両立は出来るだろうかということでした。

 寂聴さんは、こう聞きました。「子どもが出来たの?」「いいえ」

 「あなたは、見かけはエネルギッシュだけど、そうでもないのね。まだ、子どもが出来ていないのに、居ない子どものことで悩むなんて」

 「もし、できたら子育てと 仕事の両方が出来るかどうか 心配なのです」

 「あなたなら、大丈夫。立派に両立できます。」

 「私、相談中に泣いたらどうしようと思って心配だったんですけれど、笑い飛ばしていただいて、何とかなるように思えてきました。ありがとうございました」 ・・・

   ◇   □   ○   ※  ☆

  こうした場面になる前に、たくさんの人に講話している場面が放送されていました。

  質問の時間になったとき、三か月前にご主人を亡くした女性が 「寂しくって 寂しくって・・・」と話しながら泣き出して、言葉が出て来ない状態になりました。

  すると、座って話していた寂聴さんは立ち上がって、その奥さんを手招きしました。前に出てくるのを待ちかねたように歩み寄って、優しくハグしながら「お泣きなさい。誰に遠慮しなくてもいいの。こらえないで思いっきり泣きなさい」そして「わたし、京都にいるの 私の家に たずねておいでなさい」 ともう一度ハグしながら おっしゃいました。

 その場面を見ていて、寂聴さんは こうしたときに ご自分のできる最善のことを判断し、それをすぐ行動に移すことを大事になさる方なのだなぁ、と心を打たれました。

 たとえば、被災地の復興を担当する大臣が このときにこの番組を見ていたら 復興への活動に 拍車がかかるのではないか というようなことも思いました。

 今日も、良い日となりますように。

 

 

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